オープンアトリエ2017 芸術の町大泉「Lamp*Ya」と「根ノ鼻窯」へ | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

  

  大泉には工房・ギャラリーがたくさんある。

 「八ヶ岳アート&クラフトマップ2017」には大泉地区で16軒掲載されているが、「KOJI」とか、麦と卵街道(県道28号)沿いの陶器屋さん等載っていない工房も多いので、おそらく全部で30軒位はあるのではないだろうか。(すてきな工房KOJIの記事→ここ

 

(アート&クラフトマップ  ここからダウンロードできます→ 「おらんうーたん」さんのHP

 

 台風一過の秋晴れの中、クルマでうろうろしていると、「オープンアトリエ」というのぼりが目に入った。

たたずまいが素敵なので入ってみたのが「アトリエ Lamp*Ya」。ランプシェードの工房である。

 

(素敵なペンダント 2万円位だったかな)

 

 我が家はすべてODELICの照明器具であるが、こういうのを見るとひとつか2つ位は地元で気に入った

ものを探すべきだったとつくづく思う。これから家を建てる方は地元の工房をチェックしてみることをお奨めします。(照明器具の選び方の記事は→ ここ

 

 建物は正面がアトリエ兼ギャラリー、左が住居である。2002年にこの地に移住、アトリエをオープンしたそうだ。他の工房に比べてアトリエ棟が、デカい。

 

(2階がアトリエとギャラリー 1階は??)

 

(住居前のデッキでそわそわ落ち着かないそら いい匂いがする?)

 

(全景はこんな感じ      Lamp*YaHPより)

 

 いただいた「オープンアトリエ2017マップ」を見ると、あの「根ノ鼻窯」も参加している。「あの」というのは過去2回お邪魔したことがあるからだ。さっそく3回目の訪問へ。

 

 根ノ鼻窯は、「サニーサイドカフェ」の近くにある。建物はショボく(失礼)、看板も亭主(中條さん)の

手書きのショボいもので撮影意欲が全くわかないのが残念である。

 

 私は中條さんの作品が好きだ。

 同氏は瀬戸かなんかのご出身で、和食器がベースなのだが洋風の食材にも合いそうな作品が多い。

一見土臭いおっちゃんなのだが(失礼)、独特のセンスがある。

 

 

(作品にはウサギをモチーフにしたものが多い。多分ウサギ年なのだろう)

 

(工房に並ぶ作品群 広い工房には作者の情熱が横溢している)

 

 

(絵付けをする中條さん 実物より繊細な感じ多分撮影で緊張しているのだろう   山梨県HPより)

 

 ちょうど中條さんはご在宅で、私を見るなり「あ~ゆるふわさんだっけ?合ってる?」と挨拶してくださった。

 なんと素晴らしい記憶力、といいたいところだが、毎回毎回私が、

「安くして。傷物でいいから。処分市やるときは連絡して」、としつこく迫るからすっかり辟易して顔と名前を覚えたのだろう。

 

 こういう時に私は金持ちになりたいと痛切に思う。

 セコいこと言わずに、

「あ~そこのやつ。うん、棚全部、包んで下さいな」と言えたらどんなに気持ちがいいだろう。根ノ鼻窯に限らず、工房に行くといつもそう思うのだ。

 

(電気窯で焼きあがったばかりの皿  これは展示品でなく京都の陶器屋さんからの注文品の由)

 

 大泉にお出かけの節は、パン屋さん巡り、蕎麦屋巡りだけでなく、ぜひ工房巡りもお楽しみください。

(大泉のパン屋さん記事は→大泉のパン屋さん紀行

 

(ゲージツは、パスということでお願いします~)