朝霞市にある武蔵岡城があっという間に見終わってしまい、不完全燃焼だったので
急遽別のお城に行くことにしました。
バスの時間まであるし、何より体力が余っていたので、朝霞台駅まで歩くことにしました
行きに通った川沿いではなく、東洋大学の脇や畑の続く道を歩いていたら、マンホール(すでに載せているマンホールです)を見かけたりしてあっという間だった
朝霞台駅は東武東上線ですが、接続駅であるJR武蔵野線の駅は北朝霞駅と駅名が違います。
ここからは武蔵野線に乗り、2駅先の東所沢駅に向かいました。
武蔵野線の線路には、東京の人には珍しい貨物列車が通ります
東所沢駅前はちょっと寂れた感じ、朝霞台駅とは大違いでした。
駅前でバス路線&時刻を確認してみると、10分後にバスが出るのでバスで向かいました。
その名も城バス停で降り、歩くこと3分くらい・・・目的地のお城跡に到着
色んな表示板や幟が出ていて、街がこの遺構を大事にしているのがわかりますね
なかなか広そうで、期待が高まります
さっそく二重堀跡が。
複雑にうねった空堀があり、テンションが上がります
柵があったのでその外から撮影するしかないかなと思ったら、柵が途切れたところがあり、階段などもあり中に入れたので、土塁に上がってみました。
右に左にとうねっています
物見櫓跡です。
滝の城の築城時期についても明らかになっていないそうですが、平安時代末期築城と考えられているそう。
かなり歴史ありますね
戦国時代は北条氏照の八王子城の支城として使われたそうです。
天正18(1590)年の豊臣秀吉による小田原征伐の際には、浅野長政が率いる豊臣方の軍勢に城北側の大手方面から急襲され、八王子城とともに落城、廃城になったそうです。
本丸跡に到着
この辺りは、7世紀ごろの横穴墓群でもあったようです。
その後平安時代に、お城を築城したんですね。
城山神社本殿です。
武蔵野線が通っていきました
現在滝の城址公園として整備されています。
城山神社脇にはお稲荷さんもあり、夫婦樫が立っていました。
家庭円満・縁結び・子授け・安産のご利益があるそうです。
ここはかなり広いお城跡でした。
さらに歩くと、四脚門跡がありました。
わかりように、三角の木枠で囲っていました。
終わりかけでしたが、紅葉した木が夕日に照らされて綺麗でした
空堀を歩き、ご機嫌な主人
三の丸跡
本当によく保存されていて、見ごたえあります。
この日も発掘調査をしていました。女性の方もいましたよ。
階段状のものが見えますね、また数年後にでもどんなところかわかるようになるのかな。
今も大規模に発掘調査をしていることに驚きました。
結構な人数で作業していましたよ。
これからも楽しみなお城跡ですね。
滝の城跡
埼玉県所沢市城23-1
西武新宿線/池袋線所沢駅東口、JR武蔵野線東所沢駅、または東武東上線志木駅南口から西武バス所52系統で城バス停下車、徒歩3分
西武池袋線清瀬駅北口から西武バス清64系統で台田団地バス停下車、徒歩10分