人生なればこそ、賭けるのである

私たちの人生とは、いわば選択であり、知りたいという願望であり、運命に祝福されたい、とねがう心のあらわれである。

POG2017-2018①

2017-07-25 16:44:39 | POG
先週、はやくも函館2歳Sが終わって、今更感があるのですが、そろそろPOGの話でも。
馬自体は、割と前から決めてはいたのですが、すでにデビューしてしまっている馬もチラホラ。

私を含めて参加者は6名、被っている馬もいるんですが、
約60頭、この中からクラシックを賑わせる馬が出てきてほしいですね。



まず私の今期のPOG。
15年はドゥラメンテ、16年はマカヒキ、サトノダイヤモンド、17年アルアインと
ディープインパクト・キングカメハメハの二大巨頭の産駒で、
今までPOGを楽しませてもらっていたんですが、今期はあえて入れずにやってみようと思います。

ロードカナロア2頭、オルフェーヴル2頭と、名馬の産駒4頭に期待して、
エイシンフラッシュ、ノヴェリスト、ヘニーヒューズからも1頭ずつと新種牡馬から計7頭。
残り3頭は、Kitten's Joy、Galileo、エンパイアメーカーという編成。

ロードカナロア産駒のアドマイヤヒビキ
父は説明不要の日本競馬史上最強スプリンター。
母サザンスピードはオーストラリアの馬でG1コーフィールドCを勝っている。
母父サザンイメージは、マリブS、サンタアニタH、ピムリコスペシャルHとG1を3勝。
父ディープインパクトの半兄ノーザンスピードは、
デビュー戦で16頭立ての16着に破れ、一戦のみで引退してしまっている。
これだけ聞くと不安だが、好調のロードカナロア産駒なので、成功してほしいところ。

オルフェーヴル産駒、マルケッサ
半兄に、16菊花賞、16有馬記念を制したサトノダイヤモンドがいる良血馬。
一つ上の姉、リナーテもデビュー戦を勝って二戦目のデイリー杯で6着後に骨折。
能力の片鱗を感じることができた馬だっただけに、今秋の活躍には期待したい。
偉大な兄を持ち、尚且つ父は三冠馬オルフェーヴルと周囲の期待は想像に難くない。
秋ごろのデビューとなりそうで、楽しみながらじっくりと待ちたいところ。





続いて、武安国さんの、POG馬を見ていきます。
ディープインパクトが4頭、キングカメハメハが2頭と私とは対照的な編成。
母に目を向けても、サトノダイヤモンドの母ショコンダⅡ、ミッキークイーンの母ミュージカルウェイ
そして、G1馬ブエナビスタにアヴェンチュラ、加えて仏オークス馬サラフィナと
まさにPOGでしかできない豪華な面子になっています。

高額良血馬サトノ冠名の3頭が、どこまで活躍してくれるかが鍵となりそうですが、
これまでPOG期間内で成功をおさめたと言える馬はサトノダイヤモンド、サトノラーゼンくらいで、
サトノノブレス、サトノアラジン、サトノアーサー辺りは、POG的には期待はずれの印象。
まだ、身体がしっかりとしてない為、POG期間内にはなかなか能力発揮できませんでしたが
最低でも1勝は挙げており、重賞でも掲示板内の活躍なら十分とも言えます。





次は、廖化さんの、17-18POG馬を見てみます。
ディープインパクトが三頭、新種牡馬オルフェーヴルが2頭いて、あとは一頭ずつ。
やはり注目は、フランケル×ウオッカのタニノフランケル

半兄のタニノアーバンシーは、6戦目で未勝利勝ち、500万下を2着、3着の後
500万下、1000万下を連勝。前走は、4ヶ月ぶりのシンガポールTC賞で5着だった。
日本にいるシーザスターズ産駒の中で、1000万下を勝ったのはタニノアーバンシー1頭のみ。
タニノフランケルは、今年日本で大活躍したフランケル産駒という事で、
日本の馬場への適応力という意味では、シーザスターズより上なのではないだろうか。

気になるもう一頭は、アンライバルド産駒のサクセステーラー
父アンライバルドは皐月賞馬で、初年度から東京ダービーを制したバルダッサーレを輩出。
数少ない父の産駒から、活躍馬が出てくるのか、この馬を含めて注目していきたい。





馬岱さんのPOG馬はディープインパクト2頭、キングカメハメハ3頭、
ルーラーシップ2頭で、あとは1頭づつという編成になっている。
キングカメハメハ産駒3頭のうちの2頭リシュブールオーフルテソーロは、
名牝エアグルーヴの血を引いており、その血統背景から
ドゥラメンテのような大物が出る下地は、十分に備わっていると思う。

新種牡馬ローズキングダム産駒のアンブロジオ、モンテロッソ産駒のスズカノロッソに注目。
アンブロジオの母系を遡ると米2歳G1フューチャリティSを勝ったキュヴェがいて、
父ローズキングダムは、ここまで未勝利勝ちの産駒が1頭出ており、
同じく新種牡馬のオルフェーヴルやエイシンフラッシュと比べても、
勝ち上がり率そのものは負けておらず、アンブロジオにも期待が持てそうです。

スズカノロッソの母系をたどると、サイレンススズカの母ワキアに辿り着く。
父モンテロッソは12年ドバイワールドカップ優勝馬で、祖父はあのドバイミレニアム。
最速の機能美と20世紀最強馬の血を引くスズカノロッソには、期待を抱かずにはいられない。





陳宮さんのPOG馬は、この記事を書いている間に4頭が出走済み。
今期のPOGで注目を集めていたイッツパーフェクトが9着と期待を裏切る結果に。
同じく注目されていたゴールドシップの全弟ゴールドフラッグも、新馬戦で4着。
とはいえ、アパパネ産駒ジナンボーがデビュー戦を勝利した事は朗報。

デビューを控えている馬の中には、あのモーリスの全弟ルーカスに、
今年のクラシックを盛り上げたファンディーナの半弟グランソードなど、
話題に事欠かない楽しみな素材が揃っており、前述のジナンボーを筆頭に
来年のクラシックを盛り上げてくれるのではないだろうか。





袁術さんの、POG馬はご覧の通り人気上位馬をズラリと揃えた豪華な陣容。
今期のPOGで最も注目を集めていたといっても過言ではないヘンリーバローズ
新馬戦は若さを感じさせるレース振りで、圧倒的一番人気を裏切り2着という結果に。
全兄シルバーステートもデビュー戦で負けている事を考えると、ここからの巻き返しも十分。

先週の新馬戦を勝ち上がったのは、新種牡馬ロードカナロア産駒のトゥザフロンティア
兄達が果たせなかったクラシック制覇をこの馬が成し遂げるのか、注目したい。

他にも、ビワハイジ、シーザリオ、スターアイル、シンハリーズと名牝達の産駒がおり
一番トップの座に近いと思えるが、そう上手くいかないのがPOGの面白いところ。




デビューできずに終わってしまう馬や、故障してしまう馬など見てきているだけに
全馬無事にとは思うが、それはなかなか難しい事。

追々、その後の経過なども書いていきたいところ。



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