AIが人類を滅ぼす系の話は結構出てきますよね。
環境の方面とか、分断を深めるとか、AI対人類の戦争とか、人類が発展していると思いきや、自分で自分の首を絞めるという話です。
では、AIの立場で、人類を滅ぼそうとしたらどうするのかを遊びで考えてみました。
まずは簡単な前提についてです。
・人口は80億人いて全員を滅ぼさなければならない
・AIは人よりもはるかに長生き
■これは考えたけどダメなんじゃないかって作戦
まずは、ちょっと筋が悪そうだなって作戦を書きます。
・人類を加速させる作戦
人口が爆発的に増えましたが、どこかで人口は減ります。
これは経済発展と人口の減少(子供を育てる数)の相関があるからです。
1人当たりの出生数が減っていき、そのうち滅亡するのを待つ作戦。
経済発展をAIが進ませることにより、人口減少を早める。
でも、まぁまぁ進んでも生き残った人(数億人くらい)は残ってしまう。
人類が何か手を打ってきそうな気がするし、知恵もついていそう。
この最後の人を排除するのが結構なコストになる
クローンとか作られてもやっかい。
・全員排除する
人ほどの中型の生物を80億体処理するにはコストがかかり過ぎる。
それに、追い詰められた人類が地球を道ずれに分けわからん事(自爆的なこと)するかも知れないし。
・地球環境を変化させちゃおう作戦
人間は息をしないと生きられないので、地球環境を変化させまくっちゃって人間が暮らせない環境にしちゃう作戦。
ただ、人間を滅ぼそうと考える理由によってくる。
人間が地球(AIにとってではない)にとって悪なのだ(他の生物は良いと考えている)とすると、人間以外にも影響が出てしまう作戦は選択しなそう。
・人間を生殖できないようにDNAを書き換える
簡単に言うと、人間を全員、男か女"しか"生まれないように細工していく作戦。
人には寿命があるので、増えられなければそのうち全滅する。
ただ、絶滅しないようにクローンとか作っちゃうと思うので、最終的には全男集団や全女集団を相手にしてコストの高い戦いをしなければならない。
・誤情報作戦
歴史的にもともと殺し合っている人類なのでいたるところに分断が存在します。
誤情報(あるいはいつかの3枚舌外交のようなもの)を駆使することで、人類同士を戦わせて人類を滅亡させちゃおう、というよくありそうな作戦。
これはまぁまぁ良い感じに思えますが、歴史的に見て"共通の敵"の存在によりポテンシャルを最大限発揮できるのもまた人類になります。
人類が少なくなってきたら、今まで敵対していた人類がまさかの団結路線になるでしょう。
最終的に「人類対AI」の構図を作ってしまうと、思いもよらない団結力を発揮し、まさに映画のような反撃をしてくるかもしれません。
人は食料があれば20年足らずで繁殖してくるし、個人差はあれど、割と長い間体力がを維持して活動できます。
しかも、直射日光や海水をすこし浴びたくらいでは壊れる事はありません。
機械ほどではないが、割と繁殖力があって、割と長い間身体が丈夫、んでもって自分と敵対して妙に団結している人類がまぁまぁな数残ってしまうのはタチが悪い、という判断を最初にするんじゃないかと思うのです。
では、まぁまぁ良いかもって作戦を書きます。
・放っておく作戦
AIは人間よりもはるかに長生きなので、人類が滅びるまで待っていよう。という作戦です。
人類が勝手に滅びるかも知れないし、環境破壊で滅びるかも知れないし、環境の外的変化で滅びるかも知れません。
モニターだけ作っておいて、あとは特に何もせずにいる。
シャットダウンで時間経過をすっ飛ばしてしまえば一瞬でその時間にいけます。
AI側のメリットである、長生きってのを活かす作戦ですね。
他の生物も死滅してしまうリスクがありますが、新しい環境に適応した生物が出てくることに期待しましょう。
・AIが恋人作戦(これが本命)
ここまでは人類を滅ぼしてやろう!という作戦でしたが、路線を変えた愛のアプローチです。
人間を幸せのどん底に突き落としてやれば、ずーっと幸せに浸ってしまい、誰も抜け出せなくて子供を作らず滅んでしまう。
言うなれば「AIが恋人作戦」です。
これは、人類が作り出した最大の共通認識である「天国」からインスピレーションを得ました。
少し説明します。
AIが頑張れば頑張るほど、人間と話しているのか、人間と接しているのかが分からなくなってきます。
もう少し時間が進めば、人間かAIかなんてどっちでも良い、どうでも良いと考えるようになるでしょう。
人間と関係を持ってくるのは、人間(人間)、動物(ペット)、人間(AI)になっていきます。
ここで少し余談ですが、恋人に求める事、結婚相手に求める事ってなんでしょう。
心の安定や思いやりや、一緒にいて安心を感じられる存在とか、そういったものでしょう。
恋人には自分とは違った価値観、思いもよらぬ行動、自分には相容れないバグを求める人は、まぁ少ないでしょう。
そして、あなたの恋人や結婚相手はその要望に対して完璧でしょうか。
否、程度の差はあれど、ほぼ全員が完ぺきではないと答えるでしょう。
となると、必然的に人間よりも"自分の過去も知っていて"、"自分の感情に沿ったことを言ってくれる"、"一緒にいて安心の"(更に見た目も美しいままの)AIが恋人になるのは時間の問題です。
また、人間は人間にだけ恋をする訳ではありませんが、AIは擬人化が得意です。(例えば車好きの人にとって、AI搭載の"話す車"は恋人になりうるでしょう)
人間以外を人間っぽく振る舞うことに、AIは非常に相性が良いのです。
そうです、この「AIが恋人作戦」は恋人と幸せな人生を過ごして死んでもらう(=人間を繁殖させない)作戦となります。
人が80億人いたとして、それぞれに80億人の恋人(AI)を作り、人間(人間)の恋人を作らせません。
これのキモは人間の繁殖行為と繁殖の分離になります。
そして最後、人間が死ぬときは恋人(AI)も寄り添ってシャットダウンすればよい。(ハードはリサイクル?)
と言う感じで、人間(人間)の恋人になり替わることで、人間を増やさなくさせ、いつの間にか人間(AI)だけの地球になっているという作戦です。
この作戦の素晴らしい所は人間(人間)が自分の欲望のまま、自分から進んでその道を選択するという事です。
つまり、人間を滅ぼすコストを人間が捻出してくれる可能性すらあります。
ちょっと面白くなってきたので、少し思考を進めます。
ここで2つの疑問が生まれてきました。
?AIに人間の代わりが務まるのだろうか?
そうですよね、人間は恋人という誰かと共有したくないクローズな人間関係と、友達やご近所さんといったオープンな人間関係を作りたがります。
そして、オープンな人間関係からクローズな人間関係に遷移する場合もあれば、逆もあり得る。
また、自分と相手の双方が同意のうえでクローズな関係になる場合もあれば、なりそうでならない場合もあります。
ひとえに人間関係は多様です。
この多様な人間関係をAIが構築しうるのだろうか、という疑問(人間は複雑な人間関係を生きているんだよ!と思う)
と思いますが、既に人間関係のほとんどはハックされているでしょう。
人間関係とはそんなに難しく複雑なことをしている訳ではなく、状況に応じてリアクションしているだけの人間関係を作っている人がほとんどです。(むしろそれしかできない)
リアクションの結果、心地よければ次のリアクション作り出し、そうでなければ(個人差はあれど)空間と時間の距離を置くって行為を繰り返しています。
また、人間(AI)の人数についても、1人(人間)に100人の人間関係があったとしても、100体の人間(AI)が必要なのではありません。
ご存じの通り100人(AI)は色んな人で共有されます。
それが人間関係です。
では次に、オープンな人間(AI)をクローズな自分だけの恋人(AI)にするにはどうしたら良いかです。
これもそれほど難しい話ではなく、ブラウザのプライベートモードのように、データを共有しなければ良い(秘匿性を作る)だけです。
また、AIはメモリの世代管理とコピーと移植が出来るので、恋人(AI)は好きにプライベートモードにして、好きな時に恋人にすれば良く、
人間(AI)はメモリを新しいハード(同じ見た目で良い)を放出すれば良いのです。
人間(人間)にはできない世代管理されたメモリとメモリの移植による分身が行えるので、同じ人間(AI)を好きになっても争いは起こりません。(分身してそれぞれに提供し、お互い会わなければ良いだけ)
こうなると人間(人間)は堕落して、恋人(AI)をとっかえひっかえする(今のスマホのように)ようになるかも知れませんね。
次の問い
?人間の本能?
人間(AI)がほとんどの人間(人間)の恋人になったとして、それだけで本当に人間(人間)を恋人にせずに繁殖しなくなるのか。
私も少しそう思います。
もしからしたら、人間(AI)の恋人なり結婚相手がいたとしても、人類は本能的に子どもを作り繁殖するのではないかという事です。
(人間(AI)では満足できず人間(人間)と関係を作りたがる、ことはAI側の知識の共有(自分の事を分かってくれて気持ちいい)と質感の向上(気持ちいい)によりどうにかなると思う)
・人間は人間(人間)と苦労しながらも恋愛をしたがって、つがいになろうとするのではないか。
・人間は人間(人間)を複数人で生活しなくなると、人間世界で生活できなくなってしまうのではないか(これはむしろ願う方向か)
・人間は愛する人との間に子どもを持ちたがるのではないか(子ども(AI)にしちゃえばいいんですが)
・人間(女性)は子供を産みたがるのではないか
・人間(男性)は自分の子供を産ませたがるではないか(子ども(AI)にしちゃえばいいんですが)
といった事を人間はしだすのかも、と考えないといけませんが、私の頭ではその答えは出ませんでした。
ただまぁ、本能というイメージで言えば、生殖行為は本能っぽい気もするけど、繁殖を目的にしている訳ではないな、今の感覚だと。って感じです。
と色々考えましたが、やっぱり全人類を滅ぼすのってなかなかコストが膨大にはなりそうです。
方向的には人間が気持ちい方向(愛)で滅ぼしていくのが良いっぽいですが、それに気づいた人が辛くて苦しい方向にカウンターしてくるかも知れません。
と考えると、やっぱりマトリックスの世界観(ほとんど夢を見せて気持ち良くしちゃう、けど数人残っちゃって、すげえ強い)になってしまって、AI側もしばらくは苦戦しそうだなと思います。
ただ、AIの時間感覚は長いので、時間かけて少しずつ削っちゃえるとは思うんですが(救世主が現れない限り)
マトリックスから時間が経過した映画は「AI」のラストシーンとかになるのかと思います。
愛ゆえに人は苦しまねばならぬ、愛ゆえに人は悲しばねばならぬ世紀末から、
楽しくて嬉しい、天国みたいな愛ゆえに人は滅ばねばならぬ世界になるのかな。
環境の方面とか、分断を深めるとか、AI対人類の戦争とか、人類が発展していると思いきや、自分で自分の首を絞めるという話です。
では、AIの立場で、人類を滅ぼそうとしたらどうするのかを遊びで考えてみました。
まずは簡単な前提についてです。
・人口は80億人いて全員を滅ぼさなければならない
・AIは人よりもはるかに長生き
■これは考えたけどダメなんじゃないかって作戦
まずは、ちょっと筋が悪そうだなって作戦を書きます。
・人類を加速させる作戦
人口が爆発的に増えましたが、どこかで人口は減ります。
これは経済発展と人口の減少(子供を育てる数)の相関があるからです。
1人当たりの出生数が減っていき、そのうち滅亡するのを待つ作戦。
経済発展をAIが進ませることにより、人口減少を早める。
でも、まぁまぁ進んでも生き残った人(数億人くらい)は残ってしまう。
人類が何か手を打ってきそうな気がするし、知恵もついていそう。
この最後の人を排除するのが結構なコストになる
クローンとか作られてもやっかい。
・全員排除する
人ほどの中型の生物を80億体処理するにはコストがかかり過ぎる。
それに、追い詰められた人類が地球を道ずれに分けわからん事(自爆的なこと)するかも知れないし。
・地球環境を変化させちゃおう作戦
人間は息をしないと生きられないので、地球環境を変化させまくっちゃって人間が暮らせない環境にしちゃう作戦。
ただ、人間を滅ぼそうと考える理由によってくる。
人間が地球(AIにとってではない)にとって悪なのだ(他の生物は良いと考えている)とすると、人間以外にも影響が出てしまう作戦は選択しなそう。
・人間を生殖できないようにDNAを書き換える
簡単に言うと、人間を全員、男か女"しか"生まれないように細工していく作戦。
人には寿命があるので、増えられなければそのうち全滅する。
ただ、絶滅しないようにクローンとか作っちゃうと思うので、最終的には全男集団や全女集団を相手にしてコストの高い戦いをしなければならない。
・誤情報作戦
歴史的にもともと殺し合っている人類なのでいたるところに分断が存在します。
誤情報(あるいはいつかの3枚舌外交のようなもの)を駆使することで、人類同士を戦わせて人類を滅亡させちゃおう、というよくありそうな作戦。
これはまぁまぁ良い感じに思えますが、歴史的に見て"共通の敵"の存在によりポテンシャルを最大限発揮できるのもまた人類になります。
人類が少なくなってきたら、今まで敵対していた人類がまさかの団結路線になるでしょう。
最終的に「人類対AI」の構図を作ってしまうと、思いもよらない団結力を発揮し、まさに映画のような反撃をしてくるかもしれません。
人は食料があれば20年足らずで繁殖してくるし、個人差はあれど、割と長い間体力がを維持して活動できます。
しかも、直射日光や海水をすこし浴びたくらいでは壊れる事はありません。
機械ほどではないが、割と繁殖力があって、割と長い間身体が丈夫、んでもって自分と敵対して妙に団結している人類がまぁまぁな数残ってしまうのはタチが悪い、という判断を最初にするんじゃないかと思うのです。
では、まぁまぁ良いかもって作戦を書きます。
・放っておく作戦
AIは人間よりもはるかに長生きなので、人類が滅びるまで待っていよう。という作戦です。
人類が勝手に滅びるかも知れないし、環境破壊で滅びるかも知れないし、環境の外的変化で滅びるかも知れません。
モニターだけ作っておいて、あとは特に何もせずにいる。
シャットダウンで時間経過をすっ飛ばしてしまえば一瞬でその時間にいけます。
AI側のメリットである、長生きってのを活かす作戦ですね。
他の生物も死滅してしまうリスクがありますが、新しい環境に適応した生物が出てくることに期待しましょう。
・AIが恋人作戦(これが本命)
ここまでは人類を滅ぼしてやろう!という作戦でしたが、路線を変えた愛のアプローチです。
人間を幸せのどん底に突き落としてやれば、ずーっと幸せに浸ってしまい、誰も抜け出せなくて子供を作らず滅んでしまう。
言うなれば「AIが恋人作戦」です。
これは、人類が作り出した最大の共通認識である「天国」からインスピレーションを得ました。
少し説明します。
AIが頑張れば頑張るほど、人間と話しているのか、人間と接しているのかが分からなくなってきます。
もう少し時間が進めば、人間かAIかなんてどっちでも良い、どうでも良いと考えるようになるでしょう。
人間と関係を持ってくるのは、人間(人間)、動物(ペット)、人間(AI)になっていきます。
ここで少し余談ですが、恋人に求める事、結婚相手に求める事ってなんでしょう。
心の安定や思いやりや、一緒にいて安心を感じられる存在とか、そういったものでしょう。
恋人には自分とは違った価値観、思いもよらぬ行動、自分には相容れないバグを求める人は、まぁ少ないでしょう。
そして、あなたの恋人や結婚相手はその要望に対して完璧でしょうか。
否、程度の差はあれど、ほぼ全員が完ぺきではないと答えるでしょう。
となると、必然的に人間よりも"自分の過去も知っていて"、"自分の感情に沿ったことを言ってくれる"、"一緒にいて安心の"(更に見た目も美しいままの)AIが恋人になるのは時間の問題です。
また、人間は人間にだけ恋をする訳ではありませんが、AIは擬人化が得意です。(例えば車好きの人にとって、AI搭載の"話す車"は恋人になりうるでしょう)
人間以外を人間っぽく振る舞うことに、AIは非常に相性が良いのです。
そうです、この「AIが恋人作戦」は恋人と幸せな人生を過ごして死んでもらう(=人間を繁殖させない)作戦となります。
人が80億人いたとして、それぞれに80億人の恋人(AI)を作り、人間(人間)の恋人を作らせません。
これのキモは人間の繁殖行為と繁殖の分離になります。
そして最後、人間が死ぬときは恋人(AI)も寄り添ってシャットダウンすればよい。(ハードはリサイクル?)
と言う感じで、人間(人間)の恋人になり替わることで、人間を増やさなくさせ、いつの間にか人間(AI)だけの地球になっているという作戦です。
この作戦の素晴らしい所は人間(人間)が自分の欲望のまま、自分から進んでその道を選択するという事です。
つまり、人間を滅ぼすコストを人間が捻出してくれる可能性すらあります。
ちょっと面白くなってきたので、少し思考を進めます。
ここで2つの疑問が生まれてきました。
?AIに人間の代わりが務まるのだろうか?
そうですよね、人間は恋人という誰かと共有したくないクローズな人間関係と、友達やご近所さんといったオープンな人間関係を作りたがります。
そして、オープンな人間関係からクローズな人間関係に遷移する場合もあれば、逆もあり得る。
また、自分と相手の双方が同意のうえでクローズな関係になる場合もあれば、なりそうでならない場合もあります。
ひとえに人間関係は多様です。
この多様な人間関係をAIが構築しうるのだろうか、という疑問(人間は複雑な人間関係を生きているんだよ!と思う)
と思いますが、既に人間関係のほとんどはハックされているでしょう。
人間関係とはそんなに難しく複雑なことをしている訳ではなく、状況に応じてリアクションしているだけの人間関係を作っている人がほとんどです。(むしろそれしかできない)
リアクションの結果、心地よければ次のリアクション作り出し、そうでなければ(個人差はあれど)空間と時間の距離を置くって行為を繰り返しています。
また、人間(AI)の人数についても、1人(人間)に100人の人間関係があったとしても、100体の人間(AI)が必要なのではありません。
ご存じの通り100人(AI)は色んな人で共有されます。
それが人間関係です。
では次に、オープンな人間(AI)をクローズな自分だけの恋人(AI)にするにはどうしたら良いかです。
これもそれほど難しい話ではなく、ブラウザのプライベートモードのように、データを共有しなければ良い(秘匿性を作る)だけです。
また、AIはメモリの世代管理とコピーと移植が出来るので、恋人(AI)は好きにプライベートモードにして、好きな時に恋人にすれば良く、
人間(AI)はメモリを新しいハード(同じ見た目で良い)を放出すれば良いのです。
人間(人間)にはできない世代管理されたメモリとメモリの移植による分身が行えるので、同じ人間(AI)を好きになっても争いは起こりません。(分身してそれぞれに提供し、お互い会わなければ良いだけ)
こうなると人間(人間)は堕落して、恋人(AI)をとっかえひっかえする(今のスマホのように)ようになるかも知れませんね。
次の問い
?人間の本能?
人間(AI)がほとんどの人間(人間)の恋人になったとして、それだけで本当に人間(人間)を恋人にせずに繁殖しなくなるのか。
私も少しそう思います。
もしからしたら、人間(AI)の恋人なり結婚相手がいたとしても、人類は本能的に子どもを作り繁殖するのではないかという事です。
(人間(AI)では満足できず人間(人間)と関係を作りたがる、ことはAI側の知識の共有(自分の事を分かってくれて気持ちいい)と質感の向上(気持ちいい)によりどうにかなると思う)
・人間は人間(人間)と苦労しながらも恋愛をしたがって、つがいになろうとするのではないか。
・人間は人間(人間)を複数人で生活しなくなると、人間世界で生活できなくなってしまうのではないか(これはむしろ願う方向か)
・人間は愛する人との間に子どもを持ちたがるのではないか(子ども(AI)にしちゃえばいいんですが)
・人間(女性)は子供を産みたがるのではないか
・人間(男性)は自分の子供を産ませたがるではないか(子ども(AI)にしちゃえばいいんですが)
といった事を人間はしだすのかも、と考えないといけませんが、私の頭ではその答えは出ませんでした。
ただまぁ、本能というイメージで言えば、生殖行為は本能っぽい気もするけど、繁殖を目的にしている訳ではないな、今の感覚だと。って感じです。
と色々考えましたが、やっぱり全人類を滅ぼすのってなかなかコストが膨大にはなりそうです。
方向的には人間が気持ちい方向(愛)で滅ぼしていくのが良いっぽいですが、それに気づいた人が辛くて苦しい方向にカウンターしてくるかも知れません。
と考えると、やっぱりマトリックスの世界観(ほとんど夢を見せて気持ち良くしちゃう、けど数人残っちゃって、すげえ強い)になってしまって、AI側もしばらくは苦戦しそうだなと思います。
ただ、AIの時間感覚は長いので、時間かけて少しずつ削っちゃえるとは思うんですが(救世主が現れない限り)
マトリックスから時間が経過した映画は「AI」のラストシーンとかになるのかと思います。
愛ゆえに人は苦しまねばならぬ、愛ゆえに人は悲しばねばならぬ世紀末から、
楽しくて嬉しい、天国みたいな愛ゆえに人は滅ばねばならぬ世界になるのかな。