台湾 主権国家として一歩も二歩も前進!
国民党主席選挙で呉敦義氏が勝利した。
馬英九前政権は中台合併を匂わせるような経済政策が続き、
台湾人の反発を招き、台湾を分断する結末をたどった。
馬前総統の後を担った洪秀柱氏は馬氏に拍車をかけるがのごとく中台合併を
叫んだ政策運営をしてきた。
そこに誕生した呉敦義氏は、中国との関係について、台湾の独立を否定した上で、
「中国との統一も難しい」とする現状維持の方針を主張しており、
実質、台湾の主権を強く主張する意思表示であり、
独立志向の強い蔡英文政権と中国との緩衝材になることが期待される。