電解還元水は私たちの体の隅々までなぜ洗えるのか | 美容と健康・ダイエットに関するブログ

美容と健康・ダイエットに関するブログ

このブログでは、美容、健康に関するいろいろな情報を
お伝えして行きます。

 

 

 

 

 私たちの体の脳には、血液脳関門というものがあります。脳細胞の機能を破壊する薬剤、毒素、神経伝達物質などの血液から脳への移行を厳しく制限しています。一方では、ブドウ糖やアミノ酸、拡散成分などの栄養素を選択的に透過します。

 

 これらは主に、脳血管の内皮細胞の働きによります。油に溶けやすい脂溶性の物質や小さな物質ほどこの血液脳関門を通りやすい性質があるのです。従って、ビタミンCのような水に溶けやすい抗酸化物質を脳に供給して脳細胞を保護したくても、大きすぎて血液脳関門を通過することができないのです。

 

 しかし、すべての物質は水に溶けた状態で、私たちの体の全体に運ばれていきますから水だけは、毛細血管を通して、脳であろうと、骨であろうと、全身くまなく行き渡ることができるのです。水に抗酸化性を持たせることが出来れば、全身の酸化状態を改善するのに極めて有効なことがおわかりいただけただろうとおもいます。

 

 心臓から血液が出て全身をめぐり、再び心臓に戻ってくるのに約40秒と言われています。コップの水を飲むと、水はまっさきに脳に供給されるのです。ついでに、全身に行き渡るのに数分しかかかりません。そんな物質は他にありえません。

 

 水に溶け込んでいる物質は選択的にしか細胞内に取り込まれないのです。腎臓は一日に約180リットルの水を濾すといわれています。その水のほとんどは、再び吸収されて、一部が尿となって体外に排泄されます。

 

 なぜ、腎臓はそれだけの大量の水を濾すことが出来るのでしょうか。それは、腎臓の細胞の細胞膜に水を選択的にすみやかに透過する水チャンネル(アクアポリンともいいます)といわれる通路があるのであります。

 

 その水チャンネルの通路の大きさは 0.3~1.3ナノメーテル(1ナノメーテルは10億分の1メートル)と極めて小さいのです、(0.3ナノメーテル)の水は透過できますが、その他の大きな物質は透過できません。

 

 活性水素(水素原子)の大きさは0.1ナノメーテルです。後で述べますが、活性水素の運び屋である金属ナノコロイド(ミネラル)の大きさは、1ナノメーテルまたは、それ以下と推測されます。

 

 水チャンネルを透過できる可能性があるのです。これに対して、ビタミンCやβ‐カロチンは分子量が水よりも10倍から30倍大きいので、水チャンネルは透過できないのであります。

 

 つまりは、ビタミンCやβ‐カロチンなどの還元作用を持つ抗酸化物質が侵入できない細胞であったとしても、水だけは平気でゆうゆうと浸透していき、細胞に取りついた酸素を取り除き、安全なただの水に変えて排出してくれるのです。