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【西日本ダービー2017予想】◎フリビオンがここを制し、いざ水沢ダービーGPへ!!

2017-10-22 13:59:34 | 地方競馬


六県の優駿が激突する西日本ダービー

西日本地区6県(石川県競馬事業局、岐阜県地方競馬組合、愛知県競馬組合、
兵庫県競馬組合、高知県競馬組合、佐賀県競馬組合)の主催者及び馬主協会が、
優秀な競走馬の確保と交流競走のより一層の促進を図り、
西日本地区の代表馬が出走することにより、ファンに魅力ある競走を提供するとともに、
競走馬の資質向上と競馬の健全な発展に資することを目的とするために
2016年より西日本地区6県の主催者が持ち回りで開催され、今年は佐賀ダート2000mでおこなわれる。





01オヒナサマ(佐賀)
これまで重賞は5回走り【1.1.2.1】という成績で、馬券圏外となったのは川崎のローレル賞10着のみ。
佐賀では春分賞4着を除けば、すべて馬券圏内とほぼパーフェクトな成績。
2000mは、九州ダービー栄城賞で経験済み。勝ち馬スーパーマックスとは0.2差の3着、
そのスーパーマックスがロータスクラウン賞を圧勝したのは記憶に新しいところで
やはり、この馬にも一定以上の評価はしなかればならないはず。
前走の秋涼賞では、中央から移籍してきたワンダーアマービレに0.8秒差で敗れたが、
古馬に先着しており、同世代のここならやはり力は上位とみていい。
地元佐賀の筆頭格としてここは負けられない。


03ゴールドハリアー(金沢)
金沢でデビューして、ここまで25戦とキャリアは豊富。
重賞では金沢プリンセスC3着、北日本新聞杯3着、石川ダービー2着、加賀友禅賞3着と
勝利はないものの、金沢では世代上位の力を有している事は結果が示すとおり。
ただ、1900mのMRO金賞で11着、2000mのサラブレッド大賞典で7着と
距離に壁を感じる内容で、単純に相手関係の影響が大きいとは思うものの、
1300mの加賀友禅賞は3着と、本来はこのくらいの距離がベストかもしれない。
石川ダービー優勝馬のヴィーナスアローが、前述のサラブレッド大賞典で8着、
自身も前走石川門Cもムーンファーストに完敗と、上位とは力の差を感じるだけに、強くは押せない。


04フリビオン(高知)
地元高知では、未だに馬券圏外なしと世代ナンバーワンの存在。
黒潮皐月賞、高知優駿を含む8連勝中で、三冠のかかった黒潮菊花賞には参戦せず
より賞金の高いこちらを選んだのも、その能力の高さゆえか。
前走の重賞・珊瑚冠賞でも古馬を全く寄せ付けず2着に3馬身差の勝利。
2000mは初も、地元高知の1900mでは他馬を圧倒しており、距離は問題ないはず。
ここは、初遠征という事もあり、未対戦の相手が多くいますが
連勝中の勢い、そして重賞での勝ちっぷりから、高知におさまる器ではない事は明白。
ここを通過点に、いざ、全国の優駿が揃うダービーグランプリへ。


05ロイヤルピンク(佐賀)
佐賀でデビューし、5戦目のリゲル特別を勝利。
明けて三歳初戦・重賞二戦目となる古伊万里賞は4着、重賞三戦目のル・プランタン賞で6着。
有田焼特選2着を挟み、園田に遠征しのじぎく賞に参戦するも、先手を奪えず7着という結果。
しかし、そこから地元佐賀で古馬相手も含む三連勝。
中央の500万下戦は、相手強化に加えて初芝という事もあり18着とシンガリ負けも
前々走の月見月賞では、佐賀では【12.3.1.0】の古馬ヤマイチサンライズを相手に2着と健闘。
期待された前走のロータスクラウン賞は6着とスーパーマックスには三度目の敗北を喫し、
そして、他地区所属馬に遅れをとってしまう結果に。今回も相手は揃っており、厳しい戦いになりそうだ。


06トークーブケパロス(佐賀)
地元佐賀でデビューして5戦目で初勝利をあげる。
重賞初挑戦となった筑紫野賞で2着し、重賞制覇も時間の問題と思われたが
連続して出走するも、結果は5着、6着。数戦挟み重賞へ再挑戦も6着と足踏みが続いた。
しかし、重賞挑戦5戦目となった初夏賞で2着に5馬身差をつけて勝利。
そこから二戦続けてロイヤルピンクに力の差を見せ付けられるが、
近走は充実しており、3連勝の勢いをかりて勇躍ロータスクラウン賞に臨んだが
相手は強く7着に敗れ、ロイヤルピンクにも先着されリベンジならず。
古馬相手のレース経験がないのも、ここでは物足りなく感じるし、
前走の負けからここでも大きくは推せない。


07グレイトデピュティ(笠松)
重賞は、中京ペガスターCを勝利しており、ゴールドジュニア4着、東海ダービー4着があり、
秋は、MRO金賞3着、岐阜金賞で5着となかなか堅実な成績を残している。
その前走岐阜金賞では、駿蹄賞・東海ダービーで苦杯を嘗めさせられた
ドリームズラインとの再戦となったが、やはり相手が一枚上だったが、
コースの違いはあれど、東海ダービーよりはタイム差が縮まったのは評価できる。
しかしながら、充実著しいアペリラルビーに先着された事を考えると、
そこまでの成長力はなかったというべきかもしれず、ここも掲示板内迄という可能性も高い。
中距離での経験は豊富だし、重賞実績も十分で、極めてマイナス材料の少ない馬だが
番手に付けて、直後にフリンビオンという形になると、厳しいかもしれない。


09ムーンファースト(金沢)
金沢でデビューし、【5-6-0-0】とパーフェクト連対中だったが
前々走のサラブレッド大賞典で12着と大敗し、連続連対は途絶えてしまった。
しかしながら、初重賞となったMRO金賞では、9番人気の低評価を嘲笑うかのように逃げ切り勝ち。
一気の距離延長にも対応し、相手強化をものともせず勝った競馬は評価できる。
反面、サラブレッド大賞典のようにマイペースの競馬ができないと脆さをみせるというタイプ。
前走の石川門Cでは、ヤマミダンスにしっかりとリベンジを果たしており、ここへ向けて照準は整った。
そのヤマミダンスを物差しにすれば、ここでも能力は当然上位で、あとは自分の競馬ができるかどうかだけ。


10ブレイヴコール(園田)
園田ジュニアカップでマジックカーペットから0.2差の2着。
菊水賞でもマジックカーペットから0.2差の2着と、この世代上位の存在。
3歳AB特別は、そのマジックカーペットに早めに競られたことで、
自分のペースが崩された事が原因か、それでも3着は確保した。
兵庫ダービーは、件の7戦7勝馬マジックカーペットが故障を発生し戦線離脱。
この馬の背中を追いかけていたブレイヴコールにとって負けられないレースとなった。
スタートから、果敢にハナを切り、レースを引っ張り、直線は迫る
スリーピーアイとの接戦をアタマ差制して優勝。見事ダービー馬に輝いた。
前々走のチャオ特別A2は、3番人気に推されるも、初の古馬相手、休み明けという事もあり
結果は10頭立て9着と大敗し期待に沿うことはできなかった。
しかし、叩き二戦目となった秋の鞍ではポルタディソーニの0.1秒差の2着と本来の力を見せた。
今回も相手は同世代だし、ダービー馬らしい走りを期待したいところ。



♦♦♦西日本ダービー参考レース動画♦♦♦



1着フリンビオン



6着ロイヤルピンク 7着トークーブケパロス



5着グレイトデピュティ



1着ムーンファースト 3着グレイトデピュティ



2着ブレイヴコール



7着ゴールドハリアー 12着ムーンファースト






◎フリビオン
地元高地では最早敵なしの存在で、このレースが全国へと名を轟かす切欠になるはず。
単に勝利というだけではなく、西日本の強豪が集ったこのレースで、
勝ち方が問われるというのはそれだけこの馬に対する評価のあらわれと言える。
戦績をみても、距離不問、馬場不問と、父フリオーソを髣髴とさせるし、
管理する中西達也調教師にとっては、高知優駿までは自らが手綱を握っていた相棒と
この馬を取り巻くエピソードも、後に名を残すであろう馬に相応しい。

○ムーンファースト
サラブレッド大賞典での大敗が、綺麗な戦績の唯一の傷となったが、
ある意味、あの敗北がこの馬をより強くしたとも言えるはず。
前走石川門Cは、破れたヤマミダンスにリベンジし、自分の競馬をすれば
自ずと結果はついてくる事を証明したレースとなった。
ここでも、相手より、いかにリズムを崩さずに走るかが大事。
相手は強いが、能力では引けをとっていないはずで。

▲オヒナサマ
地元佐賀でのレースとあって、地の利を活かして一泡吹かせたいところ。
九州ダービー栄城賞3着があり、勝ったスーパーマックスを物差しにすれば、十分に通用するはず。
今年初戦の花吹雪賞ではタッチスプリントを下しており、そのタッチスプリントが
ロータスクラウン賞4着、 黒潮菊花賞5着と3歳秋のチャンピオンシップで
堅実な成績を残している事を鑑みても、侮れない存在である事は明白。

注グレイトデピュティ
父は08年、重馬場でおこなわれた宝塚記念を逃切って勝ったエイシンデピュティ。
宝塚記念を逃げて勝ったのは、過去30年でみても他にサイレンススズカ、メジロパーマーと
逃げ馬として、その時代を彩っ名馬しかおらず、このまま消えていくのは惜しい。
同馬は、父にとって数少ない活躍馬となるだけに、ここで結果を残しその血を繋いでほしいところ。


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 不来方賞予想

盛岡の不来方賞は、二冠がかかるダービー馬キングジャガーの走りに注目が集まるものの
中央から移籍二戦目のワイルドソング、トゥザキングダム
移籍初戦のウニオミュスティカ、ゼルビーノ、コスモメイプルと能力が読みづらい馬が多く、
こちらのダートが合うかどうかも未知数で、一筋縄ではいかなそうです。

しかしながら、やはり水沢での実績から、本命はキングジャガーにしました。
ここを勝って地元の大将格として、ダービーGPで全国の強豪を迎え撃つという図式が一番盛り上がりますね。
相手は、中央からの移籍組を、能力は通用するはずですしあとはダートが合うかだけ。

◎キングジャガー○コスモメイプル▲ゼルビーノ注ワイルドソング





3歳秋のチャンピオンシップ(3YO Autumn Championship) 実施概要

本シリーズは、各地の3歳主要重賞競走を戦った有力馬が11月に実施されるダービーグランプリへと集結し、
地方競馬の3歳王者の座を争うもので、以下のカテゴリーに応じてボーナス賞金(馬主)が設けられています。

充実の秋、成長の秋、飛躍の秋など競走馬にとって大きな意味合いを持つ
「3歳秋」を舞台に繰り広げられる熱戦にご期待ください。




カテゴリーAの競走とダービーグランプリに優勝・・・800万円
カテゴリーBの競走とダービーグランプリに優勝・・・500万円
カテゴリーCの競走とダービーグランプリに優勝・・・300万円

※複数のカテゴリーの競走とダービーグランプリに優勝した場合は、高い方のボーナス賞金が適用されます。

2017年に「3歳秋のチャンピオンシップ」シリーズが始まり、そのカテゴリーB競走に指定され、
本競走とダービーグランプリの双方に優勝した馬の馬主にはボーナス賞金500万円が贈られます。










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