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ラピュタみたいな島☆友ヶ島(其の2)

2017-10-14 12:36:26 | ラピュタみたいな場所

ラピュタを彷彿させる島☆友ヶ島

 

「前回までのおさらい」加太フェリー乗り場

友ヶ島へ出発GO!

友ヶ島の野奈浦桟橋に到着

探索スタート! 野リスの出迎え(*^-^*)

神社にお参り

途中にあった今は使われていない赤レンガで出来た建物

第2砲台の方へ出発

約900mほど行くと第2砲台に到着

朽ちかけた赤レンガに巻き付くシダが廃墟感を醸しだしています。

建物の中は、崩落の危険があるので、中へは立ち入り禁止になっている。

海に落とされた、砲台の台座。終戦時にアメリカ軍が使えなくする為に砲撃したらしい。

第1砲台へ

ちょうど鉄格子のあった門の裏側になります!

昔に栄えた都市の廃墟みたいです!

 

友ヶ島灯台

台風の時の実況中継で有名な潮岬灯台と同じ設計者で、英のリチャード・ヘンリー・ブラントンが設計しました。日本で8番目に建てられた灯台です。

これは装甲掩蓋と呼ばれる観測所跡。ここ友ヶ島の他には佐世保の要塞跡にしかない貴重な遺構です。

 中に入れます。

錆びたボルトナット

天井部も円形でおしゃれ!

 第5砲台の方へ

石柱と案内板を発見

 

弾薬庫の正面入口

中から見た所

 

(其の2)

 

旧海軍調音所跡へGO!

洗い場なのか貯水槽なのか、目的が不明な物がありました。大きさは、畳1畳ぐらいです。

旧海軍聴音所跡に到着。進行方向からこんな風に見ながら近づいていきます。

正面から見た所です↑

正面入口の右側の窓です。↓

中に入ってみます。

レンガ壁が剥がれ落ちて、間仕切り壁が無くなっています。

明りを取りいれる為なのか、窓がいくつもあります。

真ん中にある土台は、聴音探査の機器を置いていた土台なのでしょうか?それとも炊事場?コンクリート製でしっかりとしています。

 

聴音所と分かったのはいつ?

ここの建物が、旧海軍の聴音所と分かったのが、つい最近の2002年になってからだそうです。終戦時、軍事施設などの情報は機密とされ、情報が外部へ出されなかったのと、終戦前にここに所属していた部隊が、別なところに配属され、ここのことを知っている者が少なかったのも、つい最近まで知られなかった理由の一つだそうです。

ここの天井材には、木毛セメント材(今はあまり使われていない建材)が張られ、吸音効果があるんだそうです!

 

ちゃんとトイレもありました。

四角い穴を発見!人が寝転んで這っていけるぐらいの大きさです。

四角い穴の外側は、こんな感じになっています。

海側の窓です。↓ 

平屋創りに見えますが、2F展望楼があります。

 

木が多い茂っていますが、展望楼になっています。

展望楼部分にある、昇り降りするための開口部です。当時は階段があったのでしょう。

 

ぐるーと1周回って、正面部分に出てきたところです。

何かの土台の跡があるので、昔ここにも何かが建っていたのでしょうね!

 

 

旧海軍聴音所を後にして、小展望台の方へGO!

石積みの四角い石柱が4本立っています。

小展望台を後にして第3砲台へ

歩を進めると、時間が止まったままの空間みたいなところへ来ました。

道路脇の下を見ると、何かの入口みたいのを発見しました。

下に降りていく階段があります。

下から上側を見た所です。

なんだかラピュタ感が出てきました(*^-^*)

トンネルの中は、真っ暗です。

本当に、何も見えません!

懐中電灯かスマホライトが無いと、怖くて入っていけません。

トンネルの向こうに、もう一つのトンネルが・・・!

出口を発見!

円形の丸い台座みたいなものが在ります。

ここがラピュタを彷彿されると言われた場所ですね!

ロボット兵が今にも出てきそうです。

この砲座跡は、トンネルで繋がっていて、全部で4ヶ所あります。

次のトンネルに入っていくと・・・!

2つ目の砲座跡

もう一つのトンネルにも入っていくと

ここには人があまり訪れていないのか、木々が多い茂っています。

トンネルはまだ続きます。

雨水なのか、水が溜まっていました。

トンネルを戻ってもう少し先に進みます。

 

大昔に栄えたの都市の跡みたいです!

第3砲台前のメインストリートです。

ここが友ヶ島で一番有名な場所です。

ここで、写真や絵を描いている人がたくさんいました。(#^.^#)

 

 実際どうやって大砲を打ったのか?

山の中に砲台が在るのに、どうやって敵船に対し攻撃したのでしょうか?海沿いならわかるけど。

 

当時使われていたのと同じような大砲↑

当時の砲台の写真(深山重砲兵聯隊 二十八糎榴弾砲々台) → 友ヶ島第3砲台ではありません。
「28cm榴弾砲。曲射弾道で、艦船の甲板を射撃する大砲。着弾すると榴弾がはじけ飛び、広い範囲にダメージを与える。砲弾の落下速度の増加も考慮し、高い山頂や丘陵に設営された。」この様な砲台が友ヶ島にも設置されていました。

砲台からどのように砲弾が出ていたか?
「平射砲と違い、放物線を描いて砲弾が飛んでいくため、前面には胸(きょう)しょうと呼ばれる低い防護壁がある。」→友ヶ島の場合は、山の斜面が防護壁になっています。

 

第3砲台の弾薬庫です。

中に入ってみます。

沢山の部屋に分かれています。

中は、真っ暗で、明かり無しでは、何も見えません。

ここに昔は、沢山の砲弾が貯蔵されていたんですね。

赤レンガの古びた感じがいいです。カメラのシャッターを押してしまいます。

 

ここで第3砲台を後にして先に進みます。

 トンネルを抜けると、赤レンガの建物が2つ見えてきました。

 

左側が将校宿舎、右側が発電所の跡です。

将校宿舎の裏側の窓から見た所です。奥に銃座窓が見えます。

中は、意外に和風な作りです。

崩落がひどく、床や壁などが無くなっています。

 将校たちの憩いの場だったのでしょうか?

 

 

将校宿舎側から見た、第3砲台へ抜けるトンネル

 

次は探照所跡の方へ進みます。

 

道中にある石柱。配線用の物らしい!

探照灯跡に到着

 

当時は、この上に探照灯が据えられていたのでしょう!

 

今回は、朝9:00加太発→友が島行きのフェリーに乗ってきました。この探照灯跡付近で休憩も含めて、約3時間ぐらいの所要時間で来れました。パンフレットに載っているハイキングモデルコースの名所探訪コース(3.3km)標準所要時間2時間30分を参考にしました。

色んな見どころが沢山あり、けっこう楽しい一日になりました。この場所から、10分ほど山道を下って行くと、朝、到着した野奈浦桟橋前の、広場に降りていけます。そこで持ってきたお弁当で昼食を取り、しばらく帰りのフェリーが来るまで、ぼんやりと景色を見たり、おしゃべりをしたりして、帰りの1:30の加太行フェリーに乗って、帰路につきました。住まいが関西エリアということもあって、日帰りで行け、フェリーにも乗れて離島に行って探訪することが出来るとてもいい場所でした。島内には宿泊施設もあるそうです。今回は、夏の気配がまだ残っている時にきましたが、秋めいた季節も、また違った雰囲気が得られそうで、もう一度来てももいいかなと思います。

このブログが、少しでも参考になれば幸いです。(#^.^#)

それではこの辺で失礼します!  Have a nice day!

 



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