５大キツネ祭りの５種類のキツネマスクとDVDのセットが￥55,555という高額な値段に、公式のtwitterに批判と落胆の書き込みが多数寄せられています。

 

　

自分もあの炎天下に６時間並んだ身としては、運営に対してちょっと複雑な想いが湧き上がってくるのは否定できません。

 

 

　しかし、ハンドメイド品で大量生産が困難な商品であるマスクが再販されたことは、何時間も並んで買えなかった人には朗報ではないでしょうか。

 

 

　確かに、運営が金の亡者なら一つのセット単価を高額にせずに、皆が希望しているDVDをバラ売りにしたほうが儲けは遥かに大きいでしょうね。そうすればファンも喜ぶし運営も儲けるという いい事ずくめ なんですが、敢えてそれをやらないのは何故なんでしょうか。

 

　そこから考えられる理由としては、ネットへの流出を防ぐ位しか思い浮かびません。数量を限定する事により流出する数そのものを少なくできますし、高価にする事によって無料で流出させる行為に心理的抵抗が自然と生まれます。

 

　運営が恐れているのは、しばらく待ってれば誰かがネットに上げるだろうという雰囲気が蔓延する事で、そうなれば映像作品を買うのはコアなコレクターだけになってしまいます。一般発売されて多量に出回っている作品は、実際にそうなりつつある状況ではないでしょうか。それならば、最初からコアなコレクター向けに映像作品は高価なオマケとして抱き合わせにすれば、ネットに流出して消費される事もないし確実な利益も得られるというところでしょうかね。

 

　生のライブを観るために、交通費と宿泊費が３万円かかっても全く抵抗はありませんが、コレクターではない自分は一種類で３万以上するグッズはかなり抵抗がありますね。