今回はレオナルド・ディカプリオ主演、マーティン・スコセッシ監督作「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013年)のお話です。
"Red Granite Pictures" Photo by Goksan Ozman
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22歳のジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)は、さぁ、今からと言う時に運悪く失職。
学歴・金・コネなしのジョーダンだが、自慢の話術で成り上がってゆき、26歳で証券会社を設立、「ウォール街の狼」と称されるまでになる。
富豪になったジョーダンは、パーティーで出会ったモデルのナオミ(マーゴット・ロビー)と結婚するため妻と強引に離婚。
しかしジョーダンは再婚後もパーティー三昧かつ破天荒な日々。
やがてジョーダンの人生のほつれが大きな穴になって転落へと向かう。
"Ghost in the Shell Remake May Have Margot Robbie As The Lead" Photo by BagoGames
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「俺にこのペンを売ってみろ」と言うジョーダン。そしてジョーダンの答えが皆をハッとさせる。
しかし、ジョーダン自身の倫理の欠如と強欲さが彼自身を追い込むのです。彼は自分ファーストなのですね。
そして何より幸せというものが寄りつかない。この物語を観てそう感じました。
人は仮に才能があったとしても、それを活かすかどうかはヤッパリ心根次第。
そして良い心根を持っていること、そのものが才能とも言えますね。