憲法9条ノーベル平和賞には反対 | ノー・モア・ネトウヨ

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「"自称愛国者"に物申す」というタイトルで、主に安倍政権やネトウヨを批判する記事を書いていましたが、まあ方向性はそう変わらないです。
概ね立憲民主党を支持しています。

今年のノーベル平和賞は核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)になった。
この結果を心から歓迎したい。これをきっかけに、核拡散防止条約に批准していない国の指導者や、そんな指導者を選んだ国民は、世界の恥だという風潮が世界中に広がることを期待したい。
一方で、毎回、憲法9条をノーベル平和賞に!という声も聞こえる。
それに対し、ネトウヨなどが、ありえない、反日売国奴だ、などとヘイトスピーチを繰り広げるが、実は私も憲法9条ノーベル平和賞には反対だ。
珍しくネトウヨと同じ意見。
でも理由は正反対だ。
憲法9条は、日本の平和を守るために欠かせないもので、事実憲法の下、70年余り我が国は戦争をせずにやってこれた。
もし憲法9条かなければ、朝ベトナム、イラク戦争など、米国の違法な戦争に、日米同盟の下、参戦し、多大な犠牲を出していたに違いない。
素晴らしい憲法9条だが、なぜノーベル平和賞受賞に反対なのか、それは、ネトウヨを始め、これを守ろうとしない、変えたがる愚か者が、国会議員の8割、一般国民の4割もいるという点だ。
こんな状況で、「国民が一丸となって平和憲法を守っている!」と胸を張って言えるわけがない。
こんなので受賞など、他の世界平和のために頑張られている方に申し訳ない。
こんな状況が浄化され、本当にこの国が憲法9条を守ると言う意思で一色になれば、ノーベル平和賞受賞もふさわしくなるだろうと思う。