人生なればこそ、賭けるのである

私たちの人生とは、いわば選択であり、知りたいという願望であり、運命に祝福されたい、とねがう心のあらわれである。

門別11Rノースクイーンカップ2017予想 ◎04ジュエルクイーン ○03ユッコ ▲06ビービーバーレル

2017-07-19 22:42:14 | 地方競馬


 地方競馬では、牝馬競走の振興と牝馬の入厩促進を図るため、
今年で8年目となる 世代別牝馬重賞シリーズ
「GRANDAME-JAPAN2017」を実施します。


全国各地で行われる牝馬重賞を世代別に体系づけ、競走成績によりポイントを付与。
2歳、3歳、古馬の世代別ポイント獲得上位馬に対し、
協賛各団体から日本軽種馬協会を通じボーナス賞金が授与されます。
賞金は1位1000万円、2位200万円、3位100万円で、
地方競馬の優れた牝馬の活躍の舞台を広げるとともに、
交流を促進して魅力ある牝馬競走の実施を目指します。






グランダムジャパン2017、初戦のスパーキングレディーカップは
中央の3歳馬アンジュデジールが、昨年の覇者ホワイトフーガら古馬勢を撃破。
鞍上は横山典弘騎手と、ホクトベガメモリアルの冠に相応しい勝利となった。
アンジュデジールは、この後休養に入り、秋はJBCレディスクラシックJpnⅠが目標とのこと。




ララベルが2着と地方馬最先着を果たし、15ポイントを獲得。
ブリーダーズゴールドカップ、レディスプレリュードと
中央勢相手にあと一歩のレースが続いているだけに、重賞制覇に期待がかかる。

G・J2016古馬シリーズの覇者、トーコーヴィーナスが5着で5ポイントを獲得。
次走は7月28日、地元兵庫サマークイーン賞という事で、
エーシンクールディ、アスカリーブルに続く歴代3頭目となる連覇の期待がかかります。



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第16回ノースクイーンC(3歳上・牝・H2・ダ1800m・1着賞金500万円)

①01シャインプラチナム (阪野 学・田中正二)
②02エメンタールベルン (佐々木国・小国博行)
③03ユッコ       (高松 亮・佐藤雅彦)
④04ジュエルクイーン  (五十嵐冬・田中正二)
⑤05ステファニーラン  (宮崎光行・松本隆宏)
⑥06ビービーバーレル  (桑村真明・角川秀樹)
⑦07ユウユウ      (石川 倭・林 和弘)
⑧08バラブシュカ    (服部茂史・角川秀樹)




  ●ノースクイーンC2017各馬短評●

01シャインプラチナム
中央でデビューして7戦して未勝利だったが、2着2回、3着1回がある。
6戦目の札幌ダート1700mでは、あの世界のモレイラ騎手が騎乗し2着だった。
北海道に移籍してここまで7戦し【2-2-0-3】という成績で掲示板外は一度もなし。
母プラチナローズは、福島2歳Sを勝って阪神JFにも出走した事があり、
マリーンCや、兵庫CSなど交流重賞を走り芝・ダートで重賞への出走経験がある。
そのプラチナローズの母が、NHKマイルC3着やさきたま杯3着があるスギノキューティー。
前哨戦のNZTは2着で、どちらのレースもエルコンドルパサーが勝利している。
この馬自身は芝は1戦したのみで、ダート適正は母・祖母譲りといったところだろうか。
今回は重賞初出走で、相手も一気に強くなるし、厳しい戦いになりそう。
距離も父キンシャサノキセキで短いほうが良い可能性もあって。

02エメンタールベルン
デビュー戦2着で、2戦目に初勝利。3戦目の東京2歳優駿牝馬で5着。
クラシックでは桜花賞7着、東京プリンセス賞6着、関東オークス9着と
結果はあと一歩で掲示板という感じだったが、三冠レース皆勤は立派。
門別移籍後所詮となった前走ヒダカソウCは、勝ち馬から2.4秒離された5着。
ただ、9頭立ての9番人気とまったく期待されていなかったのだから激走といえる。
ここも、同じような面子で、人気も据え置きかもしれないが、
3歳時に東京プリンセス賞6着があるのだから、もうちょっとやれていいはず。
ダーレー・ジャパン生産馬で、母はドイツ・フランスで走って9戦4勝。

03ユッコ
このレース唯一の他地区所属馬。岩手から参戦のノーザンファーム生産馬。
中央でデビューし、3戦は芝で走るも13着、12着、10着という成績でダートへ転向。
しかしながら、未勝利を勝ったのみで、500万下を突破することはできなかった。
中央で12戦した後、岩手へ移籍。3戦目の重賞ビューチフル・ドリーマーCで2着。
勝ったジュエルクイーンとの差はわずか半馬身差だった。
中央相手の交流重賞へも積極的に参加し、結果はでていないものの、
強者を相手にしてきた経験が活きたのか、シアンモア記念を勝って重賞初制覇。
このシアンモア記念は今年で42回を数える歴史ある重賞で、
古くはトウケイホープ、モリユウプリンス、トウケイニセイを筆頭に、
メイセイオペラに、トーホウエンペラーと、岩手を代表する名馬達も制してきた。
そのシアンモア記念を牝馬で優勝したのは、ここまでわずか3頭のみ。
第2回カネマリモ、第38回トウホクビジン、そして42回の当馬である。
この事から、ヒダカソウCで地元のジュエルクイーンらに敗れたものの
シアンモア記念を勝った実績から、逆転の可能性を秘める馬であることは間違いない。

04ジュエルクイーン
門別でデビューし、2歳時は重賞を含み【2-4-2-2】という成績。
交流重賞のエーデルワイス賞で2着、笠松のラブミーチャン記念を勝利と順風満帆。
2歳暮れに名古屋に移籍し、初戦の 東京2歳優駿牝馬は5着だったが、
移籍二戦目のゴールドジュニアを勝利して重賞2勝目を挙げる。
名古屋所属馬として、5戦した後、北海道へ復帰し二戦目の北海優駿を3着。
好走するも、重賞3勝目へはなかなか手が届かず、4歳になってようやくヒダカソウCを勝利。
前の年2着に敗れていた水沢のビューチフル・ドリーマーCも勝利し重賞4勝目。
5歳になって、牡馬相手にコスモバルク記念 、赤レンガ記念を連続3着と好走。
牝馬相手に戻った、前走のヒダカソウCは2着に9馬身つける圧勝で、連覇達成。
前述のコスモバルク記念 、赤レンガ記念に加えて、道営記念でも3着があり距離は心配なし。
ヒダカソウCで破った面子が多く出走するここは、確勝級の扱いで良いのではないだろうか。

05ステファニーラン
門別でデビューしてこれまで43戦5勝の成績。母ティンバーランドはフロイラインC優勝馬。
2歳時にリリーCとフローラルCと2つの重賞を手にしているが重賞はそれ以来遠ざかっており、
一昨年のノースクイーンCが6着、昨年のノースクイーンCが5着と掲示板までの印象。
しかしながら前走のヒダカソウCで久々の重賞連対を果たした事で
似たような面子が集うここでもある程度は、やれるかもしれない。
それでも、前走から斤量が2kg増など、マイナス面もあり簡単にはいかないか。

06ビービーバーレル
中央競馬を嗜んでいる方達にとっては、馴染みのある馬名ではないだろうか。
昨年のフェアリーSの勝ち馬で、桜花賞は12番人気で9着。
ダートに転向後は、いきなり古馬相手のオープン大沼Sで2着。
続く交流重賞ブリーダーズGCでも、アムールブリエ、タイニーダンサーと
古馬ダートの一線級に次いで3着と健闘し、前途洋洋かに思われたが
そう上手くいかないのが競馬の難しいところ。3戦連続して二桁着順となって、門別に移籍。
移籍初戦の上湧別チューリップフェア特別A1戦で0.1差の2着に入り、意地を見せる。
前走のヒダカソウCは1番人気に支持されるもトップハンデの57kgが響いたか6着。
今回1kg減で、どこまで前進できるのか、今後のここでの活躍を占うレースに
なるだけに慎重に見極めたいところ。距離延長で変わり身も十分期待できる。

07ユウユウ
中央でデビューして12戦して【1-1-1-9】で、500万下では9着が最高だった。
大井に移籍して、南関東で19戦【1-1-6-11】3着が多く勝ち味に遅いタイプの印象。
その後、門別に移籍し初戦から5着、2着、6着ときて、交流重賞北海道スプリントCで11着。
これまで36戦して、1400m以下が32回、1600m以上はわずかに4回。
その4回目にあたるのが前走のヒダカソウC。これまであまり良績のなかった距離だけに
6番人気という評価だったが、それを覆す走りで3着と好走した。
今回は更に200mの延長となり、この馬にとっては初の距離。
前走の走りから、いきなりやれても不思議は無いが、それでも3着までという感じか。

08バラブシュカ
中央の芝でデビューし、4戦目のダートで未勝利勝ち。
5戦目は再度芝レース、500万下へ出走し6着と悪くなかった。
そこから10戦ダートを使うが、3着が最高着順とななり門別へ移籍。
移籍後、初戦をいきなり勝って破竹の5連勝を飾った。
しかし、瑞穂賞、 道営記念と牡馬の壁、重賞の壁を越えることができず力負け。
それ以降A1戦では4着が最高着順と、苦戦が続いているが
6勝のうち5勝しているこの門別1800mで変わり身を期待したいところ。
前々走のヒダカソウCで7着とさすがに強くは推せないが、距離に不安はない点は評価。



  ●ノースクイーンC2017予想●

◎04ジュエルクイーン ○03ユッコ ▲06ビービーバーレル

◎は、牡馬相手の重賞でも馬券圏内を確保しており、牝馬同士では力が違う印象。
 距離延長はまったく問題ないし、ここでも前走のように圧勝する可能性も考えられる。

○は、岩手から参戦し、門別は二戦目。前走の2着馬、3着馬が斤量増なのに対し、
 この馬は斤量かわらずなら、差が縮まるはず。1頭強いのがいて頭は微妙も2着なら。

▲の前走は1番人気で6着。これはトップハンデの影響で、今回1kg減で見直したい。
 








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