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【ユングフラウ賞2018予想】◎ストロングハートが姉の雪辱を果たし桜の舞台へ!!

2018-02-14 15:12:28 | 地方競馬

ユングフラウ賞は、埼玉県浦和競馬組合が浦和競馬場ダート1400mで施行する地方競馬の重賞競走。
競走名の『ユングフラウ』とは、スイスのアルプス山脈にある山の名称で、ドイツ語で「若い娘」という意味。

桜花賞のトライアル競走として行われており、この競走の上位3頭に桜花賞への優先出走権が与えられます。

09年より重賞に格上げされたユングフラウ賞は、
準重賞時代の1着賞金500万から1200万に1着賞金額がアップ。
それ故に、出走馬のレベルが大幅に向上しているのは間違いないものの、、
ユングフラウ賞馬の桜花賞での成績は【1・2・1・2】と本番で勝利したのは一頭のみとなっている。

内訳からわかるとおり、桜花賞へ未出走の馬がいて、必ずしもこのレースが桜花賞と相性が悪いわけではない。
本来ならユングフラウ賞と桜花賞を連勝する実力があった11年のクラーベセクレタは、
東日本大震災の影響でこの年の桜花賞が休止され出走する事ができず、
12年のユングフラウ賞馬アスカリーブルは同厩馬との使い分けで牡馬路線へ出走し、桜花賞へは出走せず。

そして、勝てる可能性がありながら、アクシデントがあった馬もいる。
13年のユングフラウ賞馬カイカヨソウは桜花賞直前の調教で放馬するアクシデントが影響したのか3着と敗れ、
14年のユングフラウ賞馬ノットオーソリティはゲートイン直前にラチを蹴飛ばして負傷し
競走除外と明らかに馬の実力以外の巡り合わせの悪さが祟って敗退している印象を受ける。

この悪い流れを断ち切って本番の桜花賞も連勝したのが16年のモダンウーマンだった。
今年はストロングハートを筆頭に桜花賞でも当然勝ち負け可能な実力馬が出走するだけに、
モダンウーマンに続いて2頭目の桜花賞連勝馬の輩出が期待されます。



Point・・・①東京2歳優牝馬の掲示板内馬に注目!
過去9年の連対馬16頭中、09年1着モエレエターナルと13年2着のイチリュウ、
14年2着のシャークファング、15年1着のスターローズ、16年2着ポッドガゼール、
の5頭を除く13頭は東京2歳優牝と桃花賞のどちらかのレースで掲示板を確保していた。

例外のモエレエターナルは前年の中央交流の全日本2歳優駿5着、ニューイヤーCで1着と混合重賞で勝利、
イチリュウは重賞経験こそ無かったが6戦して掲示板を外した事がゼロと安定した成績を残しており、
14年2着の昨年シャークファングは東京2歳優牝馬7着だったが勝ち馬との着差はコンマ6秒とわずか、
15年のユングフラウ賞を制したスターローズは南関転入後は2戦2勝で浦和コースでの勝利があり
16年のポッドガゼールは中央で5戦し移籍初戦がユングフラウ賞という事で、コース経験は無かったが
やはり中央のレベルの高さを考えれば、十分に考えられる好走だったといえるなど
其々、掲示板実績の無い事をカバーするだけの実績があった。

今年は桃花賞が雪の為に降雪の影響で中止となってしまったが、
東京2歳優牝馬の掲示板内馬は、グラヴィオーラ・ストロングハート・ゴールドパテックの3頭が出走。
別路線組では、ハタノサンドリヨン・クロスウィンドの2頭に注目です。


Point・・・②東京2歳優牝馬の一番人気馬は【5・0・0・0】
東京2歳優牝馬と重賞格上げ後のユングフラウ賞を連勝したのは
11年クラーベセクレタと13年カイカヨソウに16年モダンウーマンと3頭居るが、
2歳優牝馬で最先着した馬がユングフラウで先着するとは限らず、
東京2歳優牝馬2着だったクラフィンライデンは7着、3着だったキョウエイトリガーは9着、
1着したブルーセレブは3着、アンジュジョリーは5着と敗れており、
東京2歳優牝馬での着順に絶対的な信頼は置けない印象。

東京2歳優牝馬で1番人気に支持された馬のユングフラウ賞の成績は【5・0・0・0】と
出走した5頭が全勝しており昨年の東京2歳優牝馬で1番人気に支持されたストロングハートには心強いデータとなる。


Point・・・③1400m以下の距離経験に加えて、重賞掲示板以内の実績!
距離1400の重賞だけに距離適性を重視すべき印象で、中央移籍初戦だった16年ポッドガゼールを除く
過去9年の連対馬の1400以下の実績を調べると、やはり1400以下のレースで複勝率5割以上の実績を残していた。
しかしながら、単なるスピードだけで勝ち切れるレースではなく底力も必要となり
1400m以下の実績に加えてマイルの準重賞・重賞で掲示板に載った実績があるか、
マイル以上の距離で勝ち鞍を挙げている事が連対馬の必須条件となる。

やはり、Point①で残った5頭は距離経験、重賞実績ともに十分で、後先の予想になりそう。



◎07ストロングハート
東京2歳優駿牝馬の一番人気馬は、このレースで【5.0.0.0】という成績なら狙わない手はない。
馬主も(有)グランド牧場で、16年の勝ち馬モダンウーマンと同じ。
2走前のローレル賞は、最後の競り合いに敗れて3着も長距離輸送に加えて、初の左回りに乗り替わりが敗因。
前走の東京2歳優駿牝馬ではグラヴィオーラの後塵を拝したが、エーデルワイス賞では先着しており
この距離なら、こちらにアドバンテージがあるはず。左回りも2度目なら、能力全開。
浦和1600mの桜花賞は内枠が有利過ぎるコースだが、1400mのこのレースは枠不問。
全姉アップトゥユーが2着だったエーデルワイス賞を制しており、
ここも2着だった姉の雪辱を、妹が果たすかどうかドラマチックな結果に期待してみたいところ。

○12ハタノサンドリヨン
▲11ゴールドパテック
☆08クロスウィンド

相手には、8枠の2頭に、ストロングハートと同枠のクロスウィンドを。
○▲ともに左回りがベストで、このコースなら内を見ていける外枠の方が競馬がしやすいはず。
どちらも前走差す競馬で結果を出しただけに、◎を破るとすれば、この2頭になるのではないだろうか。
☆は前走から中一週と状態面が気掛かりも、大幅な馬体減がなかれば素質はあるので侮れない。






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