昨日綴ったPalliative careの人、
自分が休暇中に他界してしまった。
今日は彼女をどうケアしようと、
考えながら迎えたシフト入りの朝だったのに。
レジデントは急変するんです、
何が起きるか分からない。
だからこそ1シフト1シフトが大切、
そのシフトがケアのラストチャンスになることもあるから。
最期に見たレジデントの表情は、
いつでも鮮やかな記憶で甦る。
同僚と就寝前きれいに身体を拭いてあげた。
ポジションを寝やすいように換えて、
じっと天井を見上げる彼女の
額と髪を優しく撫で「おやすみ」をした。
結局それが自分にとって最期のケアになった。
YouTube とか閲覧して楽なリポジションを研究していた。
もう彼女には実践出来なくなってしまった。
苦しみと痛みから解放され、
ようやく旅立てたんだと思うようにしている。
彼女の冥福を心から祈りながら....