台湾旅行をして、退屈な飛行機の中で偶然見つけた「君の名は」往復の旅程で
1本見終わった。
そして、おまかせ観光でたまたま連れていってもらった9分だか10分(分に人偏)が
「千と千尋の神隠し」のモデルになった町並みだと聞いた(そうじゃないという話も聞いたが)
「君の名は」は、なんだかよくわからないうちに見終わってしまったが、するめの如く
あとから味がにじみ出てきた。
3年のズレが、同じ時間空間に存在して、たまたま同期化してしまったという不思議な話
それが一回では無く、何回か起こる、しかも男女の体が入れ替わる(魂が入れ替わる)
私は時々思う、自分の時間は時系列で進んで行く(老いていく)けれど
別の時代もまた、この同じ時間に平行に動いているのでは無いかと・・・
時間は左から右に(誕生から死に)動いていくけれど、そこに西暦だとか時間だとかが
存在していなければ...真空宇宙に放り出されれば、人間が考えついた時間など存在しない
そうなれば時間軸のスタートは織田信長も聖徳太子(今は厩戸皇子というんだそうだ)
も私も生から始まって死まで一緒に進んで行くことが出来る
時間という人工物が500年前だとか1500年前だとか決めているだけで、そんな年号など
無ければ、いつの時代の人間であれ、生から死に向かって同じ軸に沿って生きているだけなのだ
信長が古くて、私が新しいと考えるのはナンセンスだ、信長が49歳で亡くなって、私は信長より
435年長生きしたわけではないのだ。
そんな風に考えれば、三年前が今の時代に紛れ込んでくることは不可能では無い気がする
三年前の人は三年後の今、三歳歳をとって存在しているけれど、だから3年先輩だって
だけども3年前には今の私と同じ年で存在していた、そこなんだよポイントは
それが「君の名は」の種明かし
いつも私が思っていることと合致する・・・・・・・わかんないだろうなあ?!