バドミントンが拓くあなたの未来

部活と勉強の両立が生きる力を育みます
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正解は割り切り

2017-08-18 07:35:04 | Weblog
 給与計算、請求書出力、顧客へのラベル印刷にリモートジョブエントリターミナルを利用していました。コントローラはCDC7600でした。ずいぶん立派なRJEターミナルと思いました。当時コストダウンのためにHP3000導入を検討していました。コストダウンと言っても、予算は十分にあったのか。

 Wang社システムも検討し、ワード処理システムとあわせ、シェアード型への移行も検討していました。でも、無理でしょう。専門家の多い弁護士事務所、口の立つ人が多いから、シェアードシステムを導入し計算機センターを設置するのは逆効果かもと私は思いました。バッチジョブは難しい。計算機のプロが必要です。会社の体質に合わないと私は思いました。合いそうなのに難しい。

 この事務所は割り切りが素晴らしいと思いました。ここで脱線。そうなんです。私のバドクラブに超優秀な弁護士がきます。昔は数名、卵はたくさんきました。卵が孵ったか知りませんが。概ね彼らは試合戦略が、割り切りが素晴らしい。割り切りの良い人ほど早く司法試験に合格したよう。試験回答や弁護の方針に超優秀は割きりが良いと、お酒を飲むたび思いました。

 話を戻します。この会社はデータエントリ処理を外注していました。社内だと、データエントリーは作業者確保が大変です。守秘義務のある特別なデータ以外、社外発注のほうが効率的でしょう。この会社では、データエントリ済のデータは磁気テープで、直接、社外の計算センターに送られていました。素晴らしい割きりでした。

 この会社のRJEターミナルは高速ラインプリンタだけのターミナルでした。一瞬贅沢だと思いましたが、よく考えるとデータエントリ処理はなく、故障しないラインプリンタだけの業務。自動化でき効率の良い部分を社内業務にしていました。素晴らしい割り切り、社員が有能で、口が立つ人が多い会社に最適なシステムと思えました。

 ここで創造性がファイヤしました。また脱線します。本当の専門家ではなく、自己正当化の傾向が強い、似非専門家の多いのが学校。割り切りが最適システム化戦略だと今ひらめきました。昨年まで学校システムについて、理事長と教頭にシステム化方針をアドバイスしていましたが、気がつきませんでした。

 良いシステムには、システム化戦略を決め、ユーザー要求を徹底的に調査し、シナリオプランニングがその上で必要です。口だけせっかち、実は意思決定しない責任を負わない学校人に無理。破れ鍋に綴蓋、やはり現場主義のシェアード型、統合型システムしか承認されないでしょう。仕方がありません。今まで通り、全員がグダグダとよちよちとよろよろと行くしかありません。

 承認しやすい、作りやすい、運用しやすい、コストが安いは全部別次元。ほとんどの学校はシステム化できず、先生が忙しいのは当たり前だのクラッカー。日本の学校教育は何処へ行く。南無大師金剛遍照。
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