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日記帳

影踏み鬼

2017年10月14日 | 

葉室麟 文春文庫
影踏み鬼を読んだ。

最近、本屋さんで、葉室麟の小説をよく見かける。
とても、読みやすく一気に。

主人公は新撰組の篠原泰之進。
新撰組も、攘夷と幕府守護一筋ではなかったんだなあってあらためて知った。
伊東甲子太郎、近藤、土方、斎藤一など新撰組のメンバーの狂気や仲間割れ、龍馬の暗殺なども絡めて物語が進められていた。

明治になっても生き残っていた篠原泰之進と斎藤一が出会うシーン。
これは創作なのかな?

解説で著者の作家としての原点は司馬遼太郎だとインタビューで本人が答えていた。
司馬の新撰組血風録の中に書かれていた篠原奏之進が1番心に残る生き方だと思って書いたそうだ。

大学生の頃によく読んだ司馬遼太郎や藤沢周平。
故人になって、時代小説や歴史小説からいっとき離れていたけれど、葉室麟を読んで、また読みたい気が復活しそうだ。





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