本日からベビーメタルの2018年のワールドツアーが始まりましたが、先達ての新曲発表で喜んだのもつかの間、まさかYUIMETALの不在とダンサーの増員があろうとは夢にも思いませんでした。
いびつな形態の違和感を何とかやわらげようと、オープニンングから新曲を連発しましたが、必ずしも成功したとは思えません。
3人+神バンドの形態を崩してしまうのは、ベビーメタルのアイデンティティーの根幹を揺るがす悪手中の悪手です。こんな昨日、今日のにわかファンでもわかる事を運営はなぜ、やってしまったのでしょうか。
理由は色々考えられますが、やはり訴訟大国アメリカの訴訟対策ではないかと個人的には思っています。
ベビーメタル(中元、菊地、水野)という固定メンバーで契約したにも関わらず、直前や公演中でない事故、病気でメンバーを欠いたら訴訟問題に発展する恐れがあったのではないでしょうか。
なので、ベビーメタルは固定メンバーではないという訴えられた時の言い訳を作りたかった。確認していませんが、ベビーメタルの公式プロフィールから個人名が無くなったという噂もうなずけます。
だから、広島の時のように事前に告知できなかった(告知したら自ら固定メンバーと言っている事になる)し、二人でやる事も代役を立てる事もできなかったのでしょう。裁判でベビーメタルは固定メンバーではないと言い張るには、これまでの3人+神バンドの形態を崩すしか方法はなかったのだと推察します。
苦渋の選択だったとは言え、YUIMETALを心配するファンを怒らせ、この3人だからベビーメタルと言っていたメンバーを失望させた事実は消えないでしょう。
批判の矛先は自然と運営へと向かってしまいますが、運営も歪んだ支配の犠牲者と言ってもいいかもしれません。
舞台のバックフラッグとRORの旗がBABYMETALでなくなったのも、好んでこんな形態にしたのではないという、意思表示にも思えますね。
そんな中でも、SUさんの歌とMOAちゃんのダンスは素晴らしかった。