春の夜の感嘆 | 男の喫茶店

男の喫茶店

昔、日々の中で書き留めていた詩やエッセイに手直しをしながら載せていきます。

書き溜めた手紙を

出さずじまいの夜に

桜が降っているなんて

いつまでたっても

売れないシナリオライターが

描きそうな夜だ

ブルーの光に包まれても

EDだとは限らない

光の予感は妄想に過ぎないと

暗くなってからわかる感嘆だ