創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

他業務への応用

2017-10-22 04:04:33 | Weblog

 おはようございます。

 第9章の先頭部分の昨日の続きです。

『第2章から第8章は、「新規商品の企画の業務に創造性が必須である」が要点です。そして、本章の要点は「商品企画の業務を担当すれば、自然と創造性を開発できる」です。本章の説明は8章までの説明と逆の命題の関係があり、創造性の開発と商品企画業務に逆が成り立つとする考え方を示しました。ですから、本質的に同じ内容です。そして、第2章から第8章は創造性開発の模擬ゲームの手順書として活用いただけます。』

 会社には多数のチームや部がありそれぞれに複数の担当者がいます。企画部の外にも、該当商品に関係するや部門があります。生産や営業は他社にお願いするケースも普通です。私が企画で外注したことがある業務は市場調査、取り扱い説明書の製本、書式例、翻訳など。2社以上から見積もりを取り、選択すべき業者を経理に提案しました。

 商品企画の担当は商品が成功する上でごく一部の仕事に過ぎません。若い人が会社に入社し、商品企画を担当する可能性は少ないと思います。しかし、若い時に学んだ知識や経験は歳をとってからも理解しやすいと私は考えています。小さい時に駆けっこが好きだと、学生になった時、どのような種目でも、教科でも得意のレベルまで上手くなると考えています。簡単なことでも1万回繰り返すこと。すると他のことも得意になるのが速くなるでしょう。オタク、変わり者、アホは悪いことではなく有利かもしれません。

 皆さんがあるチームを率いた時、商品企画の経験談が非常に役立つと思っています。そして創造性の開発法を知ることです。今の世の中は、未来が不鮮明だからです。仕事は終わるまで良し悪しが分かりません、正しいと思った策が逆効果になる場合が度々でした。ですから細かく頻繁に情報を収集し、判断し、人に伝えることが必須。細かく早くです。

 第9章に書かれている内容は創造性の開発に関する知識です。企画業務の担当者の観点からは、切れ切れの経験談や知識のように思えるかもしれません。しかし、どのような業務を社会で担当しようと、研究開発だろうと営業だろうと教育部門だろうと、役立つ方法が書かれていると思います。

 今日はここまでにします。

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