日経平均株価は、取引時間中に23000円台を回復しました。
実に25年10カ月ぶりとなる歴史的なことなのです。
実はこの23000円というのは、バブル期の最高値(38957円)とリーマン・ショック時の最安値(6994.9円)との半値戻しの水準にあたります。
格言では、「半値戻しは全値戻し」と言われますが、果たしてバブル期の最高値である38957円を超えられるかが来年度以降の注目点になります。
バブル期と異なる点は、企業業績は好調ですし、一株当たり利益や日経平均の予想PER(株価収益率)は15倍と割高感もありません。
私が大学生の時、バブルが崩壊しましたので、その当時の株価が騰がったとか、土地の価値が騰がったとかは、正直わかりませんが、再びバブルが来てほしいとは思います。
今の中学生は、学校でファイナンスの授業があり、どの銘柄を買えばいくらになるかとか、どの保険に入るべきかとか、学校で経済の基礎を学ぶ機会があるそうです。
社会科見学で証券会社に行ったりする中学校もあるようです。
実は、アメリカなどでは、子供の頃から投資の勉強をするのは当たり前のことなのです。
日本は遅れていると私は思います。
「投資にはリスクがある」ということも教えながら、早い時期から、子供たちが経済に興味を持つような教育もこれからは必要だと思います。