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※2017年2月の情報です
 
 
ミシュラン2つ星に加え、世界ベストレストラン50でアジアNo.1に選出されたこともあり、昨年のランキングでも日本で最高峰と、とにかく今日本でナンバーワンシェフに間違いない成澤シェフのランチを頂きましたのでそのご報告。


ちなみに、後日頂いたディナーにつきましてはこちら
【南青山】《NARISAWA ナリサワ》アジア1位・ミシュラン2つ星30000円誕生日ディナー 

 
2月のお話なので、若干冬の要素があることご了承下さい。その辺りの季節感のズレがぶっ飛ぶくらい凄い内容でございますがゆえ。
 
 
 
だいたいこおゆう話を取り付けてくるのは、こちらでもすっかりおなじみとなりました(と私が勝手にそゆことにしている)我が親友にして悪友のネイルサロンこゆびちゃんですよ。
 
ここんとこ毎月恒例化しているネイルチェンジ兼ランチorスパ会の場所ぎめを昨年末から奴に主導権をあたえたところ、エビアンスパグランドキッチン、そしてナリサワさんの25000円のランチときましたよ。
次から次へとホント面白い。
 
いったいどーするとこんなとこ思いつくのか、たしかにお名前存じ上げてはおりましたけれども、なんか特殊な人が行くというか、予約にも一苦労なイメージで自分だったらあまり選択肢に思いつかないところ、さすがだわーとか思いながら出向いたわけです。
 
 
あ、ちなみに、
 

ドレスコード

 
特に決まっておりませんが、お店の雰囲気からして女性はワンピース、男性はジャケット着用のスマート・カジュアルが妥当かな、と思います。
 
 
 
お店入ったら外国人のお客様率高くてびっくり(-@∀@)
華僑、コリアン、欧米人、我々日本人は少数派でした。すごいな世界のナリサワ。
 
 
 

ウェルカムドリンクが日本酒🍶

 

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最初から面食らうですよ。
 
 
そしてシャンパンも攻めます。

ドン・ペリニヨンヴィンテージ(2009年)🍾

 

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もはやここで値段を聞いてはいけない。
 
 
メニューまでもシャレオツだぜぃ

 

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ちなみに冒頭にも挙げたこちら、こゆび巨匠がiPhone Xで撮影した作品。
 
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なんかすごいな、おいw、てことでアイキャッチ画像に盗用するに至りました。ありがとうございまぷ。
 
 
いよいよ…実食!

NARISAWAの料理ジャンルとは?

 

お箸で頂くことが多かった、フレンチでも和食でもない、このお料理ジャンルは「イノベーティブ里山キュイジーヌ(革新的里山料理)」といふものでして、日本の里山にある古き良き豊かな食文化をNARISAWAのフィルターを通して料理で表現していくという独自のジャンル。

 
日本の里山文化が本来持つ、人と自然が共存し、寄り添いながら生きていくという「自然(じねん)」の精神で、心と体に有益で自然環境に対して持続性のある美食を提供し続けますとあるのですが、ゲンキンなえりおはメニューにある「ウニ」「スッポン」「車エビ」「」「神戸牛」の文字ががアタマから離れない体たらく。
 
さてこれからどんなものが出てくるのでありましょうか。
 
 
 
まず、いきなり来ました。雪だるま⛄️
 

里山の風景・森のエッセンス

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檜の薫りが溢れる檜エッセンス水でまずは森の中にいるような感覚を味わい、

葛粉チップスに、パウダーはおから、雪だるまはカブでできています。

まるで里山の風景のような、これが里山キュイジーヌの序章であります。

 

 

森のパン2010・苔

 
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パンはテーブルの目の前でまずは発酵させるところからスタート。
とりあえず見せて頂いてすぐ引っ込んじゃった。
 
 

北海道 ウニ・佐賀 自然薯

 
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なにやら磯辺焼き形式。
 
 
フワフワ焼かれた自然薯の中にはとろりとウニがたっぷり。たまらん。
 
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静岡 スッポン・石川 黒文字

 
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スッポンと鶏肉のつくねをすっぽんスープと一緒に頂くんですってよ。
 
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香ばしくて美味しすぎて言葉が思いつかない。
 
 
 

と、ここで先ほどのパンが再登場。

覚えてましたか?
 
脂をひいて焼き蒸らします。
 
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と、この状態でしばし待つ

 
 

北海道 毛ガニ・東京 湯葉・静岡 カブ

 
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カブの器と中身とごと頂ける一品。
毛ガニは味噌も身が器に詰め込まれていました🦀
優しいお味のソースは湯葉と白味噌仕立て
 
 

と、ここでパンが出来上がり

 
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ゎたくすは2杯目
 
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富山県の白ワイン。
これ、美味しくて、3杯目まで行くことなりますww
 
 

焼きたてのパンと、、コケ??

 
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実はこれ、ほうれん草とオリーブをコケに見立ててバターにコーティングしてるのですよーん。
 
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ほら、切ってみるとバターでしょぉん⤴︎
 
発送がぶっ飛びすぎて素晴らしいですよ。よく思いつきますよね、ほんと。
 
 

さらにここでまさかのナリサワシェフ登場

 
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ものすごーく物腰柔らかい方。思い切って一緒にお写真お願いできないか、聞いてみたら快諾してくださりました。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ってこういう事を言うんでしょうね。はやくその域に達したい。
 
 

”灰 2009” 海岸の風景

 
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わりかしまんまダイレクトにイカ🦑⁇
 
ここにこーんな演出

 
液体窒素と粉末状にした焦がしパプリカですってよ。
 
ま、職業柄あんまし液体窒素には驚かないのですけれども、他業種の方が液体窒素を思いつくのはすごいなとか何とか思ってみてたりして。
 
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柔らかいヤリイカの下にはパプリカのソースがしいてありました。
 
これね、温かいヤリイカが、冷たい液体窒素のパプリカパウダーで少し冷めてしまいました様にお見受けしたので、ちょっとアツアツが恋しかったかなあ。
 
 

沖縄 車エビ・北海道ホタテ

北海道礼文島 蔵囲い昆布

 
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こちらはこゆびくん撮影の横からとおいらの上からアングルもどうぞ
 
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エビとホタテのシンジョウの上には、
鮮やかな根菜類がのっていましたきらきら
出汁は3時間かけてとった昆布出汁でほっこりなお味
 
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愛知 ウズラ・岐阜 十穀米・佐賀 ゴボウ

 
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香ばしく焼かれて骨付きのウズラ、
フィンガーボールが用意され、このまんまかぶりつけとよ。もちろんそのまま手でかぶりつきましたよ並 ウズラ
やっぱり食べるからには骨の近くの美味しい所まで食べないとね⤴︎
 
上には黒トリュフ、下には十穀米のリゾットが。
 
 

静岡 赤座エビ・三重 花野菜

 
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赤座海老は味噌つき。
鶏肉と豚肉でとったスープに、オリーブオイルもきかせた絶妙なコンビネーション
 
 

愛知 フグ🐡

 
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フグのカマのフリットと白子登場。
 
またも、フィンガーボールつきでかぶりつけと。
こんな美味しいフグの唐揚げそうそう食べられまへん。
脂がのっていて、感動モノです。
 
 
白子に浮かんでいるのはフグの身の部分。
 
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まあ、身とカマの違いよくわかってないのですが、(魚詳しくないww)フグのあそこもここも白子まで、全て網羅できるのはたまりませんよ🐡
 
 
 
 

"炭 2008" 兵庫 神戸牛

 
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そう、出て来たのこの「炭」の塊
いったい何がどーなってしまったのでしょーか。
 
タネを明かせばこんな感じ
 
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まずこれ、炭ではなく、焦がしたネギで炭に見立てて焼いた神戸牛
 
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横のこちらは太鼓ゴボウと海老芋
 
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ソースは赤ワインと牛の出汁ソースで、
お肉の味わいを活かした調理法。
 
添えられた極太の太鼓ゴボウもまるで木の年輪のように見立てられていて、演出、お味共に素晴らしすぎました。いややっぱり神戸牛はやばいね🐃
 
 

福岡 イチゴ・岐阜 ニオイコブシ・鹿児島 葛



 
イチゴ・イチゴ・イチゴ🎶🍓
 
イチゴの温かいソースにアイスクリームがとけて、究極のイチゴミルク完成😍
 
 

京都 きな粉・徳島 和三盆・鹿児島 黒糖

 
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次から次へと美味しいデザート攻め🍨
 
 
しかーし、この和なデザートにカプチーノを頼んでしまうという痛恨のミス。
 
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砂糖何にしますか?聞かれて茶色いのにしてくださいと申し上げたら、こちらが
 
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どこまで粋なのだ
 
 

福岡 八女茶

 
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抹茶のモナカまで出て来て、いやすみません、やっぱりここはお茶であります、てことで、こちら追加。
 
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そうこうしてたらお店に誰もいなくなってて激写。
 
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いやはや、これが25000円のランチか。そりゃ25000するわ、と、なんか高いものにここまで納得したのは久しぶりかもなランチでした。
やっぱり、高いものは美味しくて当然と思ってしまうので、普通はやっぱり美味しかったな止まりなのですが、ここはそれを超えてきたというか、なんか25000であることに心から納得できたというか、表現が難しいですな。

接客も良かった。皆さん英語が流暢で、外国のお客様にもジョークも交えたメニュー解説。むしろ我々日本人にはジョーク無しでしたよ。
 
とにかくもうなんだか凄い世界を垣間見てしまいました。こんな世界を紹介してくれたこゆびくんほんとにありがとうございまつ✨

 
NARISAWA


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