リズムはなぜ行うのか?
泥んこ、水遊び、充分なハイハイ運動など昔ながらの保育が、現在では科学的に有用であることが証明されています。幼児期は植物でいえば根を張る時期です。人間にとっての根とは、言語能力と運動能力の事です。
運動能力が発達し、イメージ通りに身体が操れるようになると子どもは自分に自信を持ちます。運動能力を身につけるためには、毎日の生活の中で、よく食べ、よく寝たうえでよく動くことが必要です。よう動く、よく遊ぶ方法として「リズム運動」があります。
運動能力、手足の発達は脳と密接につながっており、足裏や足指の発達、手指を操作する能力の発達は、言語発達と関係します。
リズム運動は「全身を動かし身体をしっかり作ること」を目的としています。
子どもたちがピアノの伴奏に合わせて走ったり、跳んだり、転がったりします。リズム運動を重ねると自然と体力がついて運動能力が高まります。
また、リズム遊びは生物進化の法則に沿って創られたと言われ、お母さんのお腹の中で遂げてきた進化の過程をリズム運動に再度取り入れることにより、産まれてからの育ちで十分でなかったところを補っていきます。
内容や効果については追って記載していきます。次回は発達ということに視点を置き記載していきます。