以前書いた、娘のルームメイトの話
その後も、娘とルームメイトの冷戦状態は続いていた。
ルームメイトと顔を合わせるのが嫌で、いつも図書館や寮内の勉強室で勉強をしていた娘。
ラッキーだったのは、勉強室や図書館で、沢山気の合う友達ができたこと。
そのおかげで、ルームメイトの問題もなんとか乗り越えられている。
ただ娘は周りに人がいると気が散ってしまうタイプで、できれば自分の部屋に籠って勉強したいと願っていた。
先日、そのルームメイトが、突然謝ってきたという。
それを聞いて、かなり驚いた。
というのも、私は、ルームメイトと娘はただ相性が悪いだけで、それに強迫性障害の娘の被害妄想がプラスされ、仲がこじれているいるのかも?と思っていた。
が、謝ってきたということは、つまり故意に嫌がらせをしていたのを認めたことになる・・・・・。
しかし、ルームメイトの謝罪より驚いたのは、その次に出た彼女の言葉。
「私、部屋の鍵なくしちゃったみたいだから、
これからは、いつもドアの鍵閉めない状態にしておいてね。」
部屋の鍵をなくすと、$100の罰金を支払わなくてはいけない。
娘のルームメイトは罰金を払いたくないので、寮のリーダー達にも鍵を失くしたことを黙っておいてくれと言ったらしい。
寮内は安全だと思うが、誰もいない時に何か盗まれたり、娘一人の時に、突然誰か入ってきたりしても怖い。
寮のリーダー達に報告するよう言うが、娘は、
「弱みを握っているうちは、彼女は何もしてこないから、このまま黙っておく。
これで、暫くは部屋で勉強できるし・・・・。」
あれだけ娘に嫌がらせをしておいて、自分の立場が悪くなったら協力しろだなんて、娘のルームメイト、やっぱり頭がおかしいんじゃないだろうか?
それに、今$100払わなくても、寮を出る時に鍵を返さなければらなくなる。
その時には絶対払わせられるだろうに。
それにしても、一体何が原因でうちの娘は嫌がらせをされていたんだろう?
未だに疑問。