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秋山眞之を偲び生誕150年祭が開催されました

2018年03月23日 | 伊予松山歴史散策

3月21日(春分の日)、愛媛県松山市歩行町にある秋山兄弟生誕地に於いて秋山眞之生誕150年祭が盛大に開催されました。

この日の天気予報は、降雨率100%終日雨天の予報でテントを張り雨天でも支障のないように準備をしていましたが不思議に日差しが差す天候に急変、式典、お茶会、琴の演奏会、餅つき等全ての行事が終わった3時過ぎから本格的な降雨となりました。

好古、眞之生誕祭は平成17年から毎年開催していますが一度も降雨のない好天の下開催が出来ております。

さて、

秋山眞之生誕150年祭は、眞之のお孫さの青山芳之さん(眞之の次男、固(カタし)青山家に養子の嫡男、東京在住)、をお迎えし、愛媛県知事、松山市長、生前深い交友のあった山下亀三郎家の関係者、地元市民約200名が参加して秋山兄弟生誕地武道館で開催されました。

式典は初めに、秋山兄弟生誕地を管理している、公益財団法人常盤同郷会、平松昇理事長の挨拶で始まり、愛媛県知事、松山市長、海上自衛隊第一術科学校校長、中畑康樹海将補、眞之の孫、青山芳之さんの挨拶がありました。

青山芳之の挨拶の中で、「眞之の名前を知っている人も少なくなってきましたが、司馬遼太郎さんの小説「坂の上の雲」、「NHKスペシャルドラマ坂の上の雲」の放映で再び知る人が増え有難いと挨拶されました。

そして、秋山眞之の孫でありながら姓が青山についても説明があり、姓は違うが正真正銘の秋山眞之の孫でありますと挨拶の中で話されました。

最後に秋山眞之の胸像に献茶が供えられ式典は終わり、式典後は、眞之に捧げる琴や水軍太鼓が演奏され、特設のお茶席で参列された人達は暫し眞之を偲んでおられました。

参加した女子小学校6年生は、私たちが住んでいる町に歴史に出て来る立派な人が居た事を今日初めて知りました。此れからも勉強して友人、知人たちに語り継いで行きたいですと話していました。

そして、今回の特別行事である、記念講演が開催されました。

講師は、秋山眞之の後輩にあたる、海上自衛隊第一術科学校校長、中畑康樹海将補の「演題は、伝統の継承~秋山眞之の功績と海上自衛隊」と題して講話されました。

午前9時30分開式、秋山眞之生誕150年祭開催で挨拶を述べる、公益財団法人常盤同郷会、平松昇理事長。

秋山眞之生誕150年祭開催で挨拶を述べる、愛媛県知事の代理で式辞を代読。

秋山眞之生誕150年祭開催で挨拶を述べる、松山市長代理の副市長。

秋山眞之生誕150年祭開催で挨拶を述べる、海上自衛隊第一術科学校校長、中畑康樹海将補。

秋山眞之生誕150年祭開催で挨拶を述べる、眞之のお孫さんの、青山芳之さん(眞之の次男、固(カタし)青山家に養子の嫡男、東京在住)

秋山眞之生誕150年祭で、秋山眞之の胸像に献茶。

生家中庭の眞之の胸像にもお供え物が献上された。

150年祭を祝し正派邦楽会、大師範・琴・三弦前谷雅貴社中の皆さんが演奏した。

琴の演奏の次にネッツ瀬戸内の有志の勇壮な水運太鼓が披露され式典は終了。

その後、生家座敷で、伊豫売茶流・天山会の家元が主宰するお茶会、生家庭では記念の餅つき、記念講演会が武道場で開催された。

秋山眞之生誕150年祭とあって、地元マスコミTV5社と愛媛新聞から取材に来ていた。

生家の座敷で開かれた、伊豫売茶流・天山会の家元が主宰するお茶会で、暫しお茶を頂ながら在りし日の秋山眞之を偲んでおられた。

お茶会に用意されたお菓子「坊ちゃん団子」です。

坊ちゃん団子は、夏目漱石小説「坊ちゃん」に出て来るお菓子で、漱石と秋山眞之は東京大学予備門時代の同級生、そんな関係で坊ちゃん団子が使われました。・・なお、東京大学予備門で秋山眞之は、夏目漱石、正岡子規と共に勉学した友であり、子規は松山中学時代からの同級生であり親しい友であった。

生家中庭にある秋山眞之の胸像の前で記念の餅つきが行われ、参列の皆さんに振る舞われた。

つきあがったお餅を手際よく仕上げる秋山兄弟生誕地の女性研究員で、日頃秋山邸に見学にお越しになる皆さんをご案内しています。

秋山兄弟生家で、今回はここがお茶席となりました。

予報は降雨率100%であったが、天候は急変し日差しが差す好天となりいい生誕150年祭が出来ました。

生家中庭では、眞之が大好きだった「いりまめ」を用意し特別頒布しました。

午前11時から、秋山眞之生誕150年祭、特別記念講演会が開催された。

記念講演の演題は「伝統の継承・秋山眞之の功績と海上自衛隊」で講師は、秋山眞之の後輩で、海上自衛隊第一術科学校校長、中畑康樹海将補(愛媛県立松山東高校卒)が眞之の功績を辿りながら、現在の海上自衛隊の活動と、往年の伝統を受け継がれている経緯を講演されました。

講師紹介

中畑康樹海将補は、昭和38年宇和島市生まれ、昭和51年松山市に転居、昭和56年愛媛県立松山東高校卒、防衛大学電気工学科卒、海上自衛隊幹部候補生学校卒、護衛艦「せとゆき艦長、第4護衛司令、第3護衛隊群司令、練習艦隊司令、防衛監察本部監察官を経て、平成28年12月より海上自衛隊第一術科学校校長。

秋山眞之生誕150年祭、特別記念講演会で講話される「海上自衛隊第一術科学校校長、中畑康樹海将補」

海上自衛隊第一術科学校校長、中畑康樹海将補の講話を熱心に聴く参加者。

中畑康樹海将補は、愛媛県立松山東高校卒、防衛大学を卒業された正に秋山眞之の後輩になられます。

秋山眞之生誕150年祭、特別記念講演会終了後、秋山眞之の孫、青山芳之夫妻と第一術科学校校長、中畑康樹海将補、常磐同郷会平松理事長、鈴木常磐同郷会理事との記念写真撮影。

秋山眞之生誕150年祭、特別記念講演会終了後、秋山眞之の孫、青山芳之夫妻と第一術科学校校長、中畑康樹海将補、常磐同郷会平松理事長、秋山兄弟生誕地研究員一同の記念写真を撮影し全ての行事は終了した。

 

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