コナラ伐採1日目 17年11月10日 記録更新

2017年11月17日伐採

2017年11月10日ほ、ん、ば、ん、だ!
こういうとき某漫画のセリフ「待ち受けているのは、『確実な死』か『辛うじて生』…」と独り言呟いてます。
いやまあ深い意味無いけど。

上の写真に映っているコナラ達を伐っていく予定です。
色づきもなかなか良くなってきたので。

 

ひとまずちょっと残っていた中くらいの木を伐採。
新品のソーチェーンめっちゃ切れるのでンギモヂイイ!!!

そして作業開始早々に、裂けにひっかかってチェーン持っていかれる。
手鋸でちまちま救出しました。
こいつほんまよう裂けるな!

 

次は直径25cm前後のコナラですが、斜面下に倒そうとしたらかかり木
「あぁ~枝張りが意外にきつかったか。運悪かったな」と思ったら受け口の角度自体間違ってました。

コナラ「俺のせいにすんじゃねえよ」
僕「はいすいません」

とりあえずつる切って根元落とそうとしたら、またもやガイドバー挟まれる!
クサビとか使っても動かなかったので、結局横方向にチルホール使って救出しました。

コナラ「ちょっとミス多くないっすか?」
僕「はいすいません」

そのまま横に倒そうとしましたが、枝がきつくかかっていて動かず…

しょうがないので根元を引きずって倒そうとしましたが、これも無理でした…。
元玉切りしていくらか短くして、再度チルホールを引く。無理。を3回繰り返す。
元玉切りした瞬間根元が振り子のようになって、先端が逆に斜面上側へ向かってくる危険がありましたから恐々行いましたが、それでもやっぱりリスクあったわな…

結局ロープをぶん投げて上の方にかけて、もやい結びで輪を作ってチルホールで引っ張って、上方伐倒しました。
直径25cmクラスに2時間もかけてしまった…。

 

低木と中くらいのコナラを伐採したことで空いたスペースに向かって、遂に大木のコナラを伐採していくこととします。
見た感じ重心は斜面下に向かっているようですが、大きいし枝張りによっては思いがけない重心位置になりそうなので、ちゃんとチルホールで確保しておきました。

「まあそこそこ太いけど許容範囲内だろ」と舐めてかかりましたが、受け口作り始めると「あれ?これでかくね?」と思うようになってきました。
確かに受け口は直径の1/3くらいで、大きくしすぎたことは無いはず。
でも両側からガイドバー差し込まないと全然届かない!

新しいソーチェーンなので受け口作るのも追い口切るのも早くて楽々です。
で、「パキン…」という音がしたので退避。
意外な轟音が鳴り響きます。

 

切り株直径は何と52cm!
特に意識せず昨シーズン伐ったコナラよりも10cm近く太いの伐っちゃったよ!
あるぇー?(・3・)
太めの木を伐るのに慣れてきたということ?

 

しかし、この辺りからガイドバー先端のスプロケットギアが回りづらくなってきて、摩擦熱持つようになってきました。
マイナスドライバーでちょっと広げてギアがスムーズに動くようにしてみたりしました。

 

チルホールは滑車とセットでセット(シャレではない)したのですが、枝葉が邪魔で回収難しかった!
しかし鉈で払ってしまうと葉がらし出来ないし…というわけで気合で掻きわけて行きました。

 

樹体には4mスリングベルトをかけていたのですが、ピンポイントで倒れている枯れ松に結び目が引っかかって取れなくなった!
なんぞこれ運悪すぎ!
もう数cmずれていれば問題なく回収できたのに…

「別のコナラ伐採すれば衝撃でずれるだろ」と思って、この時は回収せず。
まだ他にもあるしね。

 

次は並んだ2本です。
写真を見ると向かって左側は大きく、右側は小さいです。
しかし両者はつるで繋がっており、そのまま一本倒すと引っ張られて変な方向に行ってしまう可能性があります。
というわけで、小さいコナラに受け口と倒れない程度の追い口を予め作っておき、大きいコナラと一緒に倒してしまう、という戦略を取ろうとしました。

 

で、小さいほうに追い口切っている時に本日3度目のガイドバー挟まれ。
…つるで繋がっている割には斜面下への重心が強かったんですね~。
クサビとハンマーで救出しようとする。無理。
細いロープを投げて引っ掛けて引っ張ってみる。無理。
結局、大きい方にかけてあったチルホールのワイヤーを外して細い方にかけ直し!
ああああああ!面倒くさい!
そしてチルホールで引っ張っていたらつるがするりと抜けて普通に倒れたよ!
ああああああ!!!!!

気を取り直してようやく大きいほうを伐ろうとしましたが、やけに刃が引っかかって何度もブレーキかかったようになります。
チェーンもよく外れたし、一体何が原因?
ソーチェーンは新品に替えたからクラッチ?ガイドバーが若干曲がってる?
巨大な受け口を作っている時に燃料が切れたのでついでに目立てしたら、若干引っかかりが少なくなりました。さっき伐った大きいコナラの影響?

斜面なので追い口が切りづらくやけに時間がかかったし疲労も溜まって来たので、ちょっといい加減な気持ちになってきました。
追い口をだいぶ伐って若干口が開いたように見えたのですぐに退避。倒れない。
滑車を付けてないチルホールを引くと「メキメキ…」という音がしたので、すぐさま山の中に逃げていきました。

切り株直径は55cm。もう記録更新です。
これも意外に太いものでしたね。
コナラは太くなりやすいのかもしれませんが、樹高は25m程度で納まるのかな。
でもやっぱり重心分かりやすいものでも、直径40cm越えとかはチルホール使ったほうが安心かも。追い口の深さを慎重に調整しなくても何とかなるし。
ガイドバー以上の太さだと受け口と追い口も綺麗に作りづらく、強力に牽引しておけば多少のミスはカバー出来ますからね。

 

今日はガイドバーの挟まれなどによって当初の予定より今一つな結果でしたが、まあ今まで生きてきて一番太いものを無事に伐採できたから、及第点としておくことにします。
低木伐採とコナラ伐採が終わった空間は、感覚的にも皆伐地と相成りました。
そう言えば結局4mスリングベルト回収できないままだった…。

夜にチェーンソーについて色々調べてみたら、スプロケットノーズバーは突っ込み切りとかすると先端に負荷がかかって、スプロケットギアがいかれたりするらしいです。
全体が合金のハードノーズバーだと突っ込み切りしても大丈夫らしいですが、高価だし、抵抗少し大きくなるから本体の排気量少ないとチェーン速度が遅くなってしまうらしいです。
先端だけ交換できるタイプのガイドバーもあるようですが、先頭部品だけでもノーブランドのスプロケットノーズバーと価格はそんなに変わらないっぽい。
低木伐採のときは古いガイドバー使って、コナラ伐採のときは新しいもの使う感じにしたほうがよい?

結局安いチェーンソーで伐りまくりたいなら、最も負荷がかからない体勢で使うのがベスト?
突っ込み切りは極力避けて、基本的にガイドバー下側だけで引き回しする感じ?

 

補足

チェーンソーについては色々自己解決しますた。多分。

 

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