私が保育園でのっぽさんになったワケ。ADHDうっかり女子、親子サロンの講師になるの巻。
ちょっと今書いてる診断シリーズのスピンオフぽいんだけどさぁ、
「私虐待してる!」って思ってた時期に、助けていただいた保育園があって。
↑これにちょこっと書いた、助けていただいた保育園のこと。
ここの一時保育がなかったら自分はどうなってたかなぁと思っていて。
一時保育の面接の時にね。私はハルの自閉について話さなかったんだ。
場所見知りがあるとか、言葉に遅れがあるとか、実態については話したと思う。
でも、障害名については出さなかった。
だって、ここで断られたら自分はもう終わりだと思ってたから。
園長先生が後からね、「話してくださればよかったのに。」って声をかけてくださったんだけど。
実はここの同じ建物には療育施設も入っているのね。一時保育にも通常保育にも、障害のあるお子さんも通われている、そんな園だったんだ。
今私はその保育園で、親子サロンの講師をさせていただいている。
今日は綿棒でお絵描き。綿棒でやると片付けも楽チンだし、あんまり汚れないのでオススメ。
「講師」なんていうとちょっとおこがましい感じで
のっぽさんみたいな感じ?
みんなで簡単なお絵かきや工作をしながら
お話をきかせてもらう、一時間ほどのサロンなのだけれどね。
私、ハルが1、2歳の頃そういうのに出かけていくのが好きだったの。
外に出ていくのが大好きだった。子育て系のイベントやらサロンやら教室やらが面白くてさー。
なんだか煮詰まってる時なんか、そういう場所に行って人と話すと元気になれたんだよね。
先生と話すだけで、気持ちが晴れたりさ。
今でもお付き合いのある大好きなお友達は、ベビーマッサージの講座で仲良くなった方だったりする。
だからねぇ、その時自分がいただいたたくさんのものを
一つでもお返しできる部分があるかもって思ったら、本当にうれしいです。
工作の時間、終わった後は子どもたちはちょっとしたおやつタイム。ママたちとはおしゃべり。
そんな時間に、今日、「自閉症ってどういうものなんですか?」って、聞いてくださった方がいてね。
(自己紹介の時に、ハルのことや自分のADHDのことをお話ししていて、何か私で分かることがあれば何でも聞いてください、とお伝えしてあるので)
診断には三つ組と呼ばれる基準があること、
でも明確に線引きがあるものではないこと
それはもともとその人が持っているものだから、治ったりなくなったりはしないものだけれど
環境を整えたり、工夫することで「障害」ではなくなるというような
私なりに自分の知っていることについて、お話をさせていただいた。
自分の知っていることを改めて人に伝わるように説明するのって難しいなぁ、と思いながらも、最後にそのママが
「そうなんですね。グラデーションみたいな感じなんですねぇ。」
とおっしゃられたのが、なんだか私はうれしかったんだ。
園長先生は、一時保育を預かる時の、保護者との初めの面談が一番緊張するとおっしゃられていた。
そこで、困窮している保護者の方がいれば、自分たちが気づいてあげられるかどうかで
その人の人生が変わってしまうことすらあるという重責を感じておられるとのこと。
一時保育ってね、どこの園もやってるってわけじゃないんだよね。
この保育園は小さいところなので、そこに人員を割くのも本当はすごく大変なことだと思う。
だけど、それでも一時保育を存続させている園長先生や園の先生方のおかげで、私は救われたのだし
私のように本当に心身共に助かっている利用者の方がたくさんいるんじゃないかな、と思う。
ここの運動会はね、一時保育の子ども達も参加できるんだよね。
それでね、かけっこの前に、一人ひとり名前を呼んでくださるのだけれど
メモも見ずに、園長先生がハルを含む一時保育のお子さんのみんなの名前を読んでくださった時
私、本当にこの園にハルを見てもらうことができてよかったなぁって思ったんだ。
保育園の運動会についての過去記事はこちら
↓ ↓ ↓
今、自分があの時いただいたたくさんのことを
その何十分の一かでもお返しできることがあるのなら
なんだってやろうと思っている。
毎月第二木曜日10時から、厚木市認可保育園ViVi親子サロンにこにこほっぺにて
かんたん親子図工教室開催中です^^
tosetsukai-vivi.strikingly.com
気分転換に、楽しみにいらしてねー!
今日は素敵なぶどうができました💖
ポチッとお願いいたします♪
記名はありませんが、私の書いた記事です💖