日本は世界一の長寿国です。

 

多くのお年寄りが健康に楽しく生活されている一方で、何かしらの持病がありながら生活されているお年寄りもたくさんおられます。

 

「長生きするなら健康のまま長生きしたい。」誰もがそう思います。

 

国民が生まれてから死ぬまでの期間の平均を「平均寿命」生まれてから日常生活に支障のない期間を「健康寿命」と呼びます。

 

平均寿命が長くても、健康寿命が短ければ、当然幸福度は低くなってしまいます。

 

この差を埋めようというのがアンチエイジング医学です。

 

男性と女性を比較すると、その差は男性で約9年間、女性で約13年間と、女性の方が持病を持ちながら生活する期間が長いと言われています。

 

そこにはやはり、「閉経」という一大イベントが大きく関与していると思われます。

 

ホルモン補充療法は日本ではまだまだ拒否反応を示される女性が多いですが、これがもっと広まれば婦人科医の貢献度も上がってくることでしょう。

 

また、残念ながら健康寿命と平均寿命の差は緩やかに広がり続けています。

 

長寿の時代だからこそ、健康寿命の延長を心がけたいものです。

 

まずはバランスの取れた食事と適度な運動の継続です。ニコニコ