その日の夜18:00頃。
晩御飯の前にトイレに行こう~。と思って入ったら。
赤ちゃんに蹴られた拍子なのか、パチンというかプツというか、何かが弾けるような感覚がありました。
おしっことは違い、垂れ流れてしまう液体。
少し色も違う。
臭いはない。
ナプキンをしたらちょっと赤い。
こ、これが破水ってやつだっ!(内心焦りつつ、冷静であろうとする頭)
病院に電話して、入院準備をもって、父母と病院へ。
お腹が張る張る。
そこまでの流れは、思ったよりは冷静でいられました。
少し緊張したり、ハイにはなってたと思いますが。
病院へ向かう車内で、自分と旦那さんに「落ち着けー」と言い聞かせていました。
病院で内診、赤ちゃんの心拍を確認。
けっこうな量破水してしまっていたみたいですが、赤ちゃんは元気。
ただ、逆子がいるので、帝王切開の選択しかありません。
そしてそのまま手術へ。
旦那さんが間に合わないけど仕方ない……ごめん。
点滴とおしょーすいの管を入れ、除毛します。
同意書にサインし、手術室へ。
人生、初手術です。
しかも意識がある中でお腹を切られます。
ちょっと、怖いです。
緊張します。
でっかいライトとか、麻酔の先生が頭上にいるのとか、ドラマとおんなじ。
チクっとゴリゴリっと背中に麻酔を入れられ、足元があったかくなって、麻酔の効きをヒンヤリ感じるかで確かめ、手術開始です。
先生たち「お願いします」って言ってました。
あぁ、ドラマとおんなじ。
切られている感覚はありません。
押される感覚はすごくあります。
むしろ過敏になってるんじゃないかっていう位、よく感じます。
お腹に手入ったりしてると思うので、当たり前?
でも痛くないです。
布に遮られて何にも見えない。
……
……
まもなく。
オギャーオギャーオギャー!!!!
生まれたっ!
赤ちゃんの声が聞こえて、ちっちゃい姿が見えました。
続いて第二子も。
元気に泣いてる!
なんだか夢でも見ているみたいに、ぼーっとします。
泣いてるってことは呼吸してるってことで、元気ってことですよね? ね?
本当にオギャーって泣くんだ……。
元気かどうかだけが気になっていたけど、元気ですよ、どちらも女の子です、って教えてくれました。
元気で良かった。
本当に。
お姉ちゃんはほっぺに。
妹ちゃんは指に、触らせてもらいました。
思ってたよりもずっと、柔らかくてあったかい肌でした。
この2つの命を、私が守っていくんだ……と、ぼーっとする頭で考えていました。
赤ちゃんはすぐに処置に入るようで、連れていかれました。
そのあと麻酔のせいでガタガタ震えながら、左の腹がずっと押されてるようなヒリヒリするような痛いような違和感が強くてうなっていました。
そんなだったので、手術が終わるまで寝せてくれました。
局部麻酔から全身麻酔に切り替えたのでしょうか?
すみません、良く分かりませんでした。
起きたら旦那さんがいて。
「頑張ったね」って言ってくれて、私は笑ったと思います。
父母もいたはずなのに、旦那さんの顔しか見てなくて、またすぐに寝てしまいました。
そのあと起きたら助産師さん?がいて、何やらしてくれていました。
麻酔が切れたら動かしてね、とか、痛かったら痛み止めボタンを押すのよとかナースコールはこれよ、とか。
その後も何度か助産師さんとか旦那さんが来てくれて、うとうとしながら過ごしていました。
旦那さんはもう抱っこしたそうです。
良いなぁ。
私はまだ抱っこしてないのに、母を差し置いて抱っこしてっ!
まぁ、仕方ないですね。
お姉ちゃんは2000gに満たない、妹ちゃんは1800gにも満たない、小さな2人。
小さいねぇ……。
でも元気だったって、旦那さんも言ってたし、大丈夫だよね。
明日はどんな一日になるのかな。
もう1:40だ。
寝なきゃね。
(※当時書いていた自分用の日記を修正して更新しました。)
(そのうち、投稿日を妊娠当時の過去日付にします)