81.06（42.83／38.23）

やはりというかやはりですね、としか言いようがないです。女子で８０点台が出ましたよ！男子が８０点台を出すのとは違います。

念のため説明しておきますが、男子はPCSがそのまま計算されるのに対し、女子は0.8掛けになります。

男子のMAXが50点ならば、女子のMAXは

50×0.8=40

女子のPCSのMAXは40点になるのです。

男子より１０点も低くなるのです。

メドベデワ選手のPCSは

9.54

9.43

9.57

9.57

9.68

これを合計すると

となります。

この得点は、団体戦男子シングルショートプログラム１位の宇野昌磨選手のPCS

を上回る得点です。

いかに演技構成点が高いかがよくわかりますね。

後半に３本のジャンプを持ってきたことで1.1倍、スピンやステップでも加点の嵐で女王の演技にふさわしい得点となりました。

タノジャンプも両手と片手をミックスさせ工夫されていました。といっても正直メドベデワ選手のタノは食傷気味なんですけどね。

国内大会では女王の座を譲りましたが、オリンピックでは再び女子の座に戻りそうですね。（やっぱり強いよ！！）

75.10（36.96／38.14）

3T-3Tではなく3F-3Tに挑んできました。ですが3T＜と、トーループでアンダーローテーションを取られてしまいました。

しかしそのほかのジャンプは加点も多く、また演技構成点も安定しているため高い得点となりました。

ジャンプは幅があり着氷後の流れもありますが、加点が多い気がしました。スピンの加点も多く感じました。スピンのことはそれほどわからないのですが、回転速度があまり速くないと思うのですけどこの加点でいいのでしょうか？ポジションは確かにぶれずに綺麗でしたが。ほんの少しずつの加点が合わさるとここまでの得点になるのですかね。

31歳とレジェンド並みのフィギュアスケーターなので頑張ってほしい選手なのですが、ミスがあってもここまでの高得点となるとこのオリンピックは盛りの傾向にあるのかな？と思ってしまいました。（←結構ぶっちゃけましたw）

71.38（36.96／38.14）

冒頭のジャンプ3F-3Tはオーバーターンの後に3Tがつきました。その3Tは＜表記、アンダーローテーションでした。GOEは-1.80でした。３回転ジャンプのマイナスのMAXは-2.10なのでこれで妥当なのかなぁ？転倒した訳ではないのでこのくらいのマイナスでいいのかな？

続く3Lzは！表記。軽度のエッジエラーです。GOEは0。！がついてもGOEにマイナスがつかない場合はありますのでこれも妥当なのかなぁ？

基本的にスピードがあり、ジャンプに幅があるのでもともと加点の多い選手ですが。

演技構成点もなかなかの高得点。宮原選手より1.66高いものでした。（←なんかモヤモヤしてます）

68.95（34.33／34.62）

コンビネーションジャンプは綺麗に決まったかに見えました。連続ジャンプの3Tは解説の方が言われていた通り回転不足を取られても仕方がない？微妙？見方によれば大丈夫そうに見えなくもない？と思いましたが、回転不足を取られました。これはもう仕方がないことなのか？

と思っていたら3Lzでも回転不足を取られていました！これはちょっと厳しすぎやしませんか？いつもさっとんには厳しいと思っていますが、これを回転不足と取るんですか？このくらいなら回転不足を取らない時もあるのでは？ジャッジの気分に左右されている気がしました。見た目じゃなく分度器できちんと測ってほしーい！

ジャンプミスのあったオズモンド選手が７０点台を出して、ノーミスな宮原選手が６０点台という・・・。

ジャンプもそうなんですが、PCSも気になりました。

オズモンド選手は９点台のものもあるのに宮原選手はファイブコンポーネントが全て８点台です。コストナー選手は全て９点台ですけどね。メドベデワ選手は別として、本当にそこまで差があるのかな？と思ってしまいました。宮原選手はスケーティングには定評がありますからね。演技力もぐっと上手くなりましたし。

私は素人なので細かい分析はできないのですけど、見たところの印象ではそこまでの差はなかったような・・・。

世界中で物議を醸しているようなので、個人戦ではこの世界の叫びが反映されることを祈ります！（←結構ぶっちゃけました）