こんにちは(*^▽^*)

 
関東地方、梅雨明け宣言しましたね。
 
この時期になると思い出すのが、『トイレ・トレーニング』です(^◇^;)
 
今の成長を見てみると、あんな頃もあったね~、と感慨深いですが……
 
当時の状態に戻りたいとは思えないくらい、いっぱいいっぱいでした(*_*;
 
タイ坊は三月半ば過ぎに誕生したので、幼稚園の入学は3歳になって一月もしない内に始まります。
年度始めの学年の子達より丸一年幼い状態で新生活がはじまることに
 
生まれて2ヶ月足らずのチイ坊を抱え、途方に暮れる『佐藤さん』……( ・_・;)
 
当時の私は、まだ心理学も学んでおらず、ましてや『発達障害』なんて言葉も知らず……。
 
とりあえず、幼稚園探しと、トイレ・トレーニングに手探り状態で着手(^^)/
 
まず、タイ坊イメージ・トレーニングから入ろうと、幼児教材『子どもチャレンジ二才児用』に入会。
なかなか玩具を買ってあげられない家計状態の中、毎月届く教材やDVDにタイ坊は大喜び(^◇^;)
視覚認知の強いタイ坊には、幼稚園やトイレ、日常のお約束や、他人(友達)との接し方など、繰り返し観ることによりとても助けられました。
 
しかし、しかし……。
 
トレーニング・パンツをはいて
 
『ママ、出た』
『うん。出たね~。次は出る前に教えてね~』
 
 
『ママ、出た(もれた)』
『うん。出たね~。次はしたくなったら教えてね~(^0^;)』
 
したくなったら……?
なんともフに落ちない様子のタイ坊。
 
どうも、日頃の多動に遊びの過集中が加わって、膀胱にオシッコが貯まった感覚が伝わりにくいのかもしれない。
もしくは、身体の感覚が脳に伝わるのが鈍いのかな?
 
ハッと気づいたら、したい度Max!
トイレに駆け込む余裕無し!
 
『早めに教えてね』と言ったところで、したい気持ちが湧いてこないのに『早め』も何も、本人だってタイミングが掴めない状態。
 
実は、『佐藤さん』も子どもの頃、そうだったのです。昔は紙オムツなんて無い時代。
早くオムツはずれが出来たら、それだけでお母さん大助かりで、お母さんや子どもの株が上がった時代。
 
そんな中、早々オムツを外されても、漏らしまくってました。
タイ坊と、ほんとに同じ。
 
『行きたくなったら言いなさい』→『何で直前に言うの!?』→間に合わず……。
 
『行きたくなくても、言いなさい』→『出ないじゃない!よけいな手間かけさせないで』
 
*・余談━━『佐藤さん』の実家は昔和式トイレで、小さい体で跨いでしゃがむと後ろにひっくり返ってしまうので、後ろから支えてもらわないと用がたせなかったのです。
 
そんなこんなで、恥ずかしながら小学校低学年までトイレ間に合わない問題は自分にとっても悩みの種でした。
━━━━━━━━━━━━*
 
いくら夏で洗濯物が良く乾くと言っても、1日何度も床拭きしたり洗濯機回す回数が1ヶ月近く続くと、かなりウンザリしてきてました(*_*;
 
早くから保育園通いをしていた親戚の子達は、保育園でトイレ・トレーニングを身に付けていたりするので、焦りに拍車もかかってました。
 
近所の幼稚園説明会で園長先生に、オムツはずれが完璧な状態じゃなくてもフォロー願えるのか質問した時も
 
『近頃のお母さんは紙オムツに頼りすぎるからオムツはずれが遅くて困るのですよ。こちらも、園に入ったら仕方ないからフォローしますけどね(-_-#)』
 
との話しに、ガックリ気落ちしたのもありました。母親失格とハンコ押されたように感じました。
 
チイ坊の育児に加えて、イヤイヤ期も重なり、この頃のタイ坊を私は嫌いになってたと思います。
顔や性格だけじゃなく、自分に似た部分を無意識で感じ取り、いつしかタイ坊に笑顔を向けることが少なくなってました。
 
ダンナさんの
「まだ二才なんだから…(^_^;)」
というタイ坊フォローに対して
「もう、二才だよ!(≧Д≦)」
 
と言い返してたのは、完全にアップアップしてましたね……(x_x)
 
 
 
秋にさしかかる頃、初めてタイ坊に手を上げてしまいました。
 
なんのことはない理由。布団を敷いてる時に布団を踏まないようにぐるりと回ってきてね~、というわたしのこだわりに対し、タイ坊が「ママ~」と布団の上直線コースを通って近寄ってきただけ……。
ほんとうに、たったそれだけのこと。
 
一瞬、カっとなり。払いのけ。
布団の上に尻餅をついたタイ坊のパジャマの半ズボンから出てる太ももを叩きました。
 
タイ坊がキョトンと目を見開き、やがてシクシク泣き出して、
 
わたしは、赤くなった自分の手の平と、タイ坊の太ももを見て、固まってました。
 
叩いた時に自分の中でスッとした自覚が有り、
 
『これが麻痺してエスカレートしていくと、虐待になるんだ』と分かって……
 
怖気が走りました。
 
赤くなったタイ坊の足を冷やし、何度も泣きながら謝って頭を下げました。
タイ坊は、不思議そうな顔で見上げていたけど、側に座っててくれました。
 
それ以来、タイ坊を叩いたことはありません。
 
罪悪感が拭えずに、タイ坊が小学生になってから『あの時はごめんね(T_T)』と言ったら、
 
「覚えてる訳ないでしょ!(^◇^;)」と、呆れ顔で許してくれましたが……。
 
そんな一件があってから、トイレ・トレーニングは一旦止めました。
焦ってやっても、逆効果。『オシッコやウンチが出たら叱られる』と解釈してしまったら、毎日緊張の日々になってしまって、可哀想すぎます(*_*;。
 
 
でも、中断したのが良かったのか。入園する年の2月にはトイレで出来るようになってました。
通うことになった幼稚園は子どものペースを尊重してくれる方針だったので、力まず焦らず、母子ともに大変ありがたかったです(*^。^*)
 
 
 
 
今、トイレ・トレーニングに励んでるお母さん。何とかなるものです。だから、力まず焦らず。冬でも大丈夫ですから~(^◇^;)
 

 
 

 
 


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