日本人は世界一、英語を学ぶのが難しい

 

英語圏の大学に留学したい人はみんな
英語力を測るテスト（ＴＯＥＦＬ）を
受けなくちゃいけないんだけど

２０１６年のデータによると

TOEFLの点数が
日本は全１７０ヶ国中

なんと１４５位。

スピーキングではなんとなんと
コートジボワール、ギニア、

ブルキナファソ（どこ？）と並んで最下位！

最下位って

簡単になれるもんじゃない

これはこれで、すごいこと
これにはちゃんと、理由がある
 

日本人は世界一

英語を学ぶのが難しい

 

理由はいくつかあるけど

 

ひとつは

 

英語が話せなくても

困らないから

当たり前のようで

当たり前じゃない話

困らないから

学校の英語教育のレベルも

長年、上がらなかった

明治時代

日本が開国したばかりの頃
日本にはチョコレートや

ビスケットなどと一緒に
たくさんの抽象的な（高度な）

言葉が入ってきた

でも当時の日本語には例えば
「自由」「社会」「経済」

なんて概念自体なくて
翻訳さえできなかった

そんな中で登場したのが

福沢諭吉の

「学問のすゝめ」

この本の中で

抽象的な概念について

一生懸命、説明して

世の中に広めた

 

そしてこの本は

空前のベストセラーに！

これによって日本語のレベルが

グッとアップ！

その後もこの流れに乗って
科学用語もどんどん

日本語に翻訳されていき

日本語は世界でも有数の

先進的な言語に成長した

だから日本人は当たり前のように
大学の講義も全部

日本語で受けるけど

英語を理解できないと専門的な学問を
学べない国が実はたくさんある

だから大学を出て仕事を手に入れるために
みんな必死で英語を勉強するわけ

日本人は日本にいる限り

日本語が話せれば
好きなことをしっかりと

学ぶことができた

だから英語が話せなくても

全然困らなかったというわけ

 

だから抽象的思考力を

高めてあげるためにも

 

このスバラシイ日本語を

しっかりと教えてあげよう

 

その上で

英語も楽しませてあげよう