テーマ:ラテン音楽(411)
カテゴリ:キューバ
https://www.amazon.co.jp/dp/B0007MCI6K デビュー作「ジューサ」にして新世代キューバ音楽の最重要アーティストに躍り出たジューサ。2作目となるこの作品では、その豊潤な音楽性にさらに磨きがかかりました。"ブリーズ"とは、生きること、希望を持つこと、自分を解き放つこと。彼女の前向きな姿勢を反映したタイトルです。 素晴らしい音楽遺産があり、長老歌手も活躍するキューバだが、若い世代の有能なアーティストも目白押しである。なかでも注目すべきは2002年に『ジューサ』でデビュー、2005年の第2作『ブリーズ』でさらに高い評価を受けたジューサだ。彼女は1973年に首都ハバナに生まれ育ち、高名なアマデオ・ロルダン音楽学校で教育を受けた。曲を作り、唄、ギター/ベース/ピアノを弾く才媛である。その音楽にはキューバはもとより、スペインや北米のポップス、ロック、ラップ、ジャズ、さらにはボサ・ノーヴァなどのブラジル音楽の影響が感じられる。情報のグローバル化が進む現代にあっては、キューバにいても世界から吸収し、それらを自身のものに昇華させた上で、世界に発信することになるのは必然であろう。スペイン語だけでなく、英仏語で唄うことにも世界への発信の意志が感じられる。しなやかな感性に裏打ちされた存在感あふれる彼女の唄とサウンドは、音楽大国キューバの21世紀における大きな成果である。 プレリュード(Prelude) 雌牛とアザラシ(Una Vaca y Una Foca) ウェイティング(La Espera) カラーズ(De Colores) ブリーズ(Breathe) 駆け上れ!(Sube) セイラーズ・ゴースト(El Fantasma Del Marino) フラッシュ(Flash) 恐れ(Del Miedo) タイム・イズ・ジャスト・ア・シャドー(Time is Just a Shadow) 破滅(Naufragio) レ・ナシミエント(インストゥルメンタル)(Re-Nacimiento) ニュース(Noticia) デスカルガ・トラック:カンダオ・セラオ(Descarga track: Canda'o Cerra'o) ジューサ(ヴォーカル、ギター、エレキ・ベース、バック・ヴォーカル) デスセメール・ブエノ(ヴォーカル、バック・ヴォーカル、エレキ・ベース、ラップ) ロベルト・カルカセス(フェンダー・ローズ、ピアノ、バック・ヴォーカル)他 ゲスト:レニーニ(ヴォーカル) セスト・センティド(バック・ヴォーカル) アイデー・ミラネス(ヴォーカル) ケルビス・オチョア(ヴォーカル、バック・ヴォーカル) 録音:2004年 解説:ジャン・フェアリー(訳:ジンジャー国田)、HITOSHI 歌詞対訳:HITOSHI、対訳協力:ジューサ OMAGATOKI(オーマガトキ) OMCX-1126 発売年月日:2005年3月23日 購入年月日:2008年5月22日(CDクラブ) ラテンミュージックランキング
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Last updated
2018.02.04 14:44:01
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