【未破裂脳動脈瘤】発見〜〜〜!その5(さっぱり発見までいかないね!そろそろ…) | 未破裂脳動脈瘤つれづれ

未破裂脳動脈瘤つれづれ

2010年に見つかった未破裂脳動脈瘤を持つ私の日常と手術〜術後のBlogです。

遅々として進まない我がBlog…。

何やってんだ、私。
来週には入院だよ。したら、スグ手術だよ〜。さっさと先に行きましょう!

さてさて、MRIでドンガンなり始めたところまでいきましたね。

これが、一定かつ不定(わかりにくい)のリズムでもって、耳元でドガドガなります。

結構うるさいです。なんと言いますか不安になります。
なにせ「高磁気で目が固くなる(いまだにそんな気がする)!」とビクビクして目を固くつぶっているので、自然と音に意識が集中してしまいます。

30分ほど立ったのでしょうか。永遠にも思えた検査にも終わりはくるのです。

無事、出られてほっとしたのでありました。

 

さあ、いよいよ診察です。
先生の前には今撮ったばかりのMRI画像がザザーッと並んでいます…つーーか、先生のモニタースゲー!そんな縦型の三面鏡みたいなモニター初めて見たわ!とかなんとか、目をぱちくりしておりましたら。

先生「kotoriさんね、視界がおかしくなったという話しでしたよね。」

私「ハイ」

先生「それはね〜、偏頭痛の症状の一つでね、たまになったりするくらいならなんてことないです。」

私「(マジかー)」

先生「私も時々、目の前にブラックホール見たいのが見えたりします。よくあることです。」

私「(マジかー!)」

先生「だから、それは大丈夫なんです、け・ど・ね…」

私「(なんだ?)」

先生「ここにねえ…変形がみられて…」

画像を拡大してクリクリまわす。すごい!すごいぞMRI!3Dで全方向から見られるんだね!

あ、なんか変なこぶ見たいのある。

先生「動脈瘤ですねえ。これは、破裂するといわゆるクモ膜下出血という…。」

 

私の頭の中に直径3mm強の脳動脈瘤があることがわかった。

30代以降の女性に多いこと、身内にクモ膜下出血を起こした人がいる場合は破裂の確率があがること、遺伝要因もあるということ…などをつらつらと聞いた。

叔母がクモ膜下出血で病院に運ばれたことがある。

未破裂脳動脈瘤の手術は日本では5mm程度以上からを目安にしているらしい。

私の動脈瘤の部位と形状から、クリッピングもコイル塞栓術も難しとのこと。

ステント手術というのが、このところ日本でも行われるようになったので、いずれ手術を受けるならステントになるだろう。5年後くらいではないかとのことで、現在は少ないステント手術ができるドクターもそのころには増えるだろうとのこと。

 

なんだか大事になっちゃったな。いろいろと重い話しを聞きながら、意識は家族に飛んでいた。
遺伝要素が大きいなら母も妹も検査を受けさせなきゃ…。