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第20回全国高等学校俳句選手権大会「愛称・俳句甲子園」予選

2017年08月21日 | 伊予松山歴史散策

 俳句甲子園は、チーム5名で編成され句合(くあわせ)の形式で行われる。

2ームが赤白に分かれて先鋒戦、中堅戦、大将戦というふうに1句ずつ句を出し合って優劣を競いあう。句を読み上げたあとに質疑応答の時間が設けられ、各チームが相手チームの句に対して質疑を行う。審査員5名による評価では作品点(10点満点)に加え、質疑応答において鑑賞力の高かった側に3点以内のポイント加算が行われる。5人勝負では3本先取で勝利となる。俳句甲子園であることから、作品には「高校生らしい素直な句」であることが求められる。

 俳句の聖地、伊予松山は今年、正岡子規・夏目漱石生誕150年を迎え、平成10年から始まった全国高校俳句選手権大会(愛称・俳句甲子園)は、今年20回を重ね名実ともに俳句甲子園となった。

 開催は、平成29年8月19日~20日の2日間で、第1日目は、四国最大の商店街、大街道商店街特設会場、10会場で予選リーグが行われ、第2日目、20日は松山市総合コミュニティセンターで敗者復活戦、準決勝戦、決勝戦が行われた。

 今年は記念大会なので、全国の予選を勝ち抜いた40の代表高校が松山に相集い言葉の表現で競う競技、大会は、高校生を対象とした俳句コンクール、社団法人松山青年会議所、NPO法人俳句甲子園実行委員会が主催し正岡子規没後100年の第4回大会から松山市が後援となった。

 第8回大会から文部科学省より「学びんピック」に認定、平成24年、実行委員会が第34回サントリー地域文化賞を受賞した。

 また、子規の郷、松山市は、「ことばのちからでまちづくりしています。」その活動で生まれた曲が「新井満さんより自費でレコーディングされた(この街で)である。」

平成26年松山市は、子規の俳句に曲を付けて下さいと新井満さんに依頼、曲を作る為に松山市の小学生にアンケートを取った。

その中で一番多かったのが「春や昔十五万石の城下かな」」次に「松山や秋より高き天主閣」で、その句を含む俳句42句を選句して作曲、曲の編成は、序章、第一楽章「ふるさとの春・春や昔」~第8楽章「旅立ち」になっていて、第一楽章「ふるさとの春・春や昔」の局が素晴らしい、リズムは、三拍子のワルツ調で、歌いやすく、親しみのある曲である。是非一度聴いて下さい。

画像は、8月19日(土)大街道商店街特設会場で行われた俳句甲子園大会予選の模様。・・20日(日)は、会場を松山総合コミュニティセンター文化ホールで敗者復活戦・準決勝戦・決勝戦が行われた様子です。

第20回俳句甲子園参加校リスト。

今年は、20回目の開催と、正岡子規・夏目漱石生誕150年を記念して全国から40校の高等学校が参加した。

松山俳句甲子園、審査員の先生方の紹介。

第20回俳句甲子園参加校リスト。

第20回松山俳句甲子園、組み合せ表。

第20回松山俳句甲子園、組み合せ表。

 大街道商店街特設会場に掲示された俳句甲子園開催歓迎板。

いよいよ特設10会場で予選の戦い開始。

両校の戦いで審査員は、紅白の旗を挙げて勝敗を決定する。

戦いの会場に入場する岡山県代表、就実高等学校と神奈川県立津久井高等学校の選手が👏に迎えられて入場。

岡山県代表、就実高等学校、いざ戦い開始。

 特設会場10会場の司会進行を担当するのは地元松山のTVアナウンサーが行う。

仙台白百合学園高等学校の樋野さんの熱弁。

 勝敗は、5人の審査委員により白赤の旗で判定される。

最近TVで人気の夏井審査員、審査の講評ををする。

熱心に審査する審査員。

大街道商店街に設けられた特設会場。松山は俳句人口の多い所、熱心な俳句愛好者が会場に駆けつけて戦いを観戦大きな拍手が起こる。熱い会場の中、熱い戦いが繰り広げられた。

 

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