あなたが不倫を嫌いであることはかまわない。
あなたの心の自由である。
しかし、不倫している人を公に批判し叩くのはイジメである。
あなたの感情が正義ではないし、ましてや権力に与えられたルールを道徳という言葉で語るものでもない。
不倫が法律で禁じられている正体は、あくまでも権力が社会を維持、又は支配するための都合である。


どんな時代でも、どんな世界でも、人の心は常に自由である。
しかし、公に叩く自由などというものは存在しない。
それは自分自身が背負うことになる業を生じさせるだけである。

 

赤の他人がもっともらしく、人の個人的な心の価値観に対し、つべこべいう資格も権利も無い。
他人や社会が個人的な心の自由に対して、価値観を強制するのは罪である。
不倫関係である当事者たちの心の問題であり、それもまた当事者たちの心の自由である。
異性に恋をしようが、同性愛者だろうが、相手が異国の人であろうが、あるいは人間より他の動物を愛していようが、片想いだろうが、両想いだろうが、近距離恋愛だろうが、遠距離恋愛だろうが、歳が何歳離れていようが、不倫だろうが、人々のプライベートな心は自由なのだ。

 

不倫という状態が、あるいは不倫をしているその人のことを「嫌いだから」「気に入らないから」あるいは「嫉妬」「妬み」を感じ、批判し嫌がらせをする。
イジメそのものである。
因果応報であるから、当然こういった人間はその分不幸になる。
誰のせいでもない。自分自身が生じさせた業である。

 

不倫に良いも悪いもない。
芸能人だろうが政治家だろうが一般人だろうが同じこと。
あくまでも当事者たちの心の問題なのだ。

 

 

 

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