Interior Insupiration

インテリアコーディネートの仕事はしながらもインテリアコーディネーターの資格はとうの昔に失効している変な人が書くお話です。

仕事ありがたくゲット

先日、ある案件のモデルルームについて
コンペ形式のプレゼンをさせて頂きまして

その結果を今日頂きました。

結果は、、
ありがたくお仕事をさせて頂けることになりました
とてもとても感謝したいと思います。

 


実は、、、今回のプレゼンをする数日前は
あまり本気で取り組んではいなかったのです。

競合する会社があったことや
自分のコーディネートを
ありのまま表現する自信がなかったことなど、、

基本 私は競争が苦手、負ける勝負はしたくない
もっというと昔から競争とかして勝ったことがない。
(幼馴染や弟に10数年間、勉強、スポーツ、あれこれと
 負け続けてコンプレックスの塊なので
 こんな性格になってしまいまして)

だから、やる前から必要最小限の資料を持っていけば
一応参加したという体裁は整うと思っていました。


けれども、準備をしている途中に
私の師匠のような方に
『コンペ頑張れ』って言われたんです。
その時私は、頑張っていない自分をうすうす自覚していながら
気にしながらも逃げているような自分を
ずばり指摘され見透かされてる気がしてショックをうけました。

いつもの私のパターンをやっぱり繰り返していたのです。

気付いたからといって、だからといって、
目を見張るようなプランが出来上がるとか
そんな神掛ったようなことは出来ませんでしたけど。
少しのあいだですが黙々と仕事と向き合いました。

モデルルームのインテリアコーディネートって
非日常のような雰囲気をつくることが醍醐味でしょうけど
私は、全体的なテーマはさくっと決めて
地味だけど 照明、天井、壁、家具、全て
色や寸法については時間をかけてでもじっくり決めようと思いました。
派手なことは出来ないけど、
提案するクライアントに対して手を抜いたと
失礼なことにならないように。
なるべく漏れのないように決めて、図面も書いて
かなり細かくつくりこみました。

その内容を提示するプレゼン当日は
なぜかありえないくらいくらいガチガチに緊張してしまって
私も説明したいことの半分くらいしか
お話ができませんでした、、

ですので、お仕事頂けると聞いたときは
信じることがなかなか出来ませんでした。
今まで、私のことを知っている会社の物件を
プランさせてもらうことはありましたけど
はじめましての名刺交換から数日で選んで頂くことは
なかなか過去に経験がなかったので
やっぱり信じられません、、、、


こんな出来事は、
微かではありますけど
新しい自分に生まれ変われという
メッセージなのかもと思います…

ですから
縁を繋げてくれた販売会社の方
途中で喝を入れてくれた私の師匠
期待せずにプレッシャーかけずにぬるく見守ってくれた上司
こんな奴を採用してくれたクライアントに
ありがとうございますって言葉が
自然と出てくるのです。










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