神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)

風吹くままに 流れるままに
(yottin blog)

静寂な禅寺で見た 黄金の舞

2017年07月04日 08時10分42秒 | 宗教

三方、山に囲まれた静寂な寺 西だけが急な谷になって切れ込み、一帯は孟宗の竹藪だ

450年の昔、落城した山城の麓より、ご本尊と寺宝を守って

命からがら山を越えて逃げてきて、今の山中に建立したという

今日は地域の婦人の勉強会があって、法話を聞き、宝物(ご本尊、刀剣、狩野派の書画)を拝見

婦人と言っても70代80代の集い、月例会を行っていて、今日の昼食をわが家でという段取り

中にアメリカ人の10代の少年が2人居た、ホームスティで我が町の2軒のお宅にいる

その一方の主は、日頃より懇意にしていただいている70代後半の方で、奥さんは書をたしなみ

近所の人に教授している

我が店にも和歌集の中から四季の六様を書いていただき、季節毎に飾っている

 

寺を去るとき、突然に風が吹き  竹藪から笹の葉が、まさに花吹雪の様に

黄金色にきらめいて境内に舞った それは初めて見る光景で

次から次へとキラキラと キラキラと果てること無く高く低く舞い続けている

御婦人たちも、私も声も無く見入った

風向きが変わって、私たちの方にも黄金色の葉が降り始めた

「ありがたい」「ありがたい」 なぜかそんな気持ちで心が温かくなった

 

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
段々 (つー君)
2017-07-04 08:21:46
と何か極めてきたようですね☺
血筋ですかね (yottin)
2017-07-04 11:32:41
祖先や親戚に結構お坊さんがいるので、その遺伝かも。
蚊やゴキブリも目が合うと殺すことが出来なくなるので、子供の頃から父には「おまえは将来、坊さんか**だな」と言われていました、そんくせ魚屋を継がせたんですから現実は厳しい。

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