おはようございます。
日本最高水準の耳鼻科・神尾記念病院で治らなった患者が当院に大勢来院することから、「営業妨害」だと妬みのクレームが来る難聴専門鍼灸院。
日本で唯一の、離島を旅する難聴治療専門鍼灸師のチベットです。
人は理解できないことを嫌う。
わかりやすい答えを求め、手取り足取り教えてもらわないと「できない」と文句を言う。
今の時代、見て覚えろだとか、感じろ、とかいうとパワハラだの嫌がらせだのと文句をいうバカが多いよな。
あのさあ、
わかりやすく教えてもらって満足か?
いちいち理由を説明してもらって、リスクを十分承知して、納得できてからじゃないと行動できない。
それで?
そんな風にわかりやすく解説してもらって、教わって、それで何が身につくってんだよ。
勉強ってのは、わからないことをわかるようになることじゃないよ。
練習ってのは、できないことができるようになることでもない。
何がわからないのかをはっきりさせることが勉強で、
「こういうやり方ではできない」ってことを見つけるのが練習だろ。
わかることを考えたって無駄だし、なにも成長しないだろ。
できることを積み上げたところで、それでなんで「できないこと」ができるようになるんだよ。
わからないことをわからないまま覚えればいいのに、
自分の頭で理解しようと無駄な努力をする。
今の自分が簡単に理解できることが、いったい何の役に立つんだよ。
物事には、常に裏と表が同時にある。
裏と、表があるんじゃなくて、両方同時に存在し、切り離すことはできないんだよ。
コインの表があれば、裏があるってことだし、
裏がないコインはコインじゃない。不良品だろ。
物事には、常に逆の考えが同時にある。
ひとつ何かを見つければ、その逆が同時にそこにはある。
物の見方を変えることが訓練であり、修行なのに、
わかりやすく教わったがために、せっかくの疑問が浮かぶチャンスをつぶしてしまう。
すぐに使える技術を学べば、そんなものはすぐに通用しなくなる。
でも、教わった内容がわからないと、人は自分がわかるように変えてしまう。
そして、大切なものを見失う。
失ったものは、二度と戻ることはない。
疑問は考えることではなく、思いつくもの。
正解なんかそもそもなくて、あるのは疑問だけ。
疑問に対する疑問を出すと、最初の疑問には答えが出てる。
それが世界の法則だ。
疑問を出すために、答えを探さない。
だから学校教育にはそもそも無理がある。
一つの答えより、10の疑問を出せ。
それが弱者の生きる道。
チベットでした。
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