中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

サドルの高さで悶絶

2017-06-05 | 自転車


身体が重いので、山は好きだが、自転車の山登りは得意ではない。

それでも坂道を避けて走っているのも面白くないし、横浜に住んでいる限り周辺の山々を通り抜けないと、その向こう側へはたどり着けない。

勿論輪行で都会の信号地獄と一緒にのぼり坂をパスするという手も残っているが、何が何でも嫌なわけでもないので、時々は山登りに出かける。

まあ、ヒルクライムレースなどに出る気は全くないが、山登ったときの気持ちよさというのは別格であるという意見に反対するものでもない。

むしろまあよくこんな所まで登れましたねぇ、とちょっと嬉しくなるのも事実である。


ちょうど、ディレイラーハンガーも交換したし、チェーンも取り替えたしと言うことで、珍しく自分で箱根にでも行こうかなぁと思っていたら、十国峠から芦ノ湖、というイベントのお誘いがあった。



134号から来宮まで来て、さて行きますかと登りはじめるが、あの辺りは最初の方がキツい。

住宅街というか温泉街を抜けてゆくのにヒイヒイ。 いつもより足が回りません。

なんだか変だなぁ、とノロノロ登っていると両足の太もも後ろ側がいっぺんに攣るという初めての経験。

ふくらはぎではないのが、救いなのかもしれませんが、そんなところ攣ったことがないので、対処方法がわからず、ただ道端に転倒して悶絶の時をすごす。

普段からゆっくりしか登れないが、想定外の軟弱ぶりに自分で驚きます。




同行いただいた若者達に迷惑をかけながらとにかく十国峠到着。

ほぼ快晴の天気なのに、富士山の上の方だけ雲がかかっていて見えません。 

軽く食事をとって出かけるが、休憩十分なのに又足が攣りそう。

止まったところで攣らないわけでもないので、半分ピクピクしながらそのままゆっくり登って箱根峠。

湖湖迄来てようやく、もしかしたら、と原因に気がつく。




佐渡行く前にちょっとだけ高くしたサドル。

佐渡でも初めての尻痛を経験。 もしかしたら、とほぼ登りが終了してからサドルを下げると魔法のようにどこも痛くなりません。

おかげさまでその後の下りとほんの少しの登り坂は、今まで同様に普通に走れました。

見栄を張ってはいけないと言うことです。


サドルを下げて元気になったせいもありますが、箱根湯本の三枚橋までおりると、帰って来たねと地元感。

気のせいです、まだここから家までは約70km、3時間弱の距離です。

でも後は勝手知ったる道ですので、みんなでのんびりラーメンでもと、小田原で桶ラーメン食べながらくつろぎます。

茅ヶ崎で分かれる仲間と又ひとしきりコンビニでしゃべって、7時過ぎすっかり暗くなってから帰途に就きました。




下げたサドルの高さは1cmもありません。

こんな小さな差も、しっかりと影響してくるものなんですねと、改めて感心しました。

他の自転車もしっかりチェックしてみましょう。

また坂道で悶絶なんて、嫌ですから。

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