2021.6.15 欲望、足りないという気持ちに区切り
今日のソウルは朝から雨。カフェにやってきて、のんびり過ごしています。こうして過ごせていることが、嬉しい。数年前の私からしたら、考えられない日々を過ごしているよなと思う。でも、まだまだ欲しいものが沢山ある欲しいものは無くならない欲望を、軽く、認める今日がその第一歩だ例えば、外国で生活していること。そんな外国のカフェでお茶してること。行きたいところへ行ってる。食べたいものを食べてる。でも、無くならない。欲望が。もっと!もっと!もっと!という気持ちが。そんな私を、私は長らく責めていた。たくさんの素晴らしいものを与えられているのに、まだ満たされないの?まだ足りないと思っているの?そんな風に。長かったこの考え方が肩の力を抜いたとき間違っていたことに気づいた。数年前の自分では考えられない現実をいま味わっている。なら、数年後の自分も、いまでは全く考えられないような現実を生きているんじゃないかな?私がいま知覚している以上の素晴らしい世界があるんじゃないの?そう思ったら、なんだかモヤッとしていたハートの一部が晴れた気がした。なんだ。足りないと思っている自分を否定する必要なんか無かったんだ。確かに、足りてなかったのだから。今日の気付きのおかげで、「足りない」という気持ちが逆に「ある」世界を私に教えてくれているのかもしれない。そうおもったら、現状に対する感謝や有り難さが、より鮮やかになった気がする。手に入るのかどうかはわからない。けれど、自分の中から出てくる「もっと!」という気持ち。これをもっと、素直に許していけたらどうなるんだろう。「もっと!」という気持ちを細やかにみて、未来に繋げていけたらいいな。