ワンコと暮らしはじめたら

毎月、東慶寺にお香のお稽古に行っています。
春夏秋冬、鎌倉はいつも観光の方がたくさん
いらっしゃいますが、
特に六月の鎌倉は、他の季節以上の
お客様がいらしているのではないかと思います。

北鎌倉の駅はホームが長ーくて
改札口と反対方向に降りると、かなりホームを
歩くことになります。

紫陽花で有名な明月院があるせいか、
六月になると、その長ーい北鎌倉のホームに
溢れんばかりの人人人になります。

でもお稽古に行った日は、新幹線が止まるほどの
風雨の強い日だったので、
そこまでの人出ではありませんでしたが…
こんな雨風の中でも、
訪れる人は少なくありません。

確かに雨は歩きにくいですが、お花や緑が
雨に濡れて冴え冴えと、より美しく見えます。
お花の写真を撮りたいなと思いました。
なのに…
その日は携帯を家に忘れて出てしまって（笑）

お稽古のお仲間さんに頂いた、お写真です。

お庭の紫陽花がきれいでした。




六月のお茶室のお軸はこちらでした

そこ踏むな
ゆうべ蛍の
居たあたり

この季節にしか居ないホタル。
やさしく、
どことなくかわいらしいお軸です。

六月のお茶室は襖が簾戸に替わっていました。
今頃の季節になると、昔は襖を簾戸(すど)に
替えていたようです。
昔は人の着るものだけでなく、
家も季節によって衣替え？したんですね。
簾戸は風が通って涼しく、
見た目も涼やかです。
昔の人の知恵ですね。

この日は、ずーと雨でしたけど…
お茶室から簾戸越しに見えるお庭が
ほんとにきれいでした。