ロマソ派.web

青い高校時代のすっぱい男達10人。バイクと温泉と星空を愛した。
彼らは自らをロマソ派と名乗ったが、今じゃもう言わない。

AIが人類を滅ぼすにはどうするのかを考えたら愛に行きついた話

2024-02-07 09:55:27 | 不意に思ったこと
AIが人類を滅ぼす系の話は結構出てきますよね。
環境の方面とか、分断を深めるとか、AI対人類の戦争とか、人類が発展していると思いきや、自分で自分の首を絞めるという話です。

では、AIの立場で、人類を滅ぼそうとしたらどうするのかを遊びで考えてみました。
まずは簡単な前提についてです。
・人口は80億人いて全員を滅ぼさなければならない
・AIは人よりもはるかに長生き


■これは考えたけどダメなんじゃないかって作戦

まずは、ちょっと筋が悪そうだなって作戦を書きます。

・人類を加速させる作戦
人口が爆発的に増えましたが、どこかで人口は減ります。
これは経済発展と人口の減少(子供を育てる数)の相関があるからです。
1人当たりの出生数が減っていき、そのうち滅亡するのを待つ作戦。
経済発展をAIが進ませることにより、人口減少を早める。

でも、まぁまぁ進んでも生き残った人(数億人くらい)は残ってしまう。
人類が何か手を打ってきそうな気がするし、知恵もついていそう。
この最後の人を排除するのが結構なコストになる
クローンとか作られてもやっかい。

・全員排除する
人ほどの中型の生物を80億体処理するにはコストがかかり過ぎる。
それに、追い詰められた人類が地球を道ずれに分けわからん事(自爆的なこと)するかも知れないし。

・地球環境を変化させちゃおう作戦
人間は息をしないと生きられないので、地球環境を変化させまくっちゃって人間が暮らせない環境にしちゃう作戦。
ただ、人間を滅ぼそうと考える理由によってくる。
人間が地球(AIにとってではない)にとって悪なのだ(他の生物は良いと考えている)とすると、人間以外にも影響が出てしまう作戦は選択しなそう。

・人間を生殖できないようにDNAを書き換える
簡単に言うと、人間を全員、男か女"しか"生まれないように細工していく作戦。
人には寿命があるので、増えられなければそのうち全滅する。
ただ、絶滅しないようにクローンとか作っちゃうと思うので、最終的には全男集団や全女集団を相手にしてコストの高い戦いをしなければならない。

・誤情報作戦
歴史的にもともと殺し合っている人類なのでいたるところに分断が存在します。
誤情報(あるいはいつかの3枚舌外交のようなもの)を駆使することで、人類同士を戦わせて人類を滅亡させちゃおう、というよくありそうな作戦。
これはまぁまぁ良い感じに思えますが、歴史的に見て"共通の敵"の存在によりポテンシャルを最大限発揮できるのもまた人類になります。
人類が少なくなってきたら、今まで敵対していた人類がまさかの団結路線になるでしょう。
最終的に「人類対AI」の構図を作ってしまうと、思いもよらない団結力を発揮し、まさに映画のような反撃をしてくるかもしれません。

人は食料があれば20年足らずで繁殖してくるし、個人差はあれど、割と長い間体力がを維持して活動できます。
しかも、直射日光や海水をすこし浴びたくらいでは壊れる事はありません。
機械ほどではないが、割と繁殖力があって、割と長い間身体が丈夫、んでもって自分と敵対して妙に団結している人類がまぁまぁな数残ってしまうのはタチが悪い、という判断を最初にするんじゃないかと思うのです。



では、まぁまぁ良いかもって作戦を書きます。

・放っておく作戦
AIは人間よりもはるかに長生きなので、人類が滅びるまで待っていよう。という作戦です。
人類が勝手に滅びるかも知れないし、環境破壊で滅びるかも知れないし、環境の外的変化で滅びるかも知れません。
モニターだけ作っておいて、あとは特に何もせずにいる。
シャットダウンで時間経過をすっ飛ばしてしまえば一瞬でその時間にいけます。

AI側のメリットである、長生きってのを活かす作戦ですね。
他の生物も死滅してしまうリスクがありますが、新しい環境に適応した生物が出てくることに期待しましょう。


・AIが恋人作戦(これが本命)
ここまでは人類を滅ぼしてやろう!という作戦でしたが、路線を変えた愛のアプローチです。
人間を幸せのどん底に突き落としてやれば、ずーっと幸せに浸ってしまい、誰も抜け出せなくて子供を作らず滅んでしまう。
言うなれば「AIが恋人作戦」です。

これは、人類が作り出した最大の共通認識である「天国」からインスピレーションを得ました。
少し説明します。

AIが頑張れば頑張るほど、人間と話しているのか、人間と接しているのかが分からなくなってきます。
もう少し時間が進めば、人間かAIかなんてどっちでも良い、どうでも良いと考えるようになるでしょう。
人間と関係を持ってくるのは、人間(人間)、動物(ペット)、人間(AI)になっていきます。

ここで少し余談ですが、恋人に求める事、結婚相手に求める事ってなんでしょう。
心の安定や思いやりや、一緒にいて安心を感じられる存在とか、そういったものでしょう。
恋人には自分とは違った価値観、思いもよらぬ行動、自分には相容れないバグを求める人は、まぁ少ないでしょう。
そして、あなたの恋人や結婚相手はその要望に対して完璧でしょうか。
否、程度の差はあれど、ほぼ全員が完ぺきではないと答えるでしょう。

となると、必然的に人間よりも"自分の過去も知っていて"、"自分の感情に沿ったことを言ってくれる"、"一緒にいて安心の"(更に見た目も美しいままの)AIが恋人になるのは時間の問題です。
また、人間は人間にだけ恋をする訳ではありませんが、AIは擬人化が得意です。(例えば車好きの人にとって、AI搭載の"話す車"は恋人になりうるでしょう)
人間以外を人間っぽく振る舞うことに、AIは非常に相性が良いのです。

そうです、この「AIが恋人作戦」は恋人と幸せな人生を過ごして死んでもらう(=人間を繁殖させない)作戦となります。

人が80億人いたとして、それぞれに80億人の恋人(AI)を作り、人間(人間)の恋人を作らせません。
これのキモは人間の繁殖行為と繁殖の分離になります。
そして最後、人間が死ぬときは恋人(AI)も寄り添ってシャットダウンすればよい。(ハードはリサイクル?)

と言う感じで、人間(人間)の恋人になり替わることで、人間を増やさなくさせ、いつの間にか人間(AI)だけの地球になっているという作戦です。
この作戦の素晴らしい所は人間(人間)が自分の欲望のまま、自分から進んでその道を選択するという事です。
つまり、人間を滅ぼすコストを人間が捻出してくれる可能性すらあります。

ちょっと面白くなってきたので、少し思考を進めます。
ここで2つの疑問が生まれてきました。

?AIに人間の代わりが務まるのだろうか?

そうですよね、人間は恋人という誰かと共有したくないクローズな人間関係と、友達やご近所さんといったオープンな人間関係を作りたがります。
そして、オープンな人間関係からクローズな人間関係に遷移する場合もあれば、逆もあり得る。
また、自分と相手の双方が同意のうえでクローズな関係になる場合もあれば、なりそうでならない場合もあります。
ひとえに人間関係は多様です。

この多様な人間関係をAIが構築しうるのだろうか、という疑問(人間は複雑な人間関係を生きているんだよ!と思う)

と思いますが、既に人間関係のほとんどはハックされているでしょう。
人間関係とはそんなに難しく複雑なことをしている訳ではなく、状況に応じてリアクションしているだけの人間関係を作っている人がほとんどです。(むしろそれしかできない)
リアクションの結果、心地よければ次のリアクション作り出し、そうでなければ(個人差はあれど)空間と時間の距離を置くって行為を繰り返しています。

また、人間(AI)の人数についても、1人(人間)に100人の人間関係があったとしても、100体の人間(AI)が必要なのではありません。
ご存じの通り100人(AI)は色んな人で共有されます。
それが人間関係です。

では次に、オープンな人間(AI)をクローズな自分だけの恋人(AI)にするにはどうしたら良いかです。
これもそれほど難しい話ではなく、ブラウザのプライベートモードのように、データを共有しなければ良い(秘匿性を作る)だけです。
また、AIはメモリの世代管理とコピーと移植が出来るので、恋人(AI)は好きにプライベートモードにして、好きな時に恋人にすれば良く、
人間(AI)はメモリを新しいハード(同じ見た目で良い)を放出すれば良いのです。
人間(人間)にはできない世代管理されたメモリとメモリの移植による分身が行えるので、同じ人間(AI)を好きになっても争いは起こりません。(分身してそれぞれに提供し、お互い会わなければ良いだけ)

こうなると人間(人間)は堕落して、恋人(AI)をとっかえひっかえする(今のスマホのように)ようになるかも知れませんね。


次の問い
?人間の本能?

人間(AI)がほとんどの人間(人間)の恋人になったとして、それだけで本当に人間(人間)を恋人にせずに繁殖しなくなるのか。
私も少しそう思います。
もしからしたら、人間(AI)の恋人なり結婚相手がいたとしても、人類は本能的に子どもを作り繁殖するのではないかという事です。
(人間(AI)では満足できず人間(人間)と関係を作りたがる、ことはAI側の知識の共有(自分の事を分かってくれて気持ちいい)と質感の向上(気持ちいい)によりどうにかなると思う)

・人間は人間(人間)と苦労しながらも恋愛をしたがって、つがいになろうとするのではないか。
・人間は人間(人間)を複数人で生活しなくなると、人間世界で生活できなくなってしまうのではないか(これはむしろ願う方向か)
・人間は愛する人との間に子どもを持ちたがるのではないか(子ども(AI)にしちゃえばいいんですが)
・人間(女性)は子供を産みたがるのではないか
・人間(男性)は自分の子供を産ませたがるではないか(子ども(AI)にしちゃえばいいんですが)

といった事を人間はしだすのかも、と考えないといけませんが、私の頭ではその答えは出ませんでした。
ただまぁ、本能というイメージで言えば、生殖行為は本能っぽい気もするけど、繁殖を目的にしている訳ではないな、今の感覚だと。って感じです。



と色々考えましたが、やっぱり全人類を滅ぼすのってなかなかコストが膨大にはなりそうです。
方向的には人間が気持ちい方向(愛)で滅ぼしていくのが良いっぽいですが、それに気づいた人が辛くて苦しい方向にカウンターしてくるかも知れません。
と考えると、やっぱりマトリックスの世界観(ほとんど夢を見せて気持ち良くしちゃう、けど数人残っちゃって、すげえ強い)になってしまって、AI側もしばらくは苦戦しそうだなと思います。
ただ、AIの時間感覚は長いので、時間かけて少しずつ削っちゃえるとは思うんですが(救世主が現れない限り)

マトリックスから時間が経過した映画は「AI」のラストシーンとかになるのかと思います。

愛ゆえに人は苦しまねばならぬ、愛ゆえに人は悲しばねばならぬ世紀末から、
楽しくて嬉しい、天国みたいな愛ゆえに人は滅ばねばならぬ世界になるのかな。

牛はヴィーガンだよ

2024-01-04 10:20:28 | 不意に思ったこと
世界の食卓から社会が見える
著者 岡根谷 実里
https://www.daiwashobo.co.jp/book/b621780.html

この本を読んで、宗教的な理由から食べようとしない食べ物が沢山あるんだなと思った。
レストランであれば「だったら他に行け」で済むかもしれないが、飛行機の機内食はそうもできない。
宗教的な配慮、思想的な配慮で11種類もの機内食が用意されていると知ったのは驚きだ。

この本にも出てくるし、個人的にも気になったのがヴィーガンに代表される簡単に言うとベジタリアンの人達が何を考えているかだ。
宗教的な理由は、個人的にはまだ分かる。
「私がそうだと思っているからだよ、理由なんてない(聖書に書かれているから)」
という力強い意志に最終的にはなるような気がしているので、口をはさむ余地はない。と思っている。

だが、地球環境を守りたい的な感じでヴィーガンにしている人は、植物は地球に優しいって理屈で大丈夫か?と考えてしまう。
(動物を殺すなんて可哀そう!的な人は、ジャイナ教の不殺生を勉強すると良いと思う。ジャイナ教の機内食もあるし。)
と言うのも、植物の中でも大量の水を必要とするものがある。
その筆頭が、みんな大好きアボカドだ。

1キロのアボカドを災害するのに必要な水は600リットルで、トマトの10倍だ。
アボカドは世界的に需要が高まっており、栽培地での水不足が深刻化している。

次にアーモンドも大量に水を必要とする食べ物だ。
牛乳の代替品としてアーモンドミルクの需要が高まり、生産地のアメリカ西部では地下水のくみ上げ過ぎによる地盤沈下が発生している。
人間は理屈が無いと意思決定ができない生き物だが、環境や経済といった変数が膨大であるものを理屈にしてしまうと、必ずどこかで軋轢が生じている。

宗教のように「他人が見ると理屈がないように見える」ものの方が、まだ理解を得られるのだと思う。
理屈が間違っている証明は、沢山の人ができちゃうから。


あと、どうやらヴィーガンの人はヴィーガンの人が好きらしい(ヴィーガンではない人は嫌いらしい)。
多くの人がヴィーガンになるべきだ、と思っているらしい。
一方で、牛肉や牛乳は避けるらしい。

・・・牛乳は良いんじゃないか?

だって、牛は完全なヴィーガンだ。
牛は水と草と塩で生きていける、しかも牛乳まで出してくれる。
こんな完全なヴィーガンである牛は、ヴィーガンの人達が愛すべき動物であるし、牛を増やそうと思うべきだし、
そんな愛する完全なヴィーガンから出てくる牛乳は、ヴィーガンミルクとして飲むべきである。
それしか飲まないヴィーガンがいても良いくらいだ。

という事を、本を読んでいたら考えてしまった。

みんなの中に答えはない

2023-12-25 11:31:16 | 不意に思ったこと
小学校くらいから「多数決で決める」という意思決定手段を用いてきた。
多くの人から指示される案が最適な案であるという、民主主義の基本みたいな事をやらされてきた。
そして私たちは見事に、(民主主義の中では)多数決で決めるのが最適な案だと思うようになった。

だが、これは果たして本当にあっているのだろうか。
コロナを経て、民主主義的な意思決定よりも、独裁的な意思決定の方が有利に働く場面を目撃してしまった。
民主主義の基本だと信じて疑わない多数決が、現代では最適では無いかも、と疑わざるをえない。


民主主義的な歴史を考えてみると、歴史上で最初の方に出て来たのはギリシャであり、ギリシャから派生したローマの共和制に1つの完成を見える。
ローマの共和制をすごく手っ取り早く言うと、民衆が元老院を選出し、元老院の中から最高決定者を任期付きで決定している。
今のアメリカがこれに近い。

ここで大事な事は、多数決で意思決定する、という機能は「多数が望む案が最適である」というポジティブな面に留まらないことだ。
誰か1人に権力が集中しすぎないような機能、あるいは集中した時にみんなの力で権力をはく奪する機能、というネガティブな面も含まれている。
共和制ローマ時代でも「国家緊急事態」のような状態(ある国に攻められているような時)は、ディクタトール(独裁官)という人を元老院で選出している。
みんなで決めるよりも、この人の決める事ならみんな従います、という人を期限付きで選出しているのだ。
(この制度が結果的にカエサルに権力の集中が生まれるのだが)

実は、多数決の制度は「みんなで決めよう」という面よりも、権力が集中しすぎたら「みんなで止めよう」というブレーキの機能が強い。
つまり、誰かの案にみんな従っていくけど、やりすぎは止めるというのが、原始の民主主義の基本っぽいのだ。

時代を少し進めて、フランス革命後のフランスの共和制くらいから「みんなで決めよう」の主張が強くなっている。
その結果が最初はうまくいかなかったのは知っている通りだ。
そして現代の日本では「みんなで止めよう」はどこかに行ってしまい、「みんなで決めよう」しか残っていないように感じる。


「みんなで決めよう」しか残らない現代、日本人的な性質がここで機能を破壊してくる。
欧米のように主張をはっきり言い、議論や口論することが無くなった日本人的な性質は、多数決をそもそも機能させない。
つまり、最初から「みんながネガティブと思わなそうな事」しか案として出てこなくなっている。

かつてはこれでも良かった。
かつてと言うのは、日本が経済成長をしている期間だ。
リソース(お金と人口)が新しく供給され続けていたかつてにおいては、これもあった方が良い、あれもあった方が良いという案に充てられるリソースが存在していたからだ。
だが、新しいリソースが供給されなくなってからは、案になれど実現することができなくなった。

また、かつては○○であれば良いの価値観(方向性とも言うべきか)が少なかった。
少なかったゆえにみんなが迷わずに選択できた。
今は価値観が多様すぎて、10年後にどの価値観が大切になっているかさえ不明確だ。
未来が不明確になると、人は現状維持バイアスが大きくかかってしまう。

リソースが有限である中で、何かを実行するには何かを不実行にしなければならない。
実は政府はそこら辺をちゃんと分かっていて、取捨選択を暗に行っている。
暗にと言うのは「みんながネガティブと思わなそうな事」としてやっているという事だ。

10年先が見えない中でも、広く薄く、色んなジャンルに投資をしようと(少なくとも頭の良い人は)している。
ただ、ここでも多数決の民主主義で、意思決定が邪魔されているようにも見えるが。


さて、政府のように賢く取捨選択ができない私達が多数決をすると何が起こるであろうか。
例えば「地域の未来について考える」時にはだいたいこんな案になっているのではいだろうか。

人口は・・・増えた方が良い
住民サービスは・・・高い方が良い
医療サービスは・・・安い方が良い
教育は・・・高度な方が良い
地域で育った子供は・・・戻ってきてくれた方が良い
空き家は・・・活用した方が良い
移住者は・・・トラブルを起こさない人の方が良い
外国人は・・・あまり多くない方が良い
気軽に買い物は・・・行けた方が良い
いつまでも生まれ育った地域が・・・残った方が良い

○○の方が良い、で案が決まってしまうのが特徴だ。
地域の未来だけに留まらず、ワイドショーで取り上げられるような課題・問題についてはみんなの中に回答テンプレートが暗に作成されている。
回答を聞く前から答えは見当ついている。
誰にとって(多くの賢くない人にとって)耳障りでない回答が聞こえてくるはずだ。

リソースが限られている状況で、ここに答えはあるのだろうか。
私には答えがあるとは思えない。

みんなの中に答えはもう無いのだ。
民主主義的に決められる案は既に、最適どころか誤りに近いとすら考える。
(小学生にいまだに"30年前と同じように"漢字や算数ドリルをやらせている親を見れば、よく分かる。)
ディクタトールが頑張って考えて出した案の方が、最適とは言えないまでも正解に近いとすら考える。

みんなの意見は既に分かっている。
生成AIがそれっぽく回答しているように見えてしまう人達の意見は、残念ながらもういらない。(収集コストが激低い手段があるから)
人間に残されたのは選択することと責任をとる事だけだ。

多数決によらず選択をすることを許すルールの作成、
および、選択した人の暴走と権力の集中をみんなで引きはがす事のできるルールの作成、
ボロボロになっている民主主義っぽい物は、ここらでアップデートが必要だ。

そのためにもまず、みんなの中に答えはない、という認識をしなければならない。

石垣島にあって宮古島にないもの

2023-12-18 13:22:56 | 日記
石垣島の海のアクティビティの待ち時間、赤黒い顔のベテランタクシードライバーと世間話をした。
そん時の話をどこかで話したいのでここに書いておく。

会話はこんな感じで始まった。
「石垣島ってやっぱり夏の方が観光客多いんですか?(私が行ったのは冬)」
 「そうだね~夏はほら、海のアクティビティがあるでしょ?でも冬はそのお客さんが来ないからね。ゴルフ場があればね、冬できるアクティビティがあるんだけど、空港をゴルフ場に作っちゃったからね。」
(ここで言うゴルフ場はチャンピオンコースのゴルフ場が無くなったって話らしい)

「あ~そうなんですね~」
 「宮古島にはゴルフ場があるんだよ、宮古島になくって石垣島にあるものが4つある。それは・・・」

1、石垣島には山がある
2、石垣島には川がある
3、石垣島には田んぼがある
4、石垣島にはパイナップルがある
5、石垣島にはハブがいる

「(・・・5つでてきた)ほ~じゃあ、宮古島には?」

1、宮古島にはきれいな海がある(川が無いから海に土砂が流れない。石垣島の土砂は赤土で海がにごる)
2、宮古島にはゴルフ場がある。4つもある。
3、宮古島にはマンゴーがある
4、宮古島にはハブがいない

「へ~なんで宮古島にはハブがいないんですか?」
 「なんか、土壌がアルカリ性だから問題っぽいよ。」
(調べてみましたが、原因は実際にはよく分かっていないらしい。)
https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/hoken/eiken/eisei/habunobunpu.html

「へ~石垣島と宮古島はどっちの方がいいんですかね?」
 「そりゃあ、ゴルフ場があったりハブがいない方が観光客には良いでしょうに。あ~羨ましい。あ、お客さん戻ってきた、それじゃあね。」


と黒い顔に夕日を浴びてベテランドライバーは去っていった。
まぁ、ハブはいない方がいいけど、物資の輸送が止まるリスクを考えると、水の確保や米が確保できる方がいいよなぁ、と思った。

石垣島には結構高い山がたくさんある。
海もすごいキレイ。
宮古島に全然負けてないよ!(宮古島は行ったことないけど)

最近のアニソンは歌うのが難しすぎる

2023-12-05 13:36:41 | 不意に思ったこと
改めて、アニソンが面白い。
僕はそれほどアニソンにはまった事はなくて、ちゃんと聞いたのはガンダムベストとI'veサウンドくらいだ。
大学生時代は音楽聞いてた(カラオケで働いてた)が社会人になってからはとんと聞かなくなった。
というのも、なんとなくアニソンは、
JPOPがそのまま使われる(←聞かなくなる)
声優が歌っている(←声優は歌っちゃダメでしょ、林原さん以外。深夜ラジオで歌ってろよと思っている。)
ボカロが歌っている(←作るのは興味あるけど、歌うもんじゃないでしょと思っている)

となっていた。
音楽を聴く=自分が歌う前提があったのだ。

となっていたのだが、ここに来てJPOPがアニメにあわせて曲を作るというムーブメントがあると気付いた。
ちゃんとした世界観があり、オタクにも突き刺さるように妙に高度なテクが使われている。
僕が信奉するボーカルコーチが考える難しい歌トップ5は全てアニソンが占めるほどだ。

難しい曲の方が面白いよね、自分で歌う分には。
こう考えるのは、やっぱりアイドルがやばいでしょって思う。
アメリカ、韓流、日本のかわいい文化、オタク文化を全て入れてぐるぐるポンして生み出した音楽、これぞ日本人と思う。

らき☆すたで自分の中で一旦終焉を迎えたアニソン。
改めてアニソンを聞いて歌ってみよう。