姑からの電話は、たまにあるんです。
一週間か二週間に一回くらいは、必ずお昼の暇そうな時間にかけてきて正直うざいです。
用事は特にあるわけじゃなく、たわいもない最近の生活の様子の確認から会話が始まります。
私がちゃんとしっかりやっているか、息子が不自由していないかの確認もしたいのでしょうし、そして何より、暇で話し相手、それも一方的に喋れて、ひたすら相槌をうってくれる、良質な壁のような相手を、姑は求めているんだと思います。
一度話し始めると、「何も用事は無いんだけどね」から最低30分くらいはずっとノンストップで喋っています。
私がどんなに低いトーンで「はぁ」とか「あぁ」とか「へぇ」とか「まぁ」とか「えぇ」とかいう最低限の相槌をうっているだけでも、構わずその、微かな相槌を補給燃料にして、永遠に走り続けるものすごく燃費のよい車のように突っ走ります。
面と向かうとそうでも無いのですが、姑と電話で会話すると、全然言葉のキャッチボールにならないんです。
ひたすらどうでも良い話を、相手の顔色が見えないことを良いことに、ずっと話しています。
あまりにこちらの反応が悪いと、伝わってないのかと同じことをもう一回繰り返して言い始めることもあります。
それが嫌で、大げさに反応を示したりすると、今度は嬉しくなって同じことをもう一回繰り返し始めます。
勘弁してよと思いながら、ずっと聞いていて、一瞬割って入る隙を見つけて、「お義母さんすいませんちょっと買い物に出かけますので…」とか言い訳を差し挟んで切らないと、気持ちよく喋らせていると、それだけで一時間は消費してしまいます。
こういう姑を持つ方ってたくさんいらっしゃるのでしょうね。
スマホの時代、電話がかかってくるとどうしても履歴が残ります。
LINEでのコミュニケーションで”既読無視”という問題があるそうですが、私はまさか姑相手に”履歴無視”を決め込むわけにもいきませんので、何度か電話に出ないとこっちから掛け直さないと、なんで無視するの?!と姑に怒られかねません。
自分から電話を折り返ししないといけない状況になって、下手に電話中姑の話が止まらなくなると、途中で「お義母さんすいません通話料金が勿体無いので電話切っていいですか?」と言うわけにもいきません。
だからそういうことにもならないように、電話がかかってくると、居留守は使わず毎回出るようにしています。
次は姑からいつ電話がかかってくるのか…
「お義母さん、電話、うざいです」と言えたらどんなに爽快でしょうか。
気持ちが重いです。
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