どうして直接インスリンはからなくて、CPR測るの? | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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専門は糖尿病ですが、内科一般診察しています。時に子供も。糖尿病で病院を迷われている方、介護施設を探している方、ご相談下さい。

 

1型糖尿病患者さんの

 

内因性インスリン分泌見るときは

 

CPR測定します。

 

 

 

直接インスリン測れるのにどうしてでしょ?

 

 

1型患者さんは 外来性のインスリン注射しているから

 

 

 

採血すると、それも拾っちゃうだね。

 

 

 

だから内因性のみのインスリン分泌みるため CPRで 判断します。

 

 

 

2型糖尿病で インスリン抵抗性なんかをみるときは

 

インスリン(IRI)を測定します。

 

 

おお~~ 珍しく 普通の医者が書くような普通の文章です。

 

 

 

 

福岡県なんかは 査定厳しくて

 

 

 

2型糖尿病で CPR測定すると査定されます。

 

 

 

昔は えらい先生が言う通り

 

 75gOGTT(ブドウ糖負荷試験)で 血糖値の他インスリン分泌能をみたりしてましたが

 

 

これも 福岡県では 査定対象なので 当院では施行していません。

 

 

 

あと 開業当初は  ふつうに75gOGTTで 血糖測定 してましたが。

 

 

糖尿病の人に、毒(ブドウ糖)を75gも投与することに意味はないと感じ

 

4~5年前から 当院は 75gOGTTやめました。

 

HbA1cと 血糖 で判断します。

 

 だんだん 当ブログらしくなってきたね~(笑)

 

 
 
 
 

 

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年中無休 糖尿病&内科診療
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