人生なればこそ、賭けるのである

私たちの人生とは、いわば選択であり、知りたいという願望であり、運命に祝福されたい、とねがう心のあらわれである。

【スプリンターズS2017大穴予想】◎ブリザードが中山に波乱の吹雪を巻き起こす!

2017-10-01 00:56:02 | 中央競馬
土曜日のシリウスステークスは、中央競馬では久々の的中となりました。

シリウスステークス/メイショウスミトモ 11番人気・単勝7,420円


4着トップディーヴォ、5着スリータイタン、6着タムロミラクルと
印を付けた馬が人気以上の走りをしていただけに、もう一声欲しかったというのが正直なところ。
せめて、ワイドくらいはと思ってしまうのは、当たった時だけに味わえる優越感みたいなもので、
土日重賞連勝なんて事は、まず稀にもおこならないし、一時の喜びを味わったのも束の間、
日曜日からまた、泥水を啜るような予想を繰り返してしまうのが、私の常。

さて、その日曜日は中山の電撃6ハロン戦・スプリンターズSがおこなわれる。
そして日本時間の23時頃からはサトノダイヤモンド、サトノノブレスが出走する
その年の欧州競馬を締めくくる大レース凱旋門賞がシャンティイ競馬場で開催。

毎年のように凱旋門賞へ日本馬が出走する昨今。
スプリンターズSでいよいよ秋のG1到来を感じる高揚感に加えて、
凱旋門賞という日本馬の悲願達成なるか!?という流れで
競馬ファンにとっては、ワールドカップとオリンピックに
匹敵するといっても過言ではないくらい充実した一日になる。


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さて、そのスプリンターズステークスだが、今年はこれといって核となる馬が存在しない。
現在のオッズをみても、1番人気~4番人気までが一桁オッズ、
5番人気~9番人気までもが10倍台という、まさに混戦と呼ぶに相応しい様相となっている。


上位人気を形成するのは、昨年のスプリンターズS勝ち馬レッドファルクスに、
今年の高松宮記念を制したセイウンコウセイの二頭に加えて
中山1200mは3戦3勝のメラグラーナ、現在4連勝中のダイアナヘイローの牝馬二頭。

混戦とはいえ、やはりG1勝ちの肩書きのあるレッドファルクス、セイウンコウセイが中心。

レッドファルクス
昨年の当レースでライバルたちをまとめて差し切り、短距離界のトップへ上り詰めた。
今年は3、1、3着と3戦すべて馬券圏内で、安田記念3着はこの馬の能力の証明。
休養を挟んで臨むローテーションは昨年と同じ。連覇に期待がかかる。

セイウンコウセイ
今春の高松宮記念を好位から差し切り、G1制覇を成し遂げた。
芝1200Mでは5戦して(3.1.0.1)と底を見せておらず、レッドファルクスとは五分の診立て。

勢いのあるダイアナヘイローと、中山巧者のメラグラーナが人気を集めるのも頷ける。

ダイアナヘイロー
目下500万下から破竹の4連勝中。
前走・北九州記念で重賞初制覇を飾った。今回、初のG1挑戦となるが、勢いはメンバー随一。
手綱を取る武豊とのコンビで、一気に戴冠を果たす可能性も。

メラグラーナ
高松宮記念で0秒9差の10着も、敗因は苦手の道悪と明らかで度外視したい。
中山の芝1200mはG3オーシャンSを含め3戦3勝。このレースと相性のいい牝馬で材料は揃った。


5番人気~9番人気の中穴ゾーンは、桜花賞馬レッツゴードンキ、
前年の高松宮記念勝ち馬ビッグアーサー、前哨戦セントウルSを制したファインイードル、
シルクロードS連覇の実績ダンスディレクター、連勝中で勢いにのるワンスインナムーンという序列。

レッツゴードンキは今年の高松宮記念で2着なら十分通用するし、
ビッグアーサーは、昨年の香港以来のレースも、実績から侮れない1頭。
ファインニードルは、初G1で鮮度、勢いともにあるので怖い。
ダンスディレクターは、昨年15着も0.5秒差なら巻き返しも。
ワンスインナムーンも、500万下でセイウンコウセイを破っており一発も。


と、なかなかに頭を悩ませるメンバー構成になっているが、
過去10年で4~8番人気は3着までというデータから、
単勝・馬連で狙うなら9番人気以下からという事になる。

あとは、マイル以上での実績がある馬、サンデー系といった好走データから絞りつつも、
競馬はデータ通りに行かないのは過去が物語っている通りで
あとは、シックスセンスを頼りに予想を組みたてていきたい。



◎ブリザード
レース映像も観ていないので、強いのか弱いのか全く分からないが、
香港馬というだけで喰い付いてしまうのは、やはり過去のスプリンターズSでの
サイレントウィットネスやウルトラファンタジーの走りを観ているからか。
ちゃんと調べもせず、「香港馬=強い」から長年脱却できない私にも問題があるし、
スタートに不安もあり、多頭数の競馬も初、早い時計での決着も未知数と
不安要素のオンパレードだが、ジャパンカップで外国馬を買うときの
戦前のモヤモヤした気持ちと、変な期待感とが混じりあった絶妙な感じは嫌いではない。
まぁ、大抵の結果は大敗か、割と走れたけど、掲示板届かずみたいな。
そして、レース後にはこう言うんですよ。「日本の馬場は合わなかった」って。
ブリザードがまさかの1着で、競馬ファンを凍りつかせてしまう展開を期待したい。

○モンドキャンノ
昨年の朝日杯FS(G1)で2着がある実績馬。
デビュー2戦目の函館2歳S(G3)で僅差2着に好走するなど、スプリント適性の一端も見せている。
3か月振りのキーンランドCは古馬と初の対戦、1年1か月振りの1200mで0.4秒差6着。
未知数な点は多いものの、距離2戦目となる今回、G1連対のポテンシャルの高さから軽くは扱えない。


▲シュウジ
前走の敗因が、DDSP(喉の変形や炎症などで呼吸がしにくくなる症状)ということが判明。
ここ2戦の内容が不甲斐なく、GIの今回は更に相手も強化で、
立て直した効果でどこまで巻き返せるかどうかだが、
昨年5番人気で4着の舞台、乗り替わりの横山典弘騎手と一発の気配が漂う。

注ラインミーティア
今年のサマースプリントシリーズ優勝馬。
重賞連続連対と目下の勢いは確かで、上位人気になってもおかしくない筈だが、
厩舎と騎手、年齢から低評価に留まっており、妙味あり。
インで脚を溜め、終いの脚を生かせる競馬ができれば再度ここでも。







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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-10-01 05:37:13
名将住友おめでとうございます!
Re:Unknown (demarogufan)
2017-10-01 09:36:34
有難うございます!
凱旋門賞サトノダイヤモンド楽しみです。

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