ようこそエンジェルホームへ!お年寄りの介護、健常者のリタイア生活も 日本から一番近い常夏の国フィリピンで安心・安価に!

特養老人ホームの入居難を嘆いても始まりません。お年寄りの介護・健常者のリタイア生活は年金収入だけでも余裕を感じて、。  

「目からウロコ」 ・・・ 視点を変えれば解決の方法が自ずと見えてくる、という話。

2017-07-10 10:55:46 | 日記
 

私自身、ほぼ1年前に女房のストレス(泣)と睡眠不足が原因(多分)で、軽い脳梗塞を起こし、近くの総合病院に約1週間入院。 その際、左半身に一時的に軽いマヒを起こしました。  そこで退院後は担当医師の勧めで約2ヶ月間、毎週1回位の割で、病院のリハビリルームに通う事に、、。 リハビリルームにある機器の類は、ウオーキング・マシとか、バイク・マシン(=自転車のようなの(とか、普通のトレーニング・ジムにあるものと大差ないのですが、違っている所と言えば、若いケア・ギバー(介護士)の女の子が、何かと世話してくれること。 だから1回2時間位のリハビリも飽きずに毎週行き、2ヶ月間は「アッと言う間」は大袈裟ですが、そこそこ短く感じる間に終ってしまいました。 最後の日が終わった後、ずっと担当してくれたケアーギバー嬢に丁寧にお礼を言って、色々話したら、実は彼女は外国人のリハビリを担当するのが初めてで、私とのリハビリの時間の事を同じケアーギバーの同僚達にも色々聞かれるので、結構自慢して話せた、という事もあり、私のリハビリの時間がとても楽しかった、という嬉しい返事。
なお彼女は既にアメリカの西海岸の大病院にケアギバーとしての就職が決っており7月末頃には渡米する予定。 前に「フィリピンは介護人材提供大国」みたいに書きましたが、実際にフィリピンに暮していると、それは身近に感じます。 女の子を持つ家庭で、余り貧乏でない家庭なら、高校卒業後、女の子が希望するならケアーギバーの専門学校に通わせよう、と考える親は少なくありません。    大学を出てもフィリピン国内に良い就職先が無い現状では、専門学校を出て、ケアーギバーとして外国で働く、というのは彼女達の描く典型的な「明るい未来に繫がる階段」なのです。 日本もEPAの協定に基き、ケアーギバーの受け入れを始めてから、彼女達の「明るい未来に繫がる階段」の先にある国の仲間入りをした(と、国は思っていた)はずなのですが、 こういう実際の現場の女の子達の話題に「我が、日本」が出てくる事は殆どありません。  そういう意味では日本はまだまだ「人材鎖国」彼女達の希望国の選択肢の一つにさえなりません。

(関連記事から)
今後10年間で、団塊の世代が本格的に医療・介護保険を利用するようになる。特別養護老人ホームは現在ですら入居希望者が列をなしているのだから、早晩、人も施設も足りなくなることは明白だ。介護現場にいるひとたちは、「このままでは認知症の高齢者が街を徘徊するようになる」と真顔で語る。

 日本は世界のなかでも“排外的”な国家で、移民を極端に嫌っている。その一方で、少子高齢化は日本の避けられない運命だ。

 その現実に目を逸らすことなく、海外の若い労働力を活用する以外に、高齢者の医療・介護問題を解決する方途はない。もしそれが無理だというのなら、あとは1人ひとりが海を渡る選択肢を考えておくしかないのだろう。


日本にはケアーギバーが足りないから来て頂戴 ! 仕事はいくらでもあるから ! 」と叫んでみても、「日本では仕事の内容が待遇と見合わない!」というのが、ここフィリピンの一般のケアーギバー、そしてその卵とも言うべき専門学校生達の間にほぼ「共通認識」として、定着し始めている現状では、「ケアーギバーとして日本に行こう!」と言う女の子は極めて少数派、と言うかむしろ「何を好き好んで?」と変わり者扱いされかねない現状です。
勿論、何事にも対策、と言うか「解決策」はあるはずです。
思いつくままに書いてみると、、、
1、ケアーギバーの現在の待遇、労働条件を画期的に改善し、「ブラック」のイメージを完全に払拭する。
  当然の正論ですが、本当にその通りやったら、施設の入居金や毎月の費用に相当大きく跳ね返り、経済的理由で今以上に入居難になるのは必至です。
2、人手不足解消だけを目的に大量(=数万人規模以上)のケアーギバーを海外から受け入れる。
 現場の人手不足は一時的に解決しても、「外国人を安い人件費で使い、結果、日本人介護士の給与の頭も低く抑える」結果にしかなりません。
そもそも労働力集約産業的意味合いの強い介護を全てに高物価、高コストの日本で全て賄おうと言う発想自体がもう、大きな壁にブチ当っているのは否めません。    外国人の給料を多少安くしてみても、彼女達も日本の法律で守られている以上、奴隷労働のような扱いは出来ません。   例え、給料は多少安くしてみても、彼女達が日本で生活する以上、家賃、食費、交通費、光熱費等は日本人と何ら変わるところはありません。 むしろ最初の内、彼女達の言葉の不自由を日本人スタッフが付き添ってフォロー位はする訳ですから、その分余計な人件費増にさえなります。   それを考えると日本での介護自体もう既に構造的限界なんだと目を覚ます必要があります。
一時、日本の製造業が大挙して生産拠点を中国や今ならベトナム等、日本に比べ人件費その他、諸々のコストが遥かに安い国に移転したように、労働力集約産業的意味合いの強い介護も日本に近く、低コストでも可能なフィリピン等、の外国で、と考える「発想の転換」が必要なのでは?  私もそうですがいわゆる「団塊の世代」の介護はもう待ったなしの緊急な問題です。  見方を変えれば解決は何も難しくはない・・・「目からウロコ」です。

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