春が来た|姉母は深刻?

朝から急に春日になった。
思い切って暖房を切っても少しも寒くない。
3月中頃の気温なのだとテレビで言っていた。
もう2週間もするとこんな日が来るのかと思うと心が弾む。

掃除機をかけるときなこが逃げていく。
行き先はいつも松山きょうこ作のカシミヤのひざ掛け。
カシミヤの感触を味わう贅沢なワンコ。

庭先は水仙の葉が伸び、クロッカスがいつの間にか咲いている。
今年は狭い庭にたっぷりチューリップの球根を入れている。
未だ、葉先が1cmのぞいているだけだけれど、2週間後は賑やかな庭になるだろう。

午後から施設の主治医と面談があった。
姉母は、インフルエンザでかなり命を削っているので、今後何かあるとそれが命取りになる可能性が高いだろうと言われた。
私から見ると姉は絶好調。
先週の深刻な症状は無くなり、夜はたっぷり眠るようになった。
そばに人がいると「トイレ」としきりに要求していたけれど、薬が効いて来たのか全く言わなくなった。
私が帰ると1時間後から始まったナースコールが9-10時間空くようになった。
心配で見に行くと「いびきをかいて寝てました」と報告を受けた。
心なしか顔色も良いように思える。
けれど、いつ崩れるか分からないと言われれば、今一番いい顔を見せてくれているのかなーと顔を覗き込んでしまう。
私は「姉母も私もスローフィニッシュを望んでいる」と主治医に告げた。

トップ写真は川北成彦作 瑠璃雛

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