新年度が始まってはや 1 週間。
新しい環境に身を投じた新社会人の皆さん、きっと初めての土日はぐったりぐたぐただったことでしょうね (ぷぷ)
さて。
私も 4 月から、ちょっとだけ新しいコトを始める機会を得ましてね。
経験するということは、時として学習以上の価値を見出すことができることを知っている私は、分からないことだらけながらも、それなりに楽しい (笑)
・・・・・ただし、世間の役にたっているのかどうかは不明 (爆)
まだ 10 代の学生だった頃、京都の老舗和菓子店 (百貨店の中にあるテナント) でアルバイトをしておりましたが、この時に教えていただいたことが、何十年も経った今でも大変役に立っております。
例えば、「熨斗紙」 に関する知識や 「包装」 の技術。
贈答品が多い和菓子店だったので、祝儀・不祝儀、水引の選び方、表書きの書き方等を習得することは必須項目。
アルバイトといえども、お客様から見れば問答無用な 「プロ」、間違えたら、大クレームになることでしょうから、テキトーに済ますワケにいきません。
そして、そんな人と人とを取り持つ贈答品を、見た目にも美しく包む、日本的な技術。
親にも教えてもらわなかったことを (親も知らなかったかも/笑)、社会から教えてもらう重要性を、このとき痛感いたしました。
その後、何十年も経った現在。
アーティスティックなラッピングはできないけれど、箱型のものを美しく包む技術や、いろいろな局面で試される贈答マナーは、公私にわたる交際の上で、今でも非常に役に立っています。
その時は、「こんなことが何の役にたつのか」 と思うようなことでも、将来、意外なところで生活の役に立ちますよ。
若いときは覚えもいいので (苦笑)、まずは先輩方の指導の下、地道に任務を遂行し、いずれそれらの仕事が自分の血肉になった後に、自分の頭で考えて、取捨選択していけばいいのだから。 身につけるのは大変だけど、捨てるのは簡単 (笑)
超売り手市場の就職戦線を経て、「私ファースト」 と呼ばれている新入社員たち。
多分、今後は組織の荒波に揉まれていくことになるかと思いますが、将来の下克上を目指して (こら) 頑張れ!
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頂いた名刺は、ポケットにねじ込んじゃだめよ♪