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金沢11Rサラブレッド大賞典2017予想◎ムーンファースト○ヤマミダンス▲デルマキミコイシ

2017-09-10 02:44:06 | 地方競馬



3歳秋のチャンピオンシップ(3YO Autumn Championship) 実施概要

本シリーズは、各地の3歳主要重賞競走を戦った有力馬が11月に実施されるダービーグランプリへと集結し、
地方競馬の3歳王者の座を争うもので、以下のカテゴリーに応じてボーナス賞金(馬主)が設けられています。

充実の秋、成長の秋、飛躍の秋など競走馬にとって大きな意味合いを持つ
「3歳秋」を舞台に繰り広げられる熱戦にご期待ください。




カテゴリーAの競走とダービーグランプリに優勝・・・800万円
カテゴリーBの競走とダービーグランプリに優勝・・・500万円
カテゴリーCの競走とダービーグランプリに優勝・・・300万円

※複数のカテゴリーの競走とダービーグランプリに優勝した場合は、高い方のボーナス賞金が適用されます。





2017年に「3歳秋のチャンピオンシップ」シリーズが始まり、そのカテゴリーC競走に指定され、
本競走とダービーグランプリの双方に優勝した馬の馬主にはボーナス賞金300万円が贈られます。

この「サラブレッド大賞典」は、
2005年から金沢三冠競走の最終戦として位置付けられていましたが、
3歳路線の充実を図る目的で2017年の今年、「石川ダービー」が新設され
尚且つこのダービーシリーズに組み込まれたという訳なんです。

昨年までは、金沢三冠といえば、
「北日本新聞杯」→「MRO金賞」→「サラブレッド大賞典」
という流れで行われていたんですが、

今年からは、上記の番組改編に伴い石川ダービーが追加され、
「北日本新聞杯」→「石川ダービー」→「MRO金賞」→「サラブレッド大賞典」
となり、なんと金沢4冠になりました。

それだけでも驚きなんですが、牝馬の場合は、先月8月末におこなわれた
加賀友禅賞を加えて、なんと完全制覇で5冠という編成になりました。

このサラブレッド大賞典は、
一昨年15年に、1着ライブザドリーム、2着アイナ
昨年の16年は、1着スマイリーキュート、2着ウインプリマ
と、二年連続で牝馬がワンツーという結果になっています。
今年の出走馬12頭に対して牝馬は半数を占める6頭と、今年も牝馬の好走が期待されます。

中心となりそうなのは、金沢三冠それぞれの勝ち馬。

一冠目の北日本新聞杯を制したヤマミダンス
二冠目の石川ダービーを制したヴィーナスアロー
三冠目のMRO金賞を制したムーンファースト

三冠をそれぞれひとつずつ分け合った三頭が揃い踏みと、胸熱な展開。

競馬だと二強は両雄並び立たず、三強は堅くおさまるというような事も言われますが、
戦績をみても、三強と言えるほどのバランスではなく、
MRO金賞を制したムーンファーストが頭一つ抜けているように思います。

そのムーンファーストとヴィーナスアローは、同じ金田一厩舎なので、
そういった事も考慮しながら予想を考えていきたいところ。

サラブレッド大賞典は、9月10日金沢競馬場11R 17:00発走。
中央の最終レースが終わっても十分に間に合う時間ですね。
儲けを更に増やすも良し!負けを取り返しにいくも良し!
金沢競馬三歳馬の頂上決戦、サラブレッド大賞典が待っています!





♦♦♦サラブレッド大賞典有力馬評♦♦♦

01ヴィーナスアロー
金沢でデビューして、4連勝で金沢プリンセスCを制した。
次走の金沢シンデレラCでは、初対戦のヤマミダンスの後塵を拝し3着。
それでも、後の東京プリンセス賞勝ち馬アンジュジョリーとはアタマ差で、能力の高さは示した。
兼六園ジュニアCは、クビ差凌いで勝利し、これで金沢プリンセスCに続き重賞2勝目。
続く金沢ヤングChでは、ヤマミダンスとの再戦となったが3馬身差の2着に敗れる。
準あての木賞勝利後は、中央の東京芝1600mクイーンCへ出走し16頭立て11着、
浦和のユングフラウ賞12着を挟んで、再度中央の中山芝1800mのフラワーCへ出走もシンガリ負け。
そして、地元の石川ダービーへ、とマキバオー的な破天荒なローテーションで臨んだが、
なんと2着に2・1/2馬身を付ける完勝で、ライバルのヤマミダンスを4着に下してのものだから
これまでの溜飲が下がったというか、中央・南関東への遠征は無駄ではなかったという結果。
前走MRO金賞は、3番人気ながら9着と大敗してしまったが、これはフラワーCで25kg減り
石川ダービーで18kg増えた馬体重が、反動として影響したかもしれない。
ただ、そのMRO金賞を制したのは同厩のムーンファーストで、今回は三頭出し。
多頭数出しは人気薄を狙えという格言もあるし、前走大敗で支持率が落ちているなら狙いたい。
ダービー馬だけに、体調さえまともなら、侮れない力をもっているはずで。


02カトリーヌスリジエ
金沢でデビューし、16戦目で重賞初挑戦。
その初挑戦の重賞となった加賀友禅賞は、同世代の牝馬が集う一戦。
北日本新聞杯を制したヤマミダンス、石川ダービー2着ゴールドハリアーなど
世代トップクラスの牝馬相手に、試金石となるレースで4着と健闘した。
前述のゴールドハリアーには屈したものの、ヤマミダンスには3馬身差で先着。
十分に遣り合えるだけの力がある事を証明したが、今回は距離2000mと、
経験のない距離でどんな走りができるかは未知数。
ただ、1400mではムーンファーストに勝った経験があり、切るのも怖い。


03ヤマミダンス
金沢でデビューして、5連勝。三戦目の金沢シンデレラCで2着下した馬が
後に東京プリンセス賞を勝つアンジュジョリーなのだから価値は高い。
笠松のラブミーチャン記念、地元の金沢ヤングCh、名古屋の梅桜賞と
3つ競馬場で重賞制覇し、堂々と地元金沢の北日本新聞杯へ出走。
そして、その北日本新聞杯を2着に5馬身差(1.0秒差)を付けて圧勝し、一冠目。
続く石川ダービーも確勝と思われ、1番人気に支持されたが、
ヴィーナスアローの乾坤一擲の走りの前に4着に敗れるという屈辱を味わった。
巻き返しをはかりたい三冠目のMRO金賞では、伏兵ムーンファーストに破れ2着。
前走の加賀友禅賞では、同世代の牝馬同士と相手弱化にもかかわらず5着と、
石川ダービーでの敗北からどうにも歯車が狂ってしまったように感じられる。
ただ、前走は距離が短すぎた影響もあり、一気の距離短縮が響いた。
それでも掲示板内なら、2000mのここでの巻き返しは十分に考えられる。


06ゴールドハリアー
金沢でデビューして、ここまで23戦とキャリアは豊富。
重賞では金沢プリンセスC3着、北日本新聞杯3着、石川ダービー2着、加賀友禅賞3着と
勝利はないものの、世代トップクラスの力を有している事は結果が示すとおり。
1900mのMRO金賞で11着で破れ、1300mの加賀友禅賞で3着しているように
本来はこのくらいの距離がベストなのかもしれないが、石川ダービー2着があるのは、
距離の融通性があり、相手なりに走るタイプかもしれず、紐には加えておきたい。


07サッキーヘラクレス
北日本新聞杯では、1番人気にヤマミダンスにちぎられたものの、
7番人気で2着とこの馬自身は周りの評価以上の走りを見せた。
そして、続く石川ダービーでは3着と、5馬身差を付けられたヤマミダンスに先着した。
MRO金賞では、再度の好走はならず7着に敗れたがダービー馬ヴィーナスアローには先着。
そして、そのMRO金賞の勝ち馬ムーンファーストに、前走で勝利と
前走の勝ち馬に必ず次走で先着してしまうという、面白い戦績の持ち主。
ただ、その時は1400mで、今回2000mに延長する点がどうかが気掛かり。
掴みどころのない強さを秘めているだけに、ここも期待したくなるが。


09デルマキミコイシ
金田一昌厩舎、ヴィーナスアロー、ムーンファーストに続く三本目の矢。
中央で3戦して未勝利で金沢へ移籍。破竹の5連勝を飾るも前走で3着になり、連勝途絶えた。
移籍以降は1400mを中心に使われており、距離延長への対応は未知数だが
中央時代の三戦の内訳が、芝1800m、ダ1800m、芝2600mと中距離以上の経験があるのは強み。
前走の敗戦も、1.2着馬がともに中央デビューした馬であり、能力は高かった。
どいやさ祭特別では、前述のムーンファーストを破って勝利しており、その再現を狙いたい。


11ムーンファースト
金沢でデビューし、これまで【5-6-0-0】で、パーフェクト連対。
初重賞となったMRO金賞では、9番人気の低評価を嘲笑うかのように逃げ切りを決め優勝。
前走から一気の距離延長も、ものともせず勝った事は評価できる。
今回の出走メンバーでは、カトリーヌスリジエ、デルマキミコイシ、サッキーヘラクレス
に先着を許しているが、どれも1400mでのもので、今回は参考にできるか微妙。
2着と1着を交互に繰り返しており、順番からは今回は1着の番で、軸には最適か。



♦♦♦サラブレッド大賞典参考レース動画♦♦♦




1着ムーンファースト 2着ヤマミダンス 7着サッキーヘラクレス
9着ヴィーナスアロー 11着ゴールドハリアー 12着アポロノリュウジン



1着ヴィーナスアロー 2着ゴールドハリアー 
3着サッキーヘラクレス 4着ヤマミダンス




◎ムーンファースト
MRO金賞の再現を狙ってみたい。
前走からの距離延長がこの馬にとってはプラスなはず。
デビュー戦以外は、2着に敗れたレースはすべて僅差と安定感から軸には最適。

○ヤマミダンス
世代上位の能力をもっており、逆転の可能性も十分に残されている。
前走加賀友禅賞は距離不足で5着、MRO金賞2着なら延長のここは再度好走期待できる。


▲デルマキミコイシ
前走で連勝は途絶えたが、重賞前に強い相手とやった経験はプラス。
距離延長も、中央時代は芝2600mへの出走経験もあり、
案外このくらいの方が合う可能性もある。












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