「母子家庭は貧乏なん?」
と
ムスコ氏(小学5年)に聞かれました。
「なんで?誰かに言われたん?」
と私が訊ねると
「違う。別の母子家庭の子が
自分でそう言ってた」
続けて
「ねぇ、うちって貧乏なん?」
と、ムスコ氏。
私はこう答えました。
「うちは、お金の使い道を決めて
その予定通りに生活しているねん。
食べるお金、遊ぶお金、プレゼントのお金、
学校のお金、旅行のお金、将来のお金…。
無駄に使うお金はないけど
予定通りのお金はちゃんとあるよ。
あなた達が留守番してくれている間に
お母さんが稼いだ大切なお金。
そのお金の行き先を決めて大切に使うことは
決して貧乏ではないよ」
世間一般的には、我が家は貧困層です。
でも、子供に
「うちは貧乏」とは言いたくない。
だって
子供を犠牲にして働いているのに
「貧乏」なんて子供に失礼。
そして
私も必死に、全力で働いているから
「貧乏」とは認めたくない。
子供も、私も、頑張ってる。
だから
「貧乏やで」
とは、言いません。
全力で頑張る貧乏人のプライドです。
いつも読んでくれてありがとう。
ノンベー